イベント帖@EWE

◆ガーゴイル編◆

 

概要 第1週 第2週 第3週 第4週 第5週

 

ガーゴイル編概要 2001/10/03〜2001/11/10

プロローグ

 疲れきっていた…。ギルヘムは持っていた槍を力なく地面に落とすと、沼地の岩に重々しく腰を降ろした。サベージの生き残りたちは彼の怒りに触れぬよう、用心深くその場を離れていった。数週間前、ギルヘムの主はサベージ族による街への攻撃回数を増やすように命じたのだが、彼らの軍は敗れ、この沼地に居ざるを得なかったのだ。彼はたった1つの街でさえ占領できる可能性はゼロに近いとわかっており、そのことを主に伝えようとも努力したのだが、ひとたび命令が為された時には、その内容に忠実に従うことが要求されるのもわかっていた。過去に命令に背いたことで罰を受けたことのあるギルヘムは、同じ思いはもう二度としたくなかった。彼は罰の内容を思い浮かべ、身震いした。

 

 

解説

 ということで、今回は、前回のオーク編の続きの形です。

 ギルヘムは、オーク編の第8週「良心の撞着」で登場します。
 ギルヘムには「主人」がいます。

 その主人とは一体誰なのか? その目的とは何なのか? このあたりが今回の編でのストーリー展開の骨になっています。

 BNNで来週のイベント内容の予告→その週になればキーワードに基づき新アイテム、新モンスターの追加→その週のイベント展開というものが一つの流れです。
 ただ、新アイテム、新モンスターの追加はない場合もあります。

 今回は6週間続く予定です。

 

 

 

第1週:戦いの報酬 2001/10/03〜2001/10/09

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「戦いの報酬」の項目参照しておいて下さい。

 

 

キーワード

○ギルヘムの主はサベージ族による街への攻撃回数を増やすように命じたのだが、彼らの軍は敗れ、この沼地に居ざるを得なかったのだ
○主に伝えようとも努力したのだが、ひとたび命令が為された時には、その内容に忠実に従うことが要求される
○過去に命令に背いたことで罰を受けたことのあるギルヘム
○主から最初に彼に与えられた使命は、粗野な部族の寄せ集めを率いてオークの居所を襲い、オークをその地から追い払うという嫌気のさすものだった
○実際に原始人たちと生活を共にしてみると、それは実に快適なものだった。彼らの伝統としきたりを学び、それに友達と呼べる存在までができるようになっていた
○「数日間で人間たちは我々から完全に街を取り戻しました。彼らは強すぎるのです。サベージ軍の勝利の余地は全くありませんでした。我々は沼地へと退却せざるを得なかったのです。ご主人様、どうぞこの私の失敗をお許し下さい。」
○「お前の率いた部族どもは十分ブリタニアの民を苦しめた。おかげで我々のここでの作業が明るみに出ることは無かったからな」
○「しかしだ。我々の資産は安全というには程遠いのだぞ」
○興奮のあまり、彼は光の影に立つ暗いクロークに身を包んだものに気づいていなかった。
○「我々はまだ脱走者という問題を抱えておるのだ。」
○「やつらはすぐにでも我々のことを暴露しようとしておる。今人間にあの街が見つかってしまえば、我々の力の結晶も水の泡だ。サベージを使ってブリタニア民の気をそぐことはできた。しかしこれでは発見される日もそう遠くはなかろう。我々にはまだ時が必要なのだ。」
○彼は今まで主人の前で、例え同格であってもこのような物言いをする人物を見たことが無かったし、罪とは程遠い理由で主人に殺された者を何人も見てきた。しかし驚くべきことに、主人は謎の人物にこう答えたのだ。「どうすれば良いと思う?」
○「今こそゴーレムを放つべき時だ。これだけあれば、我々が"コントローラー"を使って脱走者を見つけ出し、我々から注意を逸らしておくには十分なはずだ。」
○「ギルヘム、私に隠し事ができると思わん方が良いぞ。お前はよく仕事をこなしはしたが、あの部族どもへの愛好の念が生まれているのもまた事実。」主人はいつもと変わらない口調で言った
○「つまりお前は奴らのように絶えるべきなのだ。」
○ギルヘムは温かいものに気がついた。それは背後からあの謎の者に突き刺され、迸り出る自分の血であった
○「かの地へ赴かねばならぬ。我々はまだ安全を確保していないのだ。」クロークにかかった血のことなど気にとめる様子も無く、闇の者が言った。

 

 

解説

◎「今こそゴーレムを放つべき時だ。これだけあれば、我々が"コントローラー"を使って脱走者を見つけ出し、我々から注意を逸らしておくには十分なはずだ。」

 ということにより、「コントローラー」、「ゴーレム」が登場することとなります。
 また、それらと同時に、「パワージェネレーター」というものも出現します。
 さらに、その3つから、「Arcane Gem(神秘の宝石)」というものが入手でき、それを使って各種神秘装備を作ることが可能です。

 

■新モンスター「ゴーレム」、「コントローラー」登場
 各地に「ゴーレム」と「コントローラー」が登場しています。
 ゴーレムはUORだとシルバーっぽい土エレの形、コントローラーは赤ネームのPC型キャラです。

 居場所は、後述のパワージェネレーターと共に沸きが色々移動しているようです。
 なので、見つけるには色々探すしかないみたいです。ちなみに、ブリタニアのみで出現中のようです。
 ただし、何箇所かをローテーションしている可能性はあります。過去に出現したポイントは、「コブトスダンジョン入口西」、「トリンシックムーンゲート南」、「大迷路東」、「ベスパー東」、「ブリテインムーンゲート南の橋の南」、「コーブ東」、「デスパイスダンジョン東」などです。これを参考にして探すといいと思います。

 

<ゴーレム>
 ・あらゆる形での扇動不可。
 ・ピースメイキング不可
 ・BS、EVなどをオートディスペル(第3週目より)
 ・ペットによる攻撃は基本的には不可。ただし、ターゲットを相手から受けた場合は攻撃可能。
 ・ペットで攻撃する場合でも、ペットへは大ダメージを与える場合があるというテイマー対策ありなので、ペットによる攻撃は無理というか、かなり非効率。
 ・スタンパンチを使用し、麻痺させられる場合があります。
 ・特殊攻撃として、最大HPの10%程度のダメージを受ける場合があります。
 ・接近攻撃されるものに全て反撃する。
 ・新マジックアイテム「Elemental Ban」、「Earth Shatter」は効果なし
 ・所持アイテム:ノーマルインゴット約20個、宝石5個前後、 神秘の宝石(an Arcane gem1個)(ない場合もあり)、ゼンマイ部品(ない場合もあり)、パワークリスタル(ない場合もあり)

 

<コントローラー>
 ・所持アイテム:神秘の宝石(an Arcane gem 1個)、300GP前後
 ・コントローラーが着ている、神秘のローブ、神秘のサイブーツ、神秘のマント、神秘のレザーグローブも棺桶の中に出現しますが、取ろうとすると壊れてしまいます。

<ゴーレム>

 

<コントローラー>

 

 

■新建造物? 新モンスター? 「パワージェネレーター」登場
 新しい建造物?が登場しています。
 大体、ゴーレム、コントローラーがいる地域の近くにある様子です。 というよりも、これがゴーレムとコントローラーを沸かせている?

