HP ENVY 700-560jp パソコン レビュー 紹介

HP ENVY 700-560jp パソコン レビュー 紹介

 

 

はじめに

 日本ヒューレット・パッカードで販売されている「HP ENVY 700-560jp」(700-560jp/CT)のパソコンのレビュー、紹介記事です。

 このパソコンは、日本ヒューレット・パッカードで販売されているハイエンドなミニタワーパソコンで、インテルのCore i7プロセッサーや高性能グラフィックカードなどを搭載可能な、性能とコストパフォーマンスの良いパソコンです。

 ここでは、その性能が実際にどれほど凄いのかを、ベンチマークテストなどを交えて検証したり、紹介したりしています。

 また、カスタマイズにより、自分好みの構成を選択することが出来るので、失敗のないベストなカスタマイズ方法も紹介しています。

日本ヒューレット・パッカードで販売されている「HP ENVY 700-560jp」(700-560jp/CT)のパソコンのレビュー、紹介記事

 

 

 

構成など

 今回レビューに使った、日本HPの「HP ENVY 700-560jp/CT」のパソコンのスペックは、以下のようになっています。

今回レビューに使った、日本HPの「HP ENVY 700-560jp/CT」のパソコンのスペックは、以下のようになっています

◎OS : Windows 8.1
◎CPU : インテル Core i7-4790K プロセッサー(4.0GHz、インテル スマート・キャッシュ8MB、4コア/8スレッド)
◎メモリ : 16GB(PC3-12800<1,600MHz>)
◎HDD(SSD) : 512GB SSD+1TB HDD
◎ドライブ : ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応、DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)
◎グラフィック : NVIDIA GeForce GTX 980 4GB(GDDR5)

 この構成を踏まえて、日本HPの「HP ENVY 700-560jp/CT」のパソコンの外観のレビュー、性能のレビュー、そしてお勧めの構成などをレビューしていきたいと思います。


外観などの紹介、レビュー
ケース内部などの紹介、レビュー
ベンチマークテストなどの紹介、レビュー
カスタマイズなどの紹介、レビュー
まとめ

 

 

 

外観など

 HP ENVY 700-560jp/CTの外観などのレビュー、紹介です。

HP ENVY 700-560jp/CTの外観などのレビュー、紹介です

 まず、外観は、上の画像のようなものになっています。

 このパソコンの外観は、黒を基調にして、シルバーが取り入れられたデザインになっており、正面から見た場合、アシンメトリー、つまり左右非対称になっているというデザイン性の高いものです。

このパソコンの外観は、黒を基調にして、シルバーが取り入れられたデザインになっており、正面から見た場合、アシンメトリー、つまり左右非対称になっているというデザイン性の高い

 ケースの特徴としては、まず、ケースの向かって右側と、

パソコン本体の全体的なサイズは、約「175×415×412mm」(横×高さ×奥行き)で、一般的なミニタワー型のパソコンと比べると少しコンパクト

 ケースの向かって左側に、放熱、吸排気のための穴が少し開けられています。

 パソコン本体の全体的なサイズは、約「175×415×412mm」(横×高さ×奥行き)で、一般的なミニタワー型のパソコンと比べると少しコンパクトで、重さも、注文する構成により多少前後しますが約10kgで、こちらも一般的なミニタワー型のパソコンと比べると少し軽いものになっています。

HP ENVY 700-560jp/CTの筐体は、正面から見ると、前述のように左右非対称になっていて、実サイズよりも一回りほど小さく見えるような視覚的な効果もあります

 HP ENVY 700-560jp/CTの筐体は、正面から見ると、前述のように左右非対称になっていて、実サイズよりも一回りほど小さく見えるような視覚的な効果もあります。

