マニュアル |
◆ネームカラーシステム◆
09/08/08 UPDATE
ネームカラーシステム概要 |
ネームカラーシステムとは、そのキャラクターの「属性」によって、そのキャラクターの名前の色が変化するシステムのことです。
例えば、通常のプレイヤーであるならばネームカラーは青で、他のプレイヤーを殺害するなどの悪行を行うプレイヤーであるならばネームカラーは赤になるなど、そのキャラクターが善であるのか、悪であるのかなどの属性が見た目で分かるようになっています。
ただし、これはシステム的な判断がなされるだけで、見た目は青ネームで善であっても、実際には悪のプレイヤーであるということは十分あるので注意しておきましょう。
ちなみに、各キャラクターにはそれぞれ名前が付けられていて、そのネームカラーを表示させるには、キャラクターをシングルクリックしたり、オールネームのマクロを使用するなどで行えます。
ただし、オールネームでは自分の名前と色は表示されません。
ネームカラー各色 |
ネームカラーとして与えられている色ごとの解説です。
青ネーム |
普通のプレイヤーと普通のNPCに対して与えられるネームカラーです。
ごく普通の状態で、「一般人」と呼ばれる状態です。
この状態でプレイヤーに殺害された場合は、そのプレイヤーを殺人報告することが可能です。
モンスターに対して与えられる場合もあり、この場合は一般人ではなく、「善性のモンスター」と呼ばれます。
青ネームのモンスターは、殺すと、殺人カウントは入りませんが、カルマが下がります。
また、青ネームのモンスターは、プラスカルマのプレイヤーに対しては攻撃的ではなく、マイナスカルマのプレイヤーに対してのみ攻撃的な性格を持つようになっています。
グレイネーム |
犯罪者と攻撃者に対して与えられるネームカラーです。
現在は、グレイ(灰色)というよりも白色に近いネームカラーになっています。
犯罪者と攻撃者の状態は短い時間の間だけで、通常は最後の犯罪行為、最後の攻撃行為が行われてから約3分の時間が経過すれば犯罪行為、攻撃行為が行われる前のネームカラーに戻ります。
グレイネームの状態では、以下の制限を受けます。
◎プレイヤーに殺害された場合は、そのプレイヤーを殺人報告することが出来ません。
◎神殿、NPCヒーラーで蘇生を行うことが出来ません。
◎リコール、セイクレッドジャーニー、固定ムーンゲートの使用が出来ません。
◎他のPCの家へ進入することが出来ません。ただし、ギルドメンバー、敵対ギルドメンバーに対して攻撃者、犯罪者状態である場合を除きます。
◎バンクボックスを開けることが出来ません。
◎ペットを預けることが出来ません。出来なくなります。
ちなみに、グレイネームは、モンスター、動物などのNPC生物に対しても与えられるネームカラーになっています。
犯罪者、攻撃者に関する詳細は以下です。
犯罪者 |
「犯罪」となる行為を行う者です。
犯罪となる行為は以下です。
◎青ネームの一般人に対して直接攻撃、魔法攻撃などの攻撃的な行為を行うこと。
ただし、プレイヤーに対しては、フェルッカ以外のファセットではこのような行為は行えません。
また、プレイヤーに対して攻撃的な行為を行ったときは、犯罪者であると同時に攻撃者でもあるという状態になることがあります。
◎権限のない青ネームの死体からルートすること。
ただし、プレイヤーの死体に対しては、フェルッカ以外のファセットではこのような行為は行えません。
◎グレイネーム、赤ネームに対して、回復行為、ペットの譲渡などの有益な行為を行うこと。
ただし、フェルッカ以外のファセットではこのような行為は行えません。
◎盗みを行った場合
ただし、完全成功の場合は犯罪者にならないときもあります。
ちなみに、盗みを成功させた場合は、その盗まれた者のみでの関係で、永久犯罪者という扱いになります。永久犯罪者などについての詳細は、スキル帖「Stealing」(盗み)の項目を参照しておいて下さい。
攻撃者 |
「攻撃」となる行為を行う者です。
攻撃となる行為は、直接攻撃、魔法など全ての攻撃行為を含みます。