 パワージェネレーターの、コントロールパネル部分を操作すると、コントロールパネル画面が開きます。
 その操作で、石をゴールまで持っていくとそのジェネレーターは消滅します。
 消滅すると、その後、ジェネレーターは他の場所に沸くようになるみたいです。

<パワージェネレーター>
破壊すると、
縦マスの数だけの神秘の宝石、
縦マスの数だけのダイヤ、
黒Ore大・中30前後
が入手可能。

<コントロールパネル>
操作は、右の赤矢印(←↑→↓)をそれぞれクリックすると、
左の青い部分にある石が動く。
それを動かして赤い位置まで運べばOK。
ただし、運ぶ道筋は1つだけで失敗するとダメージがある。

ダメージは、初撃が60前後でパラライズ状態となり、
その後そのパラライズ状態が解けるまで10秒ごとぐらいに
10前後のダメージを4回前後受けます。

左のマスの数はそのジェネレーターによって違います。

ロックピックスキル値が一定以上あれば、画面右下に
「Attempt to Decipher the Circuit Path」と表示されるボタンが付きます。
これを押すことにより、正解への道順が示される場合があります。
ただし、これは正解を示すものではなく、正解を示す場合があるということで、
失敗する場合もあります。

 

■新アイテム「神秘の宝石(an arcane gem)」&「神秘装備」登場

 詳しくは、アイテム帖「神秘の宝石&装備」の項目へ。

 

 

 

第2週:最後の希望 2001/10/10〜2001/10/16

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「最後の希望」の項目参照しておいて下さい。

 

 

キーワード

○苛立ちを隠せないそのガーゴイルは壊れたピックアクスをトンネルの壁に投げつけた。三日三晩掘り続け
○彼らはその過酷な運命には似合わない、気のいい人種だった。
○征服前の時代については長老のガーゴイルたちしか知らないのだ。今となっては、そんな時代はまるで寓話のようなものであり、自由な人生など彼には想像を超えた物なのだ。
○違う!もう一度故郷を取り戻す方法があるはずだ。
○彼と同様に穴を掘るものたちがいることも彼は知っていた。脱出への希望を抱きながら、救助の希望を抱きながら…。
○その昔、追手を逃れて別の地へ渡った仲間たちがいることも知っていた。コントローラーたちの会話を盗み聞きしたところによれば、奴らはどこかの地で敵と戦っているらしい。
○リーダー達は、無限の広さを持っているとも思われる山々をつらぬく道が見つかることを期待しながら、特定の場所を掘るためにガーゴイルたちの小さな集団を組織していた
○強い羽根があるにもかかわらず、いかなるガーゴイルも山頂を超えることはできなかった。
○彼はたった数日前まで、彼と共に穴を掘ってきた友人達のことを思い出していた。彼らはコントローラーに捕らえられたのだ
○しかし、幸いなことにコントローラーの下僕達は洞窟の入口を見つけるには至らなかった。
○彼らは恐らく町に連れ戻され、そして誰であるか、何のためにそこにいるかさえ分からない存在にされてしまうのである
○下僕達はてきぱきとその仕事を行う。’再教育’(彼らはそう呼ぶのだが)されたいかなるガーゴイルも、以前の状態に戻ることは無い。彼らは今となっては、喜んでいかなる命令にも従う忠実なコントローラーの軍隊の戦士であり、何のためらいも無く他のガーゴイルを殺すであろう。
○ガーゴイル達は何度も都市の奪還を試みたが、いったんメイジ達が彼らの親類を使って攻撃を仕掛けると、ガーゴイル達には、なす術が無かった。
○かつての高貴なガーゴイルの街に、まるで昔から自分達の物であったかのように居座っているコントローラーたちのことを想像すると、彼の怒りは強くなった
○掃き清められた階段、美しい彫刻、大理石の道、そして忘れられないくらい美しい塔。これらは全てガーゴイルの物
○囚われの身となっている彼の親類、赤いローブのメイジ達に荒らされたかつての美しい都市、主人と呼ばれるもののために意志の無い雄蜂にまでおとしめられた誇り高いガーゴイル達に残された物、全て彼には耐えられない物であった。
○いままで掘ってきた壁を握りこぶしで強く叩いた。突然、岩が唸るような音を立て、彼は驚いて飛び退いた
○トンネルは貫通した。しかし、助けは到着するのであろうか…。

 

 

解説

◎ガーゴイルが、「三日三晩掘り続け」、「トンネルは貫通した」ことにより「故郷」である「都市」がイルシェナーに新エリアとして現れるようになっています。


◎彼はたった数日前まで、彼と共に穴を掘ってきた友人達のことを思い出していた。彼らはコントローラーに捕らえられたのだ

 ということにより、「奴隷ガーゴイル」も出現するようになっています。 

 

■イルシェナーに新エリア登場!
 EWE2の第2週目のアップデートが全シャードの行われ、それに関連して、イルシェナーに新エリアが登場しています。
 イルシェナーなので、もちろんTDでしか行くことは出来ません。
 新エリアの入口は2ヶ所あり場所は以下。どちらから入っても同じエリアで、出口の場所が違うだけです。

 中はかなり広く、不思議な建造物や街らしきものもあります。また、コントローラー、ゴーレム、サベージ、緑・金・Copperの鉱石エレメンタルなど、モンスターも色々います。

 新エリアの全体マップはこちら参照。

 

■新モンスター、「Enslaved Gargoyle」登場
 イルシェナーに出来た新エリアに新モンスターが登場しています。
 ガーゴイルの一種で、「Enslaved Gargoyle(奴隷ガーゴイル、エンスレイブドガーゴイル)」というものです。
 BNNのストーリーで出てきた、穴を掘っていたガーゴイルの「捕らえられた友人」のことでしょう。