前面の上の部分には、DVDやブルーレイなどのドライブと、希望により追加可能な増設用のブルーレイドライブの2つの場所が用意

 前面の上の部分には、DVDやブルーレイなどのドライブと、希望により追加可能な増設用のブルーレイドライブの2つの場所が用意されています。

前面の中央部分は、通常は上の画像のように閉まっていますが、パネルを下にずらして開くことが出来るようになっています

 前面の中央部分は、通常は上の画像のように閉まっていますが、パネルを下にずらして開くことが出来るようになっています。

パネルを開けると、SDカードやメモリースティックなどの各種メディアを読み込むことが出来るメディアカードリーダーと、USB2.0端子が4つ現れます

 パネルを開けると、SDカードやメモリースティックなどの各種メディアを読み込むことが出来るメディアカードリーダーと、USB2.0端子が4つ現れます。

HP ENVY 700-560jpのUSB端子は他にもあり、上の画像のように、前面パネルの上の後ろの部分にも2つ用意されていて、この部分はUSB3.0のハイスピード端子が採用

 HP ENVY 700-560jpのUSB端子は他にもあり、上の画像のように、前面パネルの上の後ろの部分にも2つ用意されていて、この部分はUSB3.0のハイスピード端子が採用されています。

 さらにその横には、マイク入力が1つ、ヘッドフォン出力が1つ用意されています。

HP ENVY 700-560jpのケースの上の部分は、ちょっとした機器ならば置いておくことが出来るので、何かこのケースの上に置けるようなUSB機器

 USB端子は、後述のようにケースの背面にも用意されているので、通常は、常時接続しておくようなUSB機器は背面の端子を使い、一時的に少し使うようなUSB機器は前面のものを使うということで十分だと思いますが、HP ENVY 700-560jpのケースの上の部分は、ちょっとした機器ならば置いておくことが出来るので、何かこのケースの上に置けるようなUSB機器は、この前面パネルの上の後ろに繋いでもいいと思います。

 ちなみに、画像では少し分かりにくいかもしれませんが、このPCケースの上は、中央部分に向かってくぼむようなデザインになっているので、置いたものが横方向に転がりにくいような工夫もなされています。

HP ENVY 700-560jpの背面は、上の画像のようなものです

 HP ENVY 700-560jpの背面は、上の画像のようなものです。

 一般的なミニタワータイプのパソコンの背面とだいたい同じような感じですが、後述のように電源が逆倒立になっているので、上の部分に電源コードの差込口があるのが特徴となっています。

背面の上部は、今回の構成では、「NVIDIA GeForce GTX 980」のグラフィックカードによる、DVI-IやHDMI、DisplayPortといった、ディスプレイ接続用の端子が搭載

 背面の上部は、今回の構成では、「NVIDIA GeForce GTX 980」のグラフィックカードによる、DVI-IやHDMI、DisplayPortといった、ディスプレイ接続用の端子が搭載されています。

HP ENVY 700-560jpの、この構成での動作音、騒音については、普通にインターネットをするなどの負荷が低い状態ならば、パソコンの動作音は32〜35デシベル程度で、負荷が高い状態になると平常時からプラス3デシベル程度の動作音

 背面の下部には、USB2.0端子が2つ、USB3.0端子も2つ用意されています。
 また、リアスピーカー出力、サイドスピーカー出力、センターサブウーファー出力、ライン出力、ライン入力、マイク入力、デジタル音声出力端子(光)などの各種接続端子もあります。

 よって、各種接続端子は、必要となるものが普通に十分に用意されているので、外部機器との接続という点においても、使い勝手は良いと思います。

 ちなみに、HP ENVY 700-560jpの、この構成での動作音、騒音については、普通にインターネットをするなどの負荷が低い状態ならば、パソコンの動作音は32〜35デシベル程度で、負荷が高い状態になると平常時からプラス3デシベル程度の動作音になります。

 HP ENVY 700-560jpは、静音パソコンというわけではないので、動作音は普通にありますが、負荷の高い3Dゲームをするぐらいでは、それほど動作音は変わらないので、うるさく感じるような状態になることは一般的な使い方ではあまりないかもしれず、他の普通のミニタワータイプのパソコンと比べると、感じ方の個人差はあると思いますが、静かな方だと思います。

