イベント帖@EWE

◆オーク編◆

 

概要 第1週 第2週 第3週 第4週 第5週 第6週 第7週 第8週 第9週

 

オーク編概要@様々な噂 2001/05/18〜2001/07/13頃まで

プロローグ

 ブリタニアの街々に、怪しいオークキャンプの目撃談や羊の誘拐など、不思議な事件の噂が流れている。
 これは新しいオークキャンプを意味するのだろうか?オークの専門家によれば、そのようなことは考えられないとしている。
 コーブのそばに住み長年オーク狩りをしてきたドゥイジット氏は次のように語っている。
 「オーク達は、わしの家のあるコーブのそばでいつも見かけることができたんだが、最近すっかり見掛けなくなったのさ。わしが庭に新しい草木を植えたというのに、毎年恒例にもなっていたオークによる庭荒らしが起きやしない。」
 理由はわからないが、間違いなくオークは移動を始めているようだ。一体何のために?その理由はまだ誰にもわからない…。あるいはオーク自身に聞くしかないのだろう。

 

 

解説

 ということで、オークがメインの物語の展開が始まります。
 オークに一体何があったのか? 何が起ころうとしているのか? このあたりがストーリー展開の骨になっています。

 BNNで来週のイベント内容の予告→その週になればキーワードに基づき新アイテム、新モンスターの追加→その週のイベント展開というものが一つの流れです。
 ただ、新アイテム、新モンスターの追加はない場合もあります。

 

 

 

第1週:Dudagogの物語 2001/05/18〜2001/05/23

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「Dudagogの物語」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○シャーマン
○敵のいない贅沢な暮らしから肥満になるオークさえいた
○新しい丈の長い武器の訓練
○シャーマンの恐ろしい力は、オークの周りに溶岩が煮え立つほどの熱気を発生させられること
○シャーマン達は朝早くから夜遅くまで訓練を行うことで、早期に攻撃部隊の準備を整えることを望んでいた
○この見えない危機は、新しいオーク占領地の拡大計画にも増して大きな噂を部隊へ呼んでいた
○シャーマンのように頭脳明晰
○オークはもともと水を飲むことを嫌い、ましてや水浴びなどをすることはありえないはず
○Dudagogの生徒の1人が陣取り、こともあろうか小川に入っていた
○その痩せた馬鹿者
○その無能なオークはDudagogの掛けた命令を一切無視した
○若いオークの皮膚が緑色に輝き出すと、首のあたりから自分で皮膚をめくってしまった

 

 

解説

◎「若いオークの皮膚が緑色に輝き出すと、首のあたりから自分で皮膚をめくってしまった」

 ということに関連して、「緑オークマスク」が出現します。
 緑オークマスクについては、アイテム帖「緑オークマスク」の項目を参照しておいて下さい。
 これは、オークメイジの戦利品として入手できます。


 最初だから?キーワードへの対応性は薄いですね。
 後の展開の前振りです。

 

 

 

第2週:そして誰かが見つめている 2001/05/24〜2001/05/29

 

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「そして誰かが見つめている」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○オークスカウト
○彼は住処であったコーブ近くのオークキャンプでホームシックにかかっていた
○神秘的なスキル訓練のためロードの1人がオークメイジをいたぶっているときの笑い声
○彼が受けている命令はごく単純なものだった。「人間を殴ることなく街を見張り、奴らが何をしているのかを報告せよ」
○「次の命令を受けるまでは殴ってはいかん」
○彼の上官であるオークロード
○「オークロードは頭が良すぎる・・・」
○オークロードが怒りを覚えたときの攻撃力は凄まじいものがある
○そこには凶暴そうな斧を振り回すオークが、木々を伐採している
○キャンプからは何のためにここで見張りを続けるのかについて説明がない
○リスクを負ってでも街の近くに新たなキャンプを設営
○オークスカウトのMilugが街へのスパイ行為を続けようとしたとき

 

 

解説

◎「オークスカウト」

 ここで、そのまま新モンスター「オークスカウト」として登場します。
 先週のキーワード、「若いオークの皮膚が緑色に輝き出すと、首のあたりから自分で皮膚をめくってしまった」というところとも関連しているところでしょう。