<奴隷ガーゴイル>
戦利品:約120GP、宝石1個
特殊能力は特になし

 

■新ダンジョン、「ドラゴンエッグ」誕生
 イルシェナーの新エリアに新ダンジョンが誕生しています。
 場所は名誉側出口のすぐ下の「火山」になっている部分です。
 ただし、中に入るのには若干面倒です。普通には入れずに、ダンジョン入口までテレポを使って進み、最後に一度落下する必要があります。進み方は行ってみればすぐわかりますが、分からない場合は以下を参照で。
 ただし、画面サイズが小さい場合は、テレポポイントが見えない場合があるので、もし見当たらない場合は、画面を拡大、または画面サイズを600×800以上にしてプレイしましょう。

 ちなみに、もし中で死んだ場合は、テレポも使えないので、スタック状態となったように思えますが、入口まで戻って2度「落下」地点を通過することで「火山」を脱出できます。


<ドラゴンエッグダンジョン>
階層:レベル1のみ
出現モンスター:古代龍、ラバリザード、ファイヤーエレメンタル

意味深に飾られてあるドラゴンエッグ・・・

 

■2つの日誌
 上のマップの慈悲側出口の前の建物の、左の小さな建物には、1階と2階にそれぞれ日誌があります。
 そのSSを撮って来たので掲載。
 ちなみに、この日誌は書き込めるため、ゲーム内で見ると書き換えられている場合があるかもしれません。以下のものが完全版だと思います。

<Fropozの日誌>

<Velisの日誌>

 

 

 

第3週:改造 2001/10/16、17 18日から一旦停止 23日より再開〜29日

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「改造」の項目参照しておいて下さい。

 

 

キーワード

○"主"の暗い居室
○『フォゼフ、報告を聞かせてもらおうか』主の声が部屋の暗闇の部分からこだました
○『ご主人様、外部の者達が忍び込んでくる為のトンネルをついに発見いたしました』
○『未完成のトンネルエリアをパトロール中、背教者の一味がそこにいたようです。』
○『死体を見つけたとき、外部からの一味は驚いて反撃に打って出たのです。我々のパーティーも殺され、ゴーレムは粉砕され、ここに残ったゴーレムもご覧のように修理が必要な有様です。』
○ゴーレムのグロテスクな身体は腰のあたりからばらばら崩れ始め、床には鍋とフライパンのガラクタのような山が築かれていた
○フォゼフはそれを見て次のように発言した『少なくとも、パーツだけは使えるようです…』
○ゴーレムの外殻は、まるで何千もの刃で切り刻まれたかのようだった。『ブレードスピリットだ』
○『ゴーレムがブレードスピリットごときに耐えられなければ、都市の防衛には役に立たん。直ちにゴーレムの改造に着手せよ。』
○『もしゴーレムを強化する為により多くの資材を費やせば、都市の防衛部隊を作成するには資材が不十分になります。そして、奴隷ガーゴイルの数は外の一味が攻撃してくる度に減少しています。ガーゴイルがいなくては十分な資材の収集が出来ず、ゴーレムの作成を継続できないでしょう。』
○『命令の如くせよ、フォゼフ。』『必要なだけの資材を使い、ゴーレムが召喚物を消去できるよう強化するのだ。都市を守る手段は他にもある。』
○『フォゼフ、お前は使役ガーゴイルの一団を生産センターの中の小部屋に連れて行くのだ。奴等の鎖を外せ。』
○『ご主人様、鎖は彼らの魔法能力を封じています。彼らの鎖は決して解いてはならず、安全の為、鎖につながれていない使役ガーゴイルは即座に殺せ、とご主人様は私達に仰いました。』
○『使役ガーゴイルは都市を守る為に魔法を使う必要があるのだ、フォゼフ。』
○『奴等は外の連中を押し止められる程強くはありませんご主人様。魔法を使おうともです。』
○闇に包まれた外套は、部屋の中をフォゼフに向かって飛び上がり、腕を飛ばして、手の甲でコントローラーを床に叩き付けた。眼前で揺らめく光の中、フォゼフは主人の一人が自分の上に静かに佇んでいる姿を見た。
○『行け』外套を着た人影は言った。『都市が守られる様、使役ガーゴイルを用意せよ。』人影は主の声がした方へと戻っていったが、一旦立ち止まった。
○フォゼフが去るとすぐ、黒い外套の人影は再び話し出した。『使役ガーゴイルを強化する事が、本当に良い考えだと思うか?奴等にそんな力を与える事は危険を生む。今のガーゴイルは非常に脆弱だから、その処置に耐えられはしないだろう。』
○主は続けた。『強化すれば、ガーゴイルは十分都市内で人間に対抗できるだけ強くなるだろう。我々の部屋が見つからなければ、奴等を操る私の力は絶対だ。ゴーレムの改造は、ブリタニアへの攻撃をより効果的にするだろう。勝利は依然として手堅い。』
○『そうだとは思うが』人影は答え、彼が振り返った時、外套は彼を取り巻いて浮き上がった。『私はそれが絶対の物となるまでは満足できないのだよ。』

 

 

解説

◎ゴーレムのグロテスクな身体は腰のあたりからばらばら崩れ始め、床には鍋とフライパンのガラクタのような山が築かれていた
◎フォゼフはそれを見て次のように発言した『少なくとも、パーツだけは使えるようです…』

 ということにより、ゴーレムからそのパーツである新アイテム「ゼンマイ部品」が取れるようになっています。


◎『ゴーレムがブレードスピリットごときに耐えられなければ、都市の防衛には役に立たん。直ちにゴーレムの改造に着手せよ。』

 ということにより、今週よりゴーレムはBS、EVをオートディスペルするようになっています。


◎『フォゼフ、お前は使役ガーゴイルの一団を生産センターの中の小部屋に連れて行くのだ。奴等の鎖を外せ。』

 ということにより、新モンスター「使役ガーゴイル」が登場します。


◎フォゼフが去るとすぐ、黒い外套の人影は再び話し出した。『使役ガーゴイルを強化する事が、本当に良い考えだと思うか?奴等にそんな力を与える事は危険を生む。今のガーゴイルは非常に脆弱だから、その処置に耐えられはしないだろう。』

 ということにより、使役ガーゴイルの強化版である新モンスター「ガーゴイルデストロイヤー」が登場します。

 

■新アイテム、「ゼンマイ部品(clockwork assembly)」登場
 改造されたゴーレムということで、今週から戦利品の中にゼンマイ部品(clockwork assembly)が時々出るようになっています。
 このアイテムは、これ自体では意味をなさず、ノーマルインゴット50、ブロンズインゴット50、ギア(gear)5、パワークリスタル(power crystal)1で意味を持つようになっているようです。

 詳しくは、アイテム帖「メイドゴーレム&ゼンマイ部品&パワークリスタル」へ。

 

■新モンスター「Gargoyle Enforcer」、「Gargoyle Destroyer」登場!
 今週はモンスターが2種類追加です。
 どちらも、先週追加されたイルシェナーの新エリアに追加となっています。そのエリアの中の場所でいうと、西の街の部分です。「ガーゴイルシティー」と呼べる部分です。

 ちなみに、今週もTDがない人には面白みがありませんが、EWE2の今後の展開としては、ブリタニア・T2A側でもまだ進展があるでしょうというコメントが出ていますのでご安心を?