ただし、攻撃者となるという状態は、その攻撃を行った者との間にだけ成立する状態となります。
つまり、それ以外の者から、その攻撃者を見たとしてもグレイネームにはなっていないということです。
ちなみに、プレイヤーに対しては、フェルッカ以外のファセットでは攻撃行為は行えません。
赤ネーム |
主にプレイヤーに対して与えられるネームカラーです。
殺人カウントが一定数以上になった状態のことで、「殺人者」と呼ばれる状態です。
NPCに対して与えられる場合もあり、この場合は人型のNPCが中心になっていて、プレイヤーに対して攻撃的な人型モンスターという扱いになっています。
ちなみに、一般的に「赤ネーム」と呼ばれる場合は、このようなNPCは含まず、プレイヤーの赤ネーム(殺人者)のみを指します。
殺人カウントと赤ネーム状態の詳細は以下です。
殺人カウント |
◎殺人カウント:
・短期殺人カウント、長期殺人カウントの2つがあります。
・短期と長期は、PCを殺して殺人報告をされた場合に、その報告された数だけカウントされます。つまり、PCを殺しても殺人報告をされなかった場合はカウントされないので、単純な殺した数とは違うということです。
・短期と長期は常に同時にカウントされます。時間による減り方の違いにより短期と長期に分かれており、その意味は以前はステータスロス状態の赤ネームであるのかどうかの判定にありましたが、現在は、あまり意味がありません。
○短期殺人カウント(Short
Term
Murders):
・8時間で-1になります。これは、以前はステータスロス状態の赤ネームであるのかどうかの判定にありましたが、現在はあまり意味がありません。
○長期殺人カウント(Long
Term
Murders):
・40時間で-1になります。簡単に言うと赤ネームであるかどうかのカウントです。5以上なら赤ネームになります。
赤ネーム状態 |
赤ネーム状態となると、以下のようなペナルティーを持つようになります。
◎街などのガード圏内に入ることが出来ますが、カード圏内であっても、赤ネーム、青ネーム、敵対派閥メンバーを含めて、誰からも正当に攻撃されます。
◎フェルッカ以外のファセットに移動することが出来なくなります。
◎神殿、NPCヒーラーで蘇生が出来なくなります。ただし、カオスの神殿のみ、赤ネームでも蘇生が可能です。
◎赤ネームは、徳の入手と、徳の使用が全く出来なくなります。ちなみに、徳ポイントを入手出来ないので、それまでに入手した徳ポイントは普通に腐るだけになります。
緑ネーム |
プレイヤーギルドに入っているプレイヤーと、自分と同じギルドに入っているプレイヤーに対して与えられるネームカラーです。
青ネームのプレイヤーの場合でも、自分がギルドに入っているときは、自分自身のネームカラーを自分で表示した場合は緑ネームになります。
ただし、そのギルドと無関係な他人が自分のネームカラーを表示させた場合は、緑ネーム状態であっても青ネームとして表示されます。
オレンジネーム |
自分の加入しているプレイヤーギルドと戦争状態にあるギルドのメンバー、自分の加入している派閥と敵対関係にある派閥に加入しているメンバーに対して与えられるネームカラーです。
ギルド戦争状態にあるならば、どのファセットにおいても、そのプレイヤー間で攻撃行為を行うことが可能で、常にオレンジネーム表示になります。
派閥の場合は、フェルッカでのみ、オレンジネーム表示がなされます。
また、攻撃行為が行えるのもフェルッカにいるときに限られます。
黄色ネーム |
NPC店員、NPCベンダー、タウンクライヤーなどの特定のNPC、ゲームマスター(GM)などに対して与えられるネームカラーです。
この黄色ネームが付けられたキャラクターは、無敵になっていて、どのような方法でも攻撃して基本的にダメージを与えることは出来なくなっています。
紫ネーム |
カウンセラーや、GMイベントを行うシーアなどに対して与えられるネームカラーです。
GMイベントのモンスターなどがこのネームカラーになっている場合もあります。
つまり、紫ネームのモンスターなどを見かけた場合は、GMによって操作されているものであるということになります。