◎「彼が受けている命令はごく単純なものだった。‘人間を殴ることなく街を見張り、奴らが何をしているのかを報告せよ’」

 ということで、新しいオークキャンプがいくつかの街の近くに登場しました。トラメルなら、コーブ、ミノック、スカラ、デルシアで、フェルッカなら、コーブ、ベスパー、オクロー、パプアです。

 また、オークスカウトの戦術のようなことについてが明らかにされました。オークスカウトは新アイテム「オークの弓」を出します。
 オークの弓については、アイテム帖「オークの弓」の項目を参照しておいて下さい。


◎来週出てくるキーワード「彼のパーティーの半分のオーク達は、戦士と呼ぶには若すぎ、そして要塞から離れる年齢でもなかった。経験の少なさから戦闘に恐怖を覚えるなどもってのほかだ。戦いから逃げるオークなど聞いたこともない。」

 ということから、新モンスター「おびえたオーク」も登場です。

 

 

 

第3週:倒れ行く同士 2001/05/30〜2001/06/05

 

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「倒れ行く同士」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○Gebrekのハンティングパーティー・・・野営地に戻ったとき・・・20体以上もの同志の生々しい姿が横たわっていたのだ
○これほどのオーク戦士の群れを一瞬にして倒すことができるのは、一体何者なのだろうか
○Gebrekはこの状況下で自分が唯一の新しいリーダーのポジションにいることに気付いた
○オーク族は年齢に関係なく常にパワーを持つ者への服従を誓う
○以前にも増して年端の行かない若いオークが、戦士や魔法使いの称号を持つようになっている
○若者達を駆り出さねばならないほど、そして若者達を使ってまで守らねばならないほど、我々オーク族は危機に瀕しているのだろうか?
○魔法を使うオークが戦士のヘルメットを前に、何らかのパワーを封じ込めている
○彼のパーティーの半分のオーク達は、戦士と呼ぶには若すぎ、そして要塞から離れる年齢でもなかった。経験の少なさから戦闘に恐怖を覚えるなどもってのほかだ。戦いから逃げるオークなど聞いたこともない。
○怯えた目つきの若いオークロード達がいた。彼らは野営キャンプで横たわる仲間も装備していたはずの、パワーを封じ込めた新品のヘルメットをかぶっていた
○恐らく、ロード達を倒した者は、容易にその新しいヘルメットを入手したに違いない
○パワーを帯びていたのだ。オークにこんなことをする力はないはずだ・・・
○神秘の力を秘めた仮面、姿を見せぬ殺戮者達、Gebrekは心底恐怖を感じていた
○何かが確実にオーク族を破滅の道へ向かわせている・・・

 

 

解説

◎「魔法を使うオークが戦士のヘルメットを前に、何らかのパワーを封じ込めている」
 「怯えた目つきの若いオークロード達がいた。彼らは野営キャンプで横たわる仲間も装備していたはずの、パワーを封じ込めた新品のヘルメットをかぶっていた」

 ということにより、オークロードが「金色オークヘルム」を出すようになりました。
 金色オークヘルムについては、アイテム帖「金色オークヘルム」の項目を参照しておいて下さい。

 

 

 

第4週:故郷の街は今・・・ 2001/06/06〜2001/06/12

 

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「故郷の街は今・・・」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○若きパラディン、ダンカン
○コーブは夢の開拓地ではなくなっていた。常に隣接したオーク要塞の脅威にさらされ、平和という観念からは程遠い生活になっていた。つい最近までは・・・。
○おかしなことに、次第にオーク要塞での目撃が減り、ついにはその姿が見られなくなった
○オーク族の思考を読み取ることは簡単だ。戦闘、流血、占領といったキーワードこそがオーク族の証である
○しっくりとこないのは、戦略をもって街の制圧を計画すること
○オーク達は目的に向かって行進をしているのではなく、何かの恐怖から駆り立てられるように逃げているのかも知れない
○オーク!何十ものオークです!奴らは防御壁の周りにいた人々を次々に虐殺して、さらに街中へ入り込もうとしているんです
○衛兵達はどうしたんだ?コーブは今でも立派にブリティッシュの統治下にあるはずだ
○衛兵達は周りのパトロールに忙しかったようで、その後はブリテインやトリンシックでの防衛に備えて戻っていったという噂
○でも・・・、あちらの街ではオークが攻めてきてもいないし、そんな気配も感じられないらしい
○住民達が駆けつけ、パラディンと共にじわじわと戦線を後退させていった。ついには街の住民達の歓声の中、残ったオークたちは退散して行った・・・
○さらにオークが攻めてくる!しかも数百はいるぞ
○もはや一刻も早く都市部からの応援が必要だった。今すぐにでも到着してくれなければ、ブリテンの東には2つのオークキャンプが出来ることになってしまうだろう