<使役ガーゴイル(Gargoyle Enforcer)>
・マジック斧を使用
・魔法使用
・対魔法特性
・戦利品:約250GP、マジックラージバトルアックス、スクロール、宝石、マジックアイテム(ない場合あり)、ガーゴイルツルハシ(ない場合あり)

<ガーゴイルデストロイヤー(Gargoyle Destroyer)>
・マジック斧を使用
・魔法使用
・対魔法特性(投げ斧)
・扇動不可
・戦利品:約400GP、マジックラージバトルアックス、スクロール、宝石、マジックアイテム(ない場合あり)、ガーゴイルツルハシ(ない場合あり)

<Gargoyle Enforcer>
 使役ガーゴイル(ガーゴイルエンフォーサー)です。
ストーリー上、鎖につながれていた使役ガーゴイルです。

<Gargoyle Destroyer>
ガーゴイルデストロイヤーです。
こちらは、ストーリーにあった使役ガーゴイルの強化の結果?
下のSSは拡大なしで、普通のガーゴイルよりも少し大きいです。

 

 

 

第4週:血文字の伝言 2001/10/29〜2001/11/05

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「血文字の伝言」の項目参照しておいて下さい。

 

 

キーワード

○細工師クレット(Krett)
○半分組み立てられた状態のゴーレムの部品が、障害物コースとして認定されるだろう程の複雑さで散らばっていた
○高名なレンジャーシャミノ(Shamino)
○『クレット、私が会いに行くと連絡したのは、君の助けが必要だからなんだ。君の専門家としての意見が、非常に有効な物となると思っている。』
○シャミノ:『この機械仕掛けの連中の知識だよ』
○『シャミノ、彼らはゴーレムと呼ばれている、“Por-Xel-Agra-Lem”だ。人間とは全く異なる。彼ら、ええと、彼らは人間見たいに見えるかも知れないが、自由な意志を全く持たないんだ。君の弓や、私の工具見たいな物なんだ。』
○クレット:『ええと、私が知っている事は、それはガーゴイルの言葉で”ゴーレム”という意味だと言う事なんだ。私は、彼らの言語を多く学ぶ機会があって、ええと、冒険者達が戻った時に持ち帰った、色んな小片からね。全く心を奪われるよ。』
○シャミノ:『これらの物がどこからやって来たか、より多くの情報を得る為に、ニスタル(Nystul)はイルシェナーへ探索隊を送り込んだ。彼らはまだ戻っておらず、ニスタルは私に、彼の地へ赴き探検隊を探すよう頼んできたんだ。』
○『そうだな、だが、君は我々が見逃すかも知れない何かに、そこで気が付くかも知れない。ブリテインから衛兵を二人連れてきているから、君の身は安全だ。』シャミノはそう請け負った。
○クレット:『ゴーレムを作ったのが誰だろうが、1回以上は設計を変更しているんだ。内部の部品が違うように見える、その、新しい方の奴と。ゴーレムがまた変化しても私は驚かないよ。』
○『イルシェナーへようこそ。クレット、調子はどうだ?』シャミノは尋ね、彼の表情に微かな笑いの様な表情が浮かんだ。
○『トーマス(Thomas)、クレットとここに残って、彼の新しいおもちゃを調査しろ。』クレットはゴーレムの胸の鉄板を外しながら、シャミノを見上げてにやりと笑った。『ウィリアム(William)、一緒に来い。我々はちょっとこの洞窟を探索するぞ。地図によればこれはガーゴイルの都市に続いている。』
○クレット:『この部品は、ええと、そう、ええ、従来のゴーレムと違っている!部品が少ない・・・』
○クレット:『ああ、うん・・・そうだ。分かるかい、従来のゴーレム、私がその、いじる機会に恵まれた方の奴は、この部分に追加の部品があったんだ。私が言えそうな事は、これは何かのスイッチで、ゴーレムが休止する時にオフになるんだ。それは全て、ええと、何らかの水晶の一片が中に仕込まれている。けれどもこのゴーレムは・・・』クレットは別のパネルを開けた。『やっぱりだ。こいつの中にある水晶は無傷のままだ!従来のゴーレムは動きを止めると、水晶が破壊されるタイプの装置が付けられていたんだ!』
○シャミノは洞窟の深部へとクレットを連れて行った。『これが数日前、ニスタルが送った探索隊が残した物だ。何が彼らを殺したのか私にも分らないが、なんであれそいつは、仕事をきっちりやり遂げた訳だ。』
○この男はここで死んだ。だが、それは自分の血で洞窟の壁に字を書いた後の事だった。
○クレットはガーゴイル語について彼がしたためた分厚いノートを隅までめくった。彼は自分の知識が限定されている物だと知っていたが、壁の言葉が何を意味するか判別できない事が分かると、落胆を隠せなかった。彼にはそれがガーゴイル語なのかすら分からなかった。
○『クレット、これは何という言葉なんだ?』松明の明かりに近付き、シャミノは尋ねた。クレットは友人を見て、そして壁に視線を戻して言った。『それには、”エクソダス”と書かれているんだ。』

 

 

解説

 

■新アイテム「パワークリスタル」登場
 BNNやゼンマイ部品から窺い知ることの出来た「パワークリスタル」が登場するようになっています。
 入手はゴーレムとエクソダスオーバーシーアからですが、ゴーレムの場合は必ず持っているものではありません。入手確率は10%ぐらいです。

  詳しくは、アイテム帖「メイドゴーレム&ゼンマイ部品&パワークリスタル」へ。

 

■新生産アイテム?「ゴーレム」追加
 「ゼンマイ部品」と、「パワークリスタル」が出揃ったことにより、細工スキルで「ゴーレム」が作成できるようになっています。

 必要材料は、ノーマルインゴット50、ブロンズインゴット50、ギア(gear、又はaxle with gears)5、パワークリスタル(power crystal)1です。
 材料をバックパックの中にそろえて、ゼンマイ部品をWクリックすることで作成可能です。