 

 

解説

◎「オーク!何十ものオークです!奴らは防御壁の周りにいた人々を次々に虐殺して、さらに街中へ入り込もうとしているんです」
 
 ということにより、オークの街への攻撃が始まります。
 攻撃は、トラメルなら、コーブ、ミノック、スカラ、デルシア、フェルッカなら、コーブ、ベスパー、オクロー、パプアに、オークです。これらは、以前、その近くにオークキャンプが新設された場所に近い街です。


◎「衛兵達はどうしたんだ?コーブは今でも立派にブリティッシュの統治下にあるはずだ」
◎「衛兵達は周りのパトロールに忙しかったようで、その後はブリテインやトリンシックでの防衛に備えて戻っていったという噂」

 ということにより、ガードもオークに対しては基本的には無反応です。


◎「さらにオークが攻めてくる!しかも数百はいるぞ」
 
 ということにより、オークの攻撃は続きます。
 新モンスター「オークチョッパー」も登場です。

<オークチョッパー>
・UOR表示で金色のオークです。
・特殊攻撃として、周囲1マスに無差別に10ポイント程度の物理ダメージを与える爆発攻撃があります。(建物の2階などの真上にいてもダメージを受ける)
・木こりスキル所持で、オークロードより強め
・戦利品:チェインメイル胴、丸太約10、処刑斧(持ち上げると壊れる場合多し)、約100GP、板約20枚、羊の肉など
・斧系のマジックアイテム(パワーまでぐらい?)を落とす場合があります。

  

 

 

 

第5週:終わりのない波涛(はとう)  2001/06/13〜2001/06/21

 

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「終わりのない波涛」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○終わりのないオークの攻撃の波
○こんな大規模な襲撃
○奴らを食い止める方法なんてないように思えるけど、きっと何らかの方法はあるはず
○この襲撃は街を占拠する目的には見えない
○何かから追い立てられているかのようなオークの一群
○街の侵略なんかではなく、単純に前方に目に入った人間に襲い掛かっている
○占領するでもなく、単純に襲撃を繰り返しているらしい
○奴らは何かに取り憑かれている
○問題はオークなんかじゃねぇ…、もっとスケールがでかく怪しげなもの
○どのような敵であろうとも、この惨劇に対する代償は計り知れないものとなるだろう・・・
○連続した爆裂音が響いた
○オークは大砲など使うことはないし、また保持もしていないはずだ。恐らくは何か新しい玩具でも手にいれたんだろう
○新たなオークからの脅威

 

 

解説

◎「終わりのないオークの攻撃の波」

 ということにより、まだまだオークの街への攻撃は続きます。

 

◎「連続した爆裂音が響いた」
 「オークは大砲など使うことはないし、また保持もしていないはずだ。恐らくは何か新しい玩具でも手にいれたんだろう」
 「新たなオークからの脅威」

 ということにより、新モンスター「オークボンバー」が登場します。

<オークボンバー>
・UOR表示で赤いオークです
・爆弾?を投げてきます→ 
・対象を直接扇動することは不可能です
・戦利品:約200GP、秘薬(SA・BP・MR各約5個)、Explosionポーション
・たまに出す戦利品:すりこぎ、インゴット
・装備している防具にダメージを与えます
・死体の名前は「a charred orc corpse」です

  

 

 

 

第6週:今日のご馳走  2001/06/22〜2001/06/26

 

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「今日のご馳走」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○『イモ付いた石、飛んでぶっかる!ぶっかる!』『人間、ぶっかったよ。4本足から落ちた!』
○『イモ付き?石?誰がイモ付き石を持ってた?』『知らない。おいらはいつもの飛び道具だと思った。でも飛び道具には石なんかない。たぶん違う。殺すんじゃなくて、4本足から人間落とすだけだと思う。後で殺すけど、それで殺すんじゃない。』
○Grulaのように戦う女性オークは稀
○彼女は料理の腕が最悪なことに定評があり、料理鍋に近づく事さえ禁じられていた
○特に監視すべきものは見当たらないが、全てのスカウトには、「なにか」に注意しておくよう命令が下っていた
○監視すべき物とは一体何なのか、彼らにはわからなかった。彼女を含むスカウトが唯一理解しているのは、監視すべき何があるにしろ、それが友好的な物ではないと言うことだ。
○人間達は明らかに、戦っている相手に苦戦を強いられているらしい
○乗用動物にまたがり、パニックで顔を引きつらせた人間が視界に入ってきた
○ブンブンと唸るような音
○茂みから何かが飛んで来ると、人間の首に巻き付いて、その勢いで彼は地面に叩きつけられた。彼の馬はすでに全速力でその場から走り去っていた。
○何かが姿を現してその人間に襲い掛かることはなかった。
○『あいつ、鍋に入ると思う?』『チョッパーに頼んだら、入るよ!』彼は興奮気味に囁いた。その晩、オークたちはご馳走に舌鼓を打つことになった…。

 

 

解説

◎『イモ付いた石、飛んでぶっかる!ぶっかる!』『人間、ぶっかったよ。4本足から落ちた!』

 ということにより、新アイテム「ボーラ」が登場することになります。
 ボーラについては、アイテム帖「ボーラ」の項目を参照しておいて下さい。

 

 

 

第7週:不吉な予感  2001/06/27〜2001/07/02

 

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「不吉な予感」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○ジャーヴィスは不安を退けて、生存者の気配を探し近辺の調査を続けた
○調査を終えた時には、虐殺が完膚無きまで行われた事は明らかだった
○オークはこれほど強力な傷を残す事はできません
○傷口はすべて小さく、突き刺したり鋭利な刃物で切り裂いたような痕で、オークの斧でできる大きな切り口や、棍棒で殴ってできる大きなへこみではなかった
○オークにしては攻撃が正確過ぎます
○これはブリガンドの仕業などではなく、誰か…、いや何か別の原因によるものだろう
○奇妙な姿をした人間の集団が、騎士たちに猛然と襲い掛かっていたのだ
○ついに敵はその姿を現した

 

 

解説

◎奇妙な姿をした人間の集団が、騎士たちに猛然と襲い掛かっていたのだ

 ということにより、新モンスター?サベージ(Savage、サビッジ、野蛮人、未開人、残虐者)が登場することになります。

 サベージはオークが攻撃をしている街に出現しました。トラメルなら、コーブ、ミノック、スカラ、デルシアで、フェルッカなら、コーブ、ベスパー、オクロー、パプアです。

 そして、街だけではなく、コーブや、デルシアのオークキャンプにも異変が起こっています。
 このサベージの出現と、かつていたオークとエティンがその姿を消し、オークロードしか出現しなくなっています。
 街郊外に出来ていた新オークキャンプは従来どおりです。
 さらに、ダスタード南の沼地にもこのサベージは出現しています。

 また、このサベージは、「カラー部族マスク」を被っており、それを被っているものを倒すと戦利品として入手できます。
 カラー部族マスクについては、アイテム帖「カラー部族マスク」の項目を参照しておいて下さい。

<サベージ(Savage、サビッジ、野蛮人、未開人、残虐者)>
・TD表示でボディペインティングをした白い肌の赤ネームのNPCです。
・ボーラも使って攻撃してきます。
・オーク系へも攻撃を加えます。
・カラー部族マスク、緑オークマスクを被っているものもいます。
・それらを倒すと、その被っているものを入手出来ます。
・カラー部族マスクは全部で29色。従来からあるものをあわせると30種類になります。
・メア、ドラゴン系、召喚デーモンへの攻撃力&守備力は非常に強大です。
・ユニコーン、キリン、ファイヤースティード、軍馬、その他ペットへの攻撃力&守備力は普通です。
・扇動は可能
・戦利品:骨鎧腕、骨鎧足、約40GP、槍、ボーラボール(男性サベージのみ)
・たまに入手できる戦利品:カラー部族マスク、緑オークマスク、部族の実(女性サベージのみ10%の入手確率)

2Dだとただの白い人・・・↓

 
3Dで見るとボディペインティングしています↓

 

 

 

第8週:良心の撞着(どうちゃく) 2001/07/03〜2001/07/10

 