 詳しくは、アイテム帖「メイドゴーレム&ゼンマイ部品&パワークリスタル」へ。

 

■新モンスター「Exodus Overseer」登場
 新モンスターとして、「エクソダスオーバーシーア(Exodus Overseer)」というモンスターが出現するようになっています。
 出現場所は、とりあえず、イルシェナーの新エリアです。ガーゴイルデストロイヤーなどがいる「ガーゴイルシティー」の場所や、名誉側出口付近などによくいるのでそのあたりを探してみましょう。


<エクソダスオーバーシーア>
○特殊バリアによる保護状態
○初期バリアタイプによる保護状態時は物理攻撃無効
○変化バリアタイプによる保護状態時は魔法攻撃無効(魔法攻撃をすると特殊反撃。BS・EVなどはオートディスペル)
○バリアは、初期状態では魔法攻撃有効・物理攻撃無効となっている。しかし、HPの20%ほどのダメージを受けたあとはバリアタイプが変更になり、物理攻撃有効・魔法攻撃無効となる。よって、最初は魔法攻撃をし、バリアタイプが変更になった後は物理攻撃を加えるという方法をとればペットがいなくても倒せる。
○扇動無効
○ペット攻撃は反撃のみ有効(キル命令不可)
○戦利品:約300GP、パワークリスタル、神秘の宝石、ゼンマイ部品(持っていないこともあり。20%くらい?)

<エクソダスオーバーシーア>

 

 

 

第5週:到来 2001/11/06〜2001/11/10

ストーリー

 BNNのワールドニュース、「到来」の項目参照しておいて下さいが、その前に、「真意」の項目を参照しておいて下さい。
 「真意」はEWEガーゴイル編も含めたEWEの今後の内容で、「到来」がEWE2の5週目の内容になっています。

 

 

キーワード@真意

○『エクソダス(Exodus)』彼は低い声で話し始めた。『あなたには人間どもがこの計画の遂行全体を台無しにしてしまうかも知れぬ、という認識が薄いのではないか?』突然、金属の手が飛び出し、矢のような速さで部屋の中を横切ると、反対側の小さな像を打ち砕いた
○『落ちつきなさい。人間どもはまだ我々の秘密の方策に気付いてさえいない』
○『Ver Lor Regは私の完全な支配下にあり、働き手たちは増員された監督官の下で建設を始めたところ。制御装置はきっちりと守られている』
○『王の古くからの腰巾着のニスタルがパワークリスタルの一つを手に入れ、こうして我々が話している間にも、それを調査しているとの事』
○エクソダスは一時言葉を失った。しばらくの間、その光は揺らめいていた。『しかし、あの魔道師は我々がブリタニア中にばらまいた装置の秘密をつかむことはできなかったはず』
○『私はあなたより人間について良く知っているつもりだ』彼は再びゆっくりと歩み始めた。『私のこの世界への理解、そして知識こそ、あなたが私に近づいてきた理由ではなかったのか?』
○『その通り。そして、あなたがかつて人間であったことも理由に入りましょうか。この世界を支配しようとするその意志が、私のそれと通ずるものがある。また、今、玉座にある王の知恵より優れた物を持つ人間、それらこそ、私があなたに力を授けた理由に他ならない。私は時が経ち過ぎたといえる程、ブリタニアを離れていたのだから』
○『あなたには、我々が征服しようとしている世界を過小評価することなく、この地に慣れて欲しいと願っている。私はサベージとオークの混乱を作り出すよう頼んだ覚えなど無いし、このままでは一体のゴーレムを完成させる間もなく、人間どもはあなたの存在が見つけ出されていただろう!』その影はエクソダスの声の元となるものへ、怒りを込めながら指差した。
○『我々はガーゴイルの奴隷とゴーレムを失う危機にある!そうなったらどうするのです?あなたに助力を始めて以来、どのようにこのブリタニアを軍隊なしで征服するのか、あなたの口から聞いた試しがない!』
○『この件についてお考えのことがあるようですな』エクソダスは静かに返事をした。
○『やらねばならぬことがある。戻ってきたらまた話をしよう』 彼はエクソダスのほうに振り向くと告げた。『以前にも言ったと思うが、勝利が完全なものでない限り、私は満足することはない』
○『あなたのブリタニアへの復讐は果たされるはず』エクソダスは言った。『しばらくの後には、全人類があなたをソーサリアの支配者、ロード・ブラックソーン(Lord Blackthorn)として知ることになるだろう』

 

 