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「良心の撞着」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○サベージ族は、山を掘り返し、さらに溶解した鉱石で大地を毒することを酷く嫌っていた
○その代わりに、彼らは岩と木、そして硬い木のつるを用いて斧や槍を作り上げていたのだ
○彼らは食糧のために狩をし、殺したものは余すところ無く使っていた。彼らが野営地を襲うと、ほんの数時間でそこに人がいた痕跡が無くなってしまうほどだった
○ギルヘムの新しい主人
○「その汚い身体をなんとかしろ。」男が油にまみれ薄汚れたぼろ布を投げつけると、ギルヘムはその男を睨みつけたままそれを受け取った
○「これらは名誉とステータスの象徴なのだ」と、彼は答えた。「身に付けているのが俺の義務なのだ。」
○「食糧だぞ。なぜ食い物を身体に塗りたくるのか、全く理解できないな。」
○描かれた線や渦の模様をその布で拭い去るのに、さほど時間はかからなかった
○主人の突然の声により、彼の思考は妨げられた。その声はギルヘムには不愉快以外の何者でもなかった。「私の召喚に、こうも素早く応じてくれたことに礼を言うぞ。」
○「全て順調です、閣下」ギルヘムはその男にではなく、主人に対してそう答えた。
○「部族は緑肌をキャンプから追い払っています。大地は豊かで、彼らの良い住処となるでしょう。」
○「斥候からの報告は?」 「我々は街を発見しています。しかし、それらは緑肌の領地の奥深くにあるため、偵察には危険が伴います。故に離れたところから見たに過ぎません。建物の構造から、緑肌のものであることは明白です。そこに住まうものは、貴方のように進んだ文明を持ち合わせていることでしょう、閣下。」
○「部族には攻撃を続けさせるのだ。緑肌を追いやり、奴等の領地を手に入れろ。」主人から重々しく命令がなされる
○ギルヘムは宮殿から出され、宮殿の別の場所へと急がされた。そこは強い魔法の匂いが漂うところだった
○彼は序列に加わり、報酬として塗料入りの瓶がいくつか入ったバッグを受け取った
○オークの最後の一団がその土地から追いやられ、そしてきっと彼らは他の種族をも追い払ったことだろう。彼は作戦を進めた

 

 

解説

◎「食糧だぞ。なぜ食い物を身体に塗りたくるのか、全く理解できないな。」

 ということにより、「部族の実」が出現し、それを「料理」することが出来るようになります。料理したものを体に塗ると、サベージ族と同じような「ボディペイント」を施すことができるようになります。
 部族の実とボディペイントについては、アイテム帖「部族の実&ペイント」の項目を参照しておいて下さい。

 

 

 

第9週:反撃の時 2001/07/11〜2001/07/13頃まで

 

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「反撃の時」の項目参照しておいて下さい

 

 

キーワード

○この洞窟はオークボンバーによって掘り出されたもので(実際には爆破されて)、その後でオークチョッパーが補強作業を担当して出来上がっていた
○『ちがう!』オークロードは叫んだ。『これ以上、かくれているのはいやだ!』
○ふたたび地面が揺れると、図体が大きく凶暴そうなオークが目の前に現れた。
○巨大なオークは悪魔的な微笑を見せ、Jogugをつまみ上げると別のオーク達の一群へ投げつけた。その性格なのだろうか、目の間に入るオークを投げ飛ばすことを明らかに喜んでいた。
○Jogugはこれ以上投げられることも、洞窟に残りたいと思う気持ちもあるはずはなく、Sorgulgに続いて洞窟から逃げ出した
○彼はペイントを塗りたくった人間を殴る計画も嫌いではなかったが、もっと大切なことは自分達の「家」を取り戻すことだった
○『これ以上、かくれているのはいやだ…』頭の中にロードの言葉が繰り返され、彼はオークの悲鳴が聞こえる暗い洞窟の奥を見据えた。 『殴るときがきたんだ!』

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○コーブに残った男女を宿屋に集めると、ダンカンは皆が静まるのを待った
○わずか数ヶ月前に冒険を始めたばかりの若きパラディンは、自分はいつからこの絶望的な住民達のリーダーとなってしまったのだろう?
○『友人達よ、我々は数週間に渡ってオークによる嵐のような襲撃と戦ってきました。そして今、私達の故郷はサベージ族による脅威にさらされています。オークにしても、サベージ族にしても、彼らは戦いを止めるつもりはないでしょう。コーブが完全に滅びてしまう前に、我々がこの戦いを終わらせなければなりません…。そう、運命は我々が握っているのです。』
○『機は熟したのです。今こそ自分達の故郷を守るため、オークたちのために戦おうではないですか。これを使って!』彼は緑のオークマスクを頭上に掲げて話を続けた。『サベージ族を撃退し、この土地を昔の状態に戻すのです。』
○『オークのためじゃと?気でも狂ったか!?我々は何世代にも渡りオークたちの攻撃に耐えてきたのだぞ。それならば、よほどサベージどもを助けることの方が理にかなっておる!奴らは最低でも人間じゃ…理屈で物事を考えてみろ。』
○コーブの住民に深く根付くオークへの憎悪は十分すぎるほど分かっていたのだ
○サベージに対しても交渉など効くはずがないことも理解していた
○サベージ族は知能が高く、悪辣でオークよりも優れた装備を持っている
○奴らは珍しい生き物にまたがって行動し、敵に向かって空からの雷撃を落とす魔術も持っているらしい
○これらの噂が事実ならば、オークの邪悪さは見劣りすることになる
○『パラディンよ、我々はすでに行動を決めている。我々はペイントを体に塗って、サベージ族に紛れ込むつもりじゃ。恐らくは気付かれることなく、オークを全滅させることができるだろう。』そう言い放つと老人は部屋を後にしたが、部屋の中にいた約半数の住民も老人を追いかけるように出て行ってしまった。
○ダンカンは、この瞬間がサベージとオークのどちらと共に生きるかを決める重要な決断の時であることを知り
○どちらの道を歩んでもそれは平坦ではないだろう
○ダンカンは彼の計画を説明し始めた。サベージとの戦いを望むものには緑のオークマスクを配り、それ以外の住民には残って街を防御することを支持した。
○ついに、街への侵略者達を追い返す最後の時がきたのだ…。

 

 

解説

◎この洞窟はオークボンバーによって掘り出されたもので(実際には爆破されて)、その後でオークチョッパーが補強作業を担当して出来上がっていた

 ということにより、「オークの洞窟」という新ダンジョンが誕生します。


◎ふたたび地面が揺れると、図体が大きく凶暴そうなオークが目の前に現れた。

 ということにより、分岐条件によりますが、巨大なオーク「オークブルート」が登場します。


◎奴らは珍しい生き物にまたがって行動し、敵に向かって空からの雷撃を落とす魔術も持っているらしい

 ということにより、「リッジバックサベージ」と「リッジバック」、そして「鹿サベージ(サベージシャーマン)」が登場することになります。
 また、リッジバックサベージは、戦利品として「部族スピアー」を落とします。
 部族スピアーについては、アイテム帖「部族スピアー」の項目を参照しておいて下さい。

 

<オークの洞窟>
サベージから逃げたオークの洞窟。
 洞窟というよりダンジョンでかなり広いです。
 
デスバレーと呼ばれる場所の近くです。

 →入口→ 

<オークの洞窟内部>
砦とか寝床とか従来のオークっぽいですね。

 

<オークの洞窟内部2>
炉とか風呂とか線路?とかオークっぽくないものも・・・

  

 

<オークブルート>
○UORで黒いオーク、UOTDでジャンボサイズのオークです。(下のTD画像はズームなしでこの大きさ)
○あらゆる扇動不可
○特殊攻撃は、オーク投げ、ディスペル
○戦利品:約100GP、インゴット約10、黒Ore25、WarMace、緑オークマスク(10%)、金色オークヘルム(10%)、オークの弓(10%)

  

 

<リッジバックサベージ(熊サベージ)>
○リッジバックに乗ったサベージです。
○一定範囲に有効な特殊攻撃をします。
○ボーラを使い成功すると、その騎乗しているリッジバックから落とすことが可能です。
○戦利品:約100GP、骨鎧腕、骨鎧足、熊マスク、部族スピア(10%)

 

<リッジバック>
○UOR表示で黄色のオスタード、UOTD表示で新グラフィックを持つ「動物」です。
○リッジバックサベージをボーラでリッジバックから落とし、そのリッジバックをテイムすれば入手、騎乗可能です。
○攻撃力、HP共にオスタード程度しかありません。
○必要テイム値は83.1です。

<リッジバック&リッジバックサベージ>
UORでは黄色いオスタード
TDではジャンボなまこ?