キーワード@到来

○パワークリスタルの鈍い輝きが、ニスタル(Nystul)の薄暗い研究室中に光を散りばめ、様々なガラスの実験器具がその光を映し出している。
○その年老いたメイジが気だるそうに腰掛けると、パワークリスタルの微かな紫の明かりは、彼の顔の心労から来るしわを、より深くしていくようにも見えた
○この世界は力を持った指導者を必要としている、と彼は思ったが、だからといって、彼の信念を曲げるわけにはいかなかった。
○王はいつの日か、これがブリタニアにやってくる事を知っていたに違いない。姿だけを変える不死の邪悪…。その邪悪が地を這うようにしてこの地に再びやってくる事はない、と考えていた自らの愚かさに恥じ入っていた。
○もっと長く、彼をこの地に留めておくべきだったのだ。彼は行かねばならなかった。それは分かる。しかし、この地は彼の不在により苦しんでいるのだ。
○『クレイニンよ、お前にはよく説明できたじゃろうか?』ニスタルは突然振り向いて、彼の目前の弟子を見た。
○『お前への訓練は十分じゃたろうか?私はお前に自らと一体となれる魔法の知識を授けたじゃろうか?それらはエーテルの謎を自らの力で切り拓いていけるものじゃろうか?それらはまた、この国を守るべく、本当にお前に全ての魔法を駆使させる事が出来るものなのじゃろうか?』
○ニスタルは悲しげに微笑んだ。『また、次の機会に話そう』彼はクレイニンをドアのほうへと導いた。『まさに今、ブリタニアが我々の智慧を必要としているのじゃ』
○城の玉座の間は静まり返っていた。
○玉座の側にはデュプレ(Dupre)が立っていた。その戦士の体格は広間を照らし出す蝋燭の明かりの中でより威厳を増していた。彼はまるで彼の主君がまだそこに座っているかのように、王の席のすぐ横でそれを守護するかの如く立っているかに見えた。
○『クレイニンがせかすので、出来る限り早くやってきました。彼が言うには、ニスタル殿、あなたが何か発見したとの事でしたが?』
○『ここにいる皆が知っての通り、魔術はそれを使うメイジ個人と、とても密接な関係を持っている。魔法のエーテルが呪文を唱えるものによって使われるという現象は、その者の声や表情と殆ど同じくらい、その個人に密接に関連するのじゃ。このクリスタルは…』彼はその人工的な物をローブから取り出して言った。『…魔法により作られており、そして作成者のエナジーを宿している。発しているこの力を感じられる方もいるのではなかろうか』
○『残念じゃが、攻撃者がどのような者であるか、いまだ謎のままじゃ。‘エクソダス’という言葉が、仮に意味を持っているとしたら、それが何を意味しているのか、今のところ不明じゃ。しかし、いま知らせしたいのはそんな事ではない。ブリタニアに攻撃を仕掛けてきている者は皆、共通した魔法の力を持っている。そして、それは私の人生で、以前ある他者にそれを見出した事があるということなのじゃ…』ニスタルは立ち止まり、集まった者たちの注目が彼一身に集まっているのを確認しながら、彼らの方へと振り向いた。『私の言う他者とは、ミナックス(Minax)の事じゃ』
○『ミナックスはゴーレムを作り出す元となる物を持ってはいない。そしてゴーレムはフェルッカで、彼女のために派閥戦争を戦っているとは思えないが』デュプレは言った。その声は信じられないという事からか、雲がかかったような声だった。
○シャミノが素早く立ち上がって言った。『すると…、モンデイン(Mondain)…?』
○『いや、モンデインではない』ニスタルは即座に応えた。『遥か昔に死んでいる。いや、この魔法の力は奴らに通じる物はあるが、幾分違うところもあるのじゃ。ではあるが、私はこの脅威を深刻な物として恐れずにはいられないのじゃ』
○『クレットと私は敵の居場所を特定する装置を作る予定じゃ。イルシェナーからの情報を総合すると、ピラミッド型の建造物が敵の潜伏場所へのある種の出入口なのではないかと思っている。それが発見されて以来、相当な量のエーテル=エネルギーを用いた呪文で封印されているのじゃ』ニスタルはクリスタルを高く掲げた。
○『そして実際に、イルシェナーに魔法を唱える者は、ピラミッドを閉じこめておくために必要な量を越えてしまっているのじゃ。その事が何か他の下劣な目的に利用されていなければいいのじゃが』
○『私は何がこのエネルギーを集めているのか知る為に、様々な魔法を使った。今のところ、その魔法はトランメル、フェルッカ両面のあらゆる場所から引き出されている事位しか私には分からぬ。そこでクレット、私が君の助けを借りて作ろうとしている装置は,敵の力の根源を暴き出すための物なのじゃ。いったん見つけたとなれば、あとはそれがどのような物であっても破壊するのみじゃ。ピラミッドはきっと開く。ガーゴイルを奴隷としている者の正体も分かるかもしれない』
○『それはそうと…、私達が…、ああ…、私達はあなたの言うその装置を、まず最初に作らなければならないのですか?』クレットが尋ねた。
○『そうじゃ。第一段階としてな。』ニスタルは溜め息をついた。『容易な事ではないことは分かっている。恐らく我々が集められる以上の、膨大な量の素材を必要とするじゃろう。クレイニン、全ブリタニア市民に告知してくれ。我々は素材収集の為、相当な助力を必要とする。城の中庭にその装置を作ることになろう。全市民がそこに必要な物を持ってくる事が求められているのじゃ』
○ニスタルは部屋の中央まで歩き、集まった者一人一人の顔を見つめた。『これで、各人のなすべき事が御分かり頂けたはずじゃ。友よ…、今回の新しい脅威が全ソーサリアにとって、どれほど致命的な物になるかなどと言っている場合ではない。全世界がこの邪悪を根絶するべく、ブリタニアに住む全ての人々を頼みにしているのじゃ。さぁ、仕事に取り掛かってくれ。やる事は山ほどあるぞ』
○私には確信がある。彼ら、そして私は‘エクソダス’が何であったとしても、それを食い止めて見せる。ただ望むとすれば、私が王の下に行ったとしても、彼らが私なしで戦い抜いてくれる事だ。ニスタルはそんな風に思っていた。

 

 

最終週のルールなど

■EWE ガーゴイル編 5週目が最終回
 EWE ガーゴイル編ですが、6週のアップデート予定となっていましたが、5週目の今週がなぜか最終回のようです。

 ストーリーは6本あった、バーテンダーの導入も1週に含める、巻き戻りの延期分も含めて6週間・・・など、理由はお好きなものをどうぞ? コメントでは、バーテンダーコミという意味のような気がします。

 

■EWE ガーゴイル編の最終回
 EWE ガーゴイル編の最終回の情報です。

 ガーゴイル編は、今週が最終回になります。
 EWEは、プレイヤーの「アクション」で進行の展開や、結末が左右されるということが、その特徴としてあるイベントです。
 例えば、EWE1のオーク編では、最終回に「サベージとオークのどちらをより多く倒すのか」ということでコーブのオークキャンプの今後の沸きが決定されました。現在、その時にオークを多く倒したシャードはサベージが沸いていて、サベージを多く倒したシャードはオークが沸いています。
 途中の回で随時分岐などがある編もあるのかもしれませんが、今回のガーゴイル編も最終回のみ展開がシャード毎に違うものになるようです。

 ということで、それがどのように行われるのかということですが、今回の最終回は、前回のオーク編の最終回の時の良くなかった点の改善が計られる形で導入されます。
 具体的には、『最終回の「アクション」により多くの人が参加できる機会を作る』ということです。
 前回のオーク編は、最終回の、そのオークとサベージの討伐というアクションに参加できた人が非常に少なかったです。それは、ばらつきもありましたが、大体、サーバーアップ後、数時間ぐらいで全ての討伐プロセスが終了したからです。一応、前回の最終回は、襲撃された街の奪還という展開もあったので、そちらは参加できた人は多かったと思うのですが、「分岐」の要素を持つそのオークかサベージの討伐アクションには参加できなかった人が多かったです。
 なので、その点の不満も多く、今回はこれが改善されることになりました。その改善点を取り入れて、今回の最終回は以下のような形で実施されます。