 

 

<鹿サベージ(サベージシャーマン)>
○鹿マスクを被ったサベージです。
○特殊攻撃として、部族ダンスを踊ります。
○部族ダンスの効果範囲は周囲3マスです。
○部族ダンスの効果は、毒、チェインライトニング、ヒールの3つで、サベージが効果範囲にいればヒールの効果もそれらに及びます。毒、チェインライトニングは、PCが効果範囲にいればその効果もそれらに及びます。
○戦利品:約100GP、少量の秘薬セット入りバック、骨鎧腕、骨鎧足、鹿マスク、部族の実(10%)

<鹿サベージ>

 

 

 

  

オーク編結末概要

エピローグ

 街を攻撃していたオークは去り、街にサベージが出現しました。
 また、街を「見張っていた」新設されたオークキャンプからもオークはいなくなりました。

 街や新設されたオークキャンプからいなくなったオークは、オークキャンプに戻り、最終決戦に入りました。

 さらに、オークは、サベージの攻撃から逃れるため、「オークの洞窟」へも移動もしました。

 その他の変更としては、デルシアのオーク砦が、サベージ砦と変更されました。

 

 

解説

 結末の分岐は、「コーブのオーク砦でのオーク vs サベージの最終対決」というものでした。
 そこではオークは自動的にサベージを殺し、サベージは自動的にオークを殺す状態でした。

 PCが、オークの味方をして、オークと共にサベージを殺せば、オークの勝利となり、コーブの砦は「オーク砦」となりました。
 PCが、サベージの味方をして、サベージと共にオークを殺せば、サベージの勝利となり、コーブの砦は「サベージ砦」となりました。

 このとき、オークが勝利となれば、オークブルートが出現するという設定になっていました。ちなみに、サベージが勝利しても特に何かは出現しませんでした。

 また、街にいるサベージは、PCが殺して、追い出したという状態になったときにいなくなりました。つまり、サベージを攻撃しない限りはずっとそのままであるということです。

 

 

結末

 「コーブのオーク砦でのオーク vs サベージの最終対決」の結末は、早いシャードでは4時間ほどで終了しました。一般的には6時間ぐらいです。
 ですが、一部のPCの参加率の悪かったところでは、2日間対決が未決着なままでもありました。
 対決結果は以下。

<サベージ側勝利のシャード>
○ヤマト・フェルッカ
○ミズホ・フェルッカ
○ソノマ・トラメル
○レークスペリオル・トラメル

<オーク側勝利のシャード>
○上記以外の全て


 というように、サベージ側勝利は圧倒的に少なかったです。
 それは、最終週で、サベージの新種が2種類も追加されたこと、さらにサベージがリッジバックを持っていたことなど、圧倒的にサベージが殺されやすい状況にあったことが大きな原因です。
 また、この戦闘の際に、かなり必要であった、緑オークマスクとサベージキンペイントでは、サベージキンペイントのほうが、加工しなければならないなど、サベージの味方になるには不利な点もありました。
 ちなみに、サベージの勝利した、ヤマト、ミズホ、ソノマは日本人の活躍により勝利となりました。

 

 

 

オーク編まとめ

 追加、変更のまとめは以下。

<追加アイテム>
○緑オークマスク
○オークの弓
○金色オークヘルム
○ボーラボール&ボーラ
○カラー部族マスク
○部族の実&サベージキンペイント
○リッジバック
○部族スピアー


<追加モンスター>
○オークスカウト
○おびえたオーク(イベント終了時に不出現に)
○オークチョッパー
○オークボンバー
○サベージ
○鹿サベージ
○リッジバックサベージ
○オークブルート


<変更、追加点>
○コーブオーク砦が、オーク砦かサベージ砦に変化(マルチエンディング)
○デルシアオークキャンプが、サベージキャンプに変更
○デスタード南の沼地にサベージ出現
○デスバレーに「オークの洞窟」誕生



 ちなみに、EWEオーク編、最後に明らかにされたシナリオの開発内部での呼称は「サベージエンパイアシナリオ(Savage Empire scenario)」とのこと。

 

 

 

 


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