1)EWE ガーゴイル編の最終回は3ラウンド制です
◎最終回なので、これまでの展開の終わりと言えるような展開になりますが、その展開が3回に分かれて発生します。

◎第1ラウンドとしての展開が終了すれば、第2ラウンドとしての展開が始まり、最後に第3ラウンドとして本当の最後のシナリオ展開になります。

◎ただし、下記のタイム制限ありです。


2)EWE ガーゴイル編の最終回は複数日に渡って実施されます
◎最低でも最終回は必ず3日は「継続する」ようなシステムで導入されます。

◎長い場合は、何日、何週間、何ヶ月になるかは分かりません。つまり、誰も参加しないような場合や、参加者が十分なアクションを取れない場合はずっと続くということです。

◎これらは、最終回が前述の3ラウンド制で、下記のタイム制限があるためにそうなります。


3)EWE ガーゴイル編の最終回は19時に始まります
◎これは、19時ごろが皆が一番参加しやすい時間帯であるだろうということからこうなっています。

◎日本シャードならば19時ということで、それぞれのシャードが設置されている現地時間での19時に始まります。

◎最終回のアップデート自体は、定期メンテナンス後に導入されますが、それが有効とされるのが19時という意味です。

◎アップデートされた当日の19時からが第1ラウンドの開始となります。

◎第1ラウンドがスタートした19時がラウンド開始のスタートタイムとなり、そのスタートタイムの24時間後になった時に、第1ラウンドが、参加者によって十分なアクションが取られて終了しているならば、その時から第2ラウンドがスタートします。

◎もし、そのスタートタイムの24時間後になった時に、参加者の十分なアクションが取られていないことにより第1ラウンドが終了していない場合は、次の24時間のカウントが始まり、その24時間後になった時に、第1ラウンドが、参加者によって十分なアクションが取られて終了していればそこから第2ラウンドが開始されます。

◎つまり、最終回のアップデート後は、各ラウンドの開始判定が、毎日19時(24時間に1度)にあり、そのときに、そのラウンドが終了しているならば次のラウンドがその時から開始されるということです。

◎ラウンドが3つ、最低でも24時間に1度しかラウンドは進行しないということにより、1番早く最終回が全て終わるというのが3日となります。

◎サーバーのタイムズレなどによって、開始時間は多少ずれる場合がありますが、例えば、サーバーダウンで何時間もサーバーがダウンしていても、開始時間が19時より早くなることも、20時より遅くなることも決してありません。つまり、各ラウンドの開始時間は常に19時から20時の間に発生します。


4)EWE ガーゴイル編のその他
◎最終回は、トラメル、フェルッカ、イルシェナーでそれぞれ発生、展開します。SPシャードはフェルッカのみです。

◎最終回の内容についての細かな部分は「ゲーム内」で分かるでしょう。

◎最終回の各シャードへの導入日は日本シャードならば木曜日です。つまり、第1ラウンドのスタートは木曜日の19時です。

 

 

解説

 

■使役ガーゴイル、ブリタニアに登場
 これまでイルシェナーにしかいなかった、使役ガーゴイル(Gargoyle Enforcer)がブリタニアにも登場しています。
 登場場所は、これまでゴーレムやコントローラーが沸いていた場所の近くです。
 TDを持っていないなどで、まだ見たことがない人は、ブリタニアの各地にいるので探してみましょう。

<使役ガーゴイル>
UORでみれば、金色?茶色?黄土色?のガーゴイルです。

 

■EWE ガーゴイル編 最終回 スタート!
 日本シャードでEWEガーゴイル編の最終回の第1ラウンドがスタートしています。
 トラメル、ブリテイン城中庭に行って、そこで求められる「資材」をニスタルの横にある「箱」又は「宝箱」に入れて行くことが必要です。

◎必要な資材:
 ○ノーマルインゴット 10万個
 ○黒インゴット 5万個
 ○ゼンマイ部品 250個
 ○パワークリスタル 100個
 ○ギア 5000個
 ○普通の各種宝石 5000個

 ちなみに、「resource」という単語をニスタルにSayすれば、残りの資材の数がわかります。

 ということで、ブリテイン城中庭に装置が完成したシャードはそれで、第1ラウンドが終了です。
 日本シャードは全て終了となりました。

おおよそな終了順@時事ネタ掲示板より>
 1:イズモ(1時間15分41秒)
 2:ワコク(1時間16分16秒)
 3:ヤマト(1時間20分34秒)
 4:アスカ(1時間42分21秒)
 5:ホクト(1時間42分34秒)
 6:ミズホ(2時間33分18秒)

 第1ラウンドが終了したシャードは、明日の19時がまた次のラウンドのスタート時間になりますので、参加する方は時間を空けておきましょう。

<完成した装置>

 

■EWE ガーゴイル編 最終回ラウンド2 スタート
 日本シャードで、EWE ガーゴイル編の最終ラウンドがスタートしました。

 ブリテインの中庭にいるニスタルが叫ぶように、ブリタニア各地にある24の「タワー」を破壊することが今回の目的です。
 これは、ブリタニア、ロストランドを含めて24で、トラメルに12、フェルッカに12あります。

 まずは、各地にあると言われるそのタワーを探しましょう!

 タワーは、パワージェネレーターのようにコントロールパネルがあり、そこをWクリックすることで以下のようなパズル画面が表示されます。
 パワージェネレーターと違って、同時に何人でも操作可能なので、1度チャレンジして見ましょう。

 ちなみに、トラメル、ブリテイン城中庭にいるニスタルに「News」とSayすることで残りのタワーの数が確認できます。

<エネルギータワー>
これを破壊します。
下にあるコントロールパネルをWクリックで
パズル画面へと変わります。

 

■パズルの解き方
 Bをクリックすると、AとCの「×」が矢印「∧」「∨」に変わります。
 そのどちらかの「∧」「∨」を選択すると、Dの絵が変化します。
 これを繰り返して、最終的にEと同じ形にして、以下のパズル画面2の「Apply」を押せばパズルは解読されます。

 ただし、 以下のパズル画面2の「Crystal Locked」の数だけパズルを解く必要があります。この場合だと、4回繰り返せばタワーは破壊されます。
 また、「Command Functions」の回数は「∧」「∨」の操作制限回数になっているので、これを超えて絵を左右あわせても無効になります。

 「∧」「∨」を選択したときのDの図柄の変化の法則は・・・考えてみましょう!

<パズル画面1>

<パズル画面2>
「APPLY」は回答する
「CANCEL」はやり直し
「LOGOUT」は終了する
です。

 

■全日本シャード、エネルギータワー全て破壊完了
 昨日19時より開始されたEWE ガーゴイル編の最終回ラウンド2ですが、日本シャードは全てのシャードで全ての「タワー」の破壊が完了しました。

 日本シャードのラウンド3の開始は今日の19時からです。
 ラストは、ニスタルのメッセージにあるように「イルシェナー」がメインで進行すると思います。ブリタニア側にも何か起こるのかは不明です。
 また、コメントとしてあるように最後はやはり戦闘系のイベントになるはずです。
 ちなみに、ソノマが今日の昼12時からラウンド3が開始されるので、気になる方は見に行ってみるといいと思います。

おおよそな終了順@時事ネタ掲示板より>
 1:アスカ(4時間17分35秒)
 2:ワコク(4時間46分16秒)
 3:イズモ(5時間02分56秒)
 4:ミズホ(5時間31分01秒)
 5:ヤマト(5時間38分40秒)
 6:ホクト(5時間33分53秒)

 ちなみに、終了時間ですが、ソノマは24時間以上かかりましたが、海外シャードは1時間を下回るところもあったようでかなり早かったみたいです。
 これは、場所情報が座標付きで流れたためだと思いますが、この辺りは今後のイベントでランダムなどに改善されることを期待するということで・・・。全て終わった後にフィードバックをすればいいかなと思います。
 ラウンド2は、個人的には日本シャードは長く楽しめた方だと思います。

<ラウンド2終了後のニスタルメッセージ>
エクソダスのエネルギータワーは破壊された!
しかし、イルシェナーの中心のエクソダスダンジョンには
いくらかのエネルギーが残っているようだ。
我々はそれを保護しているバリアが
完全に除去されるのを待たなければならない。

 

■EWE ガーゴイル編 最終回 ラウンド3スタート!
 日本シャードで最終回のラウンド3がスタートしました。
 今回は、昨日のメッセージ通り、イルシェナーで進行します。

 メッセージは以下のようです。

<ラウンド3の開始メッセージ>
エクソダスのエネルギータワーは破壊された。
そして、そのエクソダスダンジョンを保護していたバリアはなくなった。
そのダンジョンの中にはガーゴイルシティーを操っている装置がある。
それを壊せ!そうすればガーゴイルシティーは自由になる!

 

■新ダンジョン、エクソダスダンジョン誕生!
 メッセージが以上のようなので、今回は、「ガーゴイルシティーの解放」が目的です。
 そのエクソダスダンジョンを見つけてその中にあると言われる装置を破壊しに行きましょう!

 ダンジョンは、イルシェナーの新エリアのエネルギーで守られていたピラミッドのある場所から行くことが可能です。

 ダンジョンの場所はこちら
 その地図の「エクソダスダンジョン」のところの、ピラミッドの一番下は、入ることが可能です。入ると、その中心部は以前は「エネルギー」で守られていましたが、今回からそれがなくなり、その上に乗るとダンジョンへと移動するようになっています。

 

■ガーゴイルシティーの解放
 ニスタルの言う、ガーゴイルシティーの解放は、エクソダスダンジョンのエクソダスミニオンロードを倒すことで進みます。
 エクソダスミニオンロードを倒すことで、ダンジョンの中のバリアが張られている地域のバリアが次第になくなっていき、全部なくなれば解放となります。

↓これを倒すと・・・

下の地図の右上にある場所の・・・

このバリアがなくなっていきます。
全部なくなれば解放です。

 

■ガーゴイルシティーの解放の様子
 エクソダスダンジョンでのガーゴイルシティー解放の最後の様子をイサリーズ@RPGさんに送っていただきました。
 すごく早く終わったので、見逃した方も多いかもしれませんが、上のバリアが破られた直後は、以下のような状態だったそうです。
 右にあるコントロールデバイスと言うのもはじめてみる画像だと思います。
 で、解放が終了すればその下のような画面になったそうです。

イサリーズ@RPGさん、
投稿ありがとうございました

 

■新モンスター、「エクソダスミニオン」「エクソダスミニオンロード」登場!
 新規誕生したエクソダスダンジョンで、新モンスター「エクソダスミニオン」と「エクソダスミニオンロード」が登場しています。

<エクソダスミニオン>

<エクソダスミニオンロード>

 

■エクソダスダンジョンの日誌
 エクソダスダンジョンの入口から西の突き当りの部屋の机の上には以下のような「日誌」が置かれています。

 

■新生産アイテム続々誕生!
 ガーゴイルシティーが解放されたシャードでは、ガーゴイルシティーが文字通り街になっています。
 その街の中では、これまでモンスターだったガーゴイルが店員に変わっていて、攻撃したり攻撃されたりしません。
 バンクも新設されていて、街として十分機能します。

 この街の中では、「本」が入手可能です。この本が、以前より噂の「石細工」、「ガラス細工」に必要となっています。

 詳しくは詳しくは、スキル帖、「Alchemy」、「Carpentry」、「Mining」へ。

 

■EWE ガーゴイル編終了
 5週に渡って繰り広げられてきたEWEガーゴイル編ですが、日本シャードは、昨日、ガーゴイルシティーが解放になったことで全て終了となりました。
 今回は、「分岐」は設定されていなかったようですので、どのシャードも同じ結果になっています。

 ちなみに、EWE3もありますが、こちらは今回の終了から「最低でも」1ヶ月のお休みがあった後にスタートとなります。
 過去のコメントでは、EWE3はEWE1、EWE2との三部作のようなものだそうです。

<ガーゴイル編終了メッセージ>
ガーゴイルシティーは解放された。
勇気ある友と盟友の働きに感謝する。
人間とガーゴイルが共に喜びの中にあるだろう。

 

 

 

ガーゴイル編まとめ

 追加、変更のまとめは以下。

<追加アイテム>
○神秘の装備(4種類)
○ゼンマイ部品
○パワークリスタル
○メイドゴーレム
○ガラス細工関連(12種類)
○石細工関連(11種類)
○教科書(4種類)
○砂
○花崗岩
○パイプ
○木槌とのみ


<追加モンスター>
○ゴーレム
○コントローラー
○パワージェネレーター
○奴隷ガーゴイル(Enslaved Gargoyle)
○使役ガーゴイル(Gargoyle Enforcer)
○ガーゴイルデストロイヤー
○エクソダスオーバーシーア(Exodus Overseer)
○エクソダスミニオン
○エクソダスミニオンロード


<変更、追加点>
○イルシェナーの中央部に新エリアが誕生
○イルシェナー新エリアにドラゴンエッグダンジョンが誕生
○イルシェナー新エリアにエクソダスダンジョンが誕生
○イルシェナー新エリアのガーゴイルシティーの解放

 

 

 

 


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