HP ENVY 700-560jpは、静音パソコンというわけではないので、動作音は普通にありますが、負荷の高い3Dゲームをするぐらいでは、それほど動作音は変わらない

 

 

 

ケース内部など

 HP ENVY 700-560jp/CTのケースの内部などのレビュー、紹介です。

HP ENVY 700-560jp/CTのケースの内部などのレビュー、紹介です

 まず、このパソコンのケースの内部は、上の画像のようになっています。

 HP ENVY 700-560jpは、一般的なミニタワーパソコンの筐体よりも少しコンパクトになっていますが、コンパクトでありながらも、ケース内部は十分な空間としっかりとした配置がなされており、見た目も整っていると思います。

HP ENVY 700-560jpは、一般的なミニタワーパソコンの筐体よりも少しコンパクトになっていますが、コンパクトでありながらも、ケース内部は十分な空間としっかりとした配置がなされており、見た目も整っている

 特徴としては、先にも少し書きましたが、上の画像のようにマザーボードが通常とは逆の倒立で配置されているところになります。

 これは冷却の効率を良くするために行われているもので、これによってCPUやグラフィックカードなどの発熱パーツの位置を最適化し、エアフローを向上させています。

HP ENVY 700-560jp/CTのケースは、上の画像の左にあるネジ1つを外すだけで内部にアクセス出来るようになっています

 実際にどうなっているのかは上の画像のような感じで、背面のファンなどによる排熱が効率良く行われる形になっています。

HP ENVY 700-560jp/CTのマザーボード、チップセットは、「インテル Z97 Express チップセット」が採用されています

 HP ENVY 700-560jp/CTのケースは、上の画像の左にあるネジ1つを外すだけで内部にアクセス出来るようになっています。

 よって、ケースを開けてスロットにカードを増設したりする作業も簡単に行え、メンテナンス性なども高いです。

 HP ENVY 700-560jp/CTのマザーボード、チップセットは、「インテル Z97 Express チップセット」が採用されています。

 電源は100V電源で、電源容量は500Wです。
 電源については、高性能なグラフィックカードの消費電力などを考えると、それほど容量に余裕はありませんが、注文時のカスタマイズにおいて、フルに電源を使用する構成にしても十分足りる内容で、性能とコストパフォーマンスのバランスを考え、この電源になっているため、何か不足するようなことは通常ないのですが、HP ENVY 700-560jp/CTの電源は、普通のATX規格の電源なので、電源が足らなくなるような増設を自分で将来的に行うような場合は、容量の大きな電源に自分で交換することも可能です。

HP ENVY 700-560jp/CTのベンチマークをテストして、その性能をレビュー、評価してみます

 

 

 

ベンチマークテストなど

 HP ENVY 700-560jp/CTのベンチマークをテストして、その性能をレビュー、評価してみます。

 これらの結果は、ほぼデフォルト状態でのもので、ドライバなどを更新すると更に上がったり、また例外的に下がる場合もあるかもしれません。
 また、ウイルス対策ソフトなどの常駐ソフトもオンにした状態で、あまり無理のない自然な状態での評価になります。

 ちなみに、パソコンのハードウェアは、マイナーチェンジが行われていたり、同じ型番などでも個体差があるので、ベンチマークテストの結果は参考程度にしておいて下さい。

 

Windows エクスペリエンスインデックス

 HP ENVY 700-560jp/CTのパソコンパワーを図るベンチマークテストとしては、まず、Windows 8.1のパソコンのシステムで確認出来る「Windows エクスペリエンスインデックス」を見ていきます。

 Windows エクスペリエンスインデックスは、Windows 8までは、「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」と進んで、「システム」の項目をクリックし、「評価:Windows エクスペリエンスインデックス」の項目をクリックするなどで簡単に見ることが出来たのですが、Windows 8.1からは簡単に見れなくなっています。

 Windows 8.1のWindows エクスペリエンスインデックスは、「コマンドプロンプト(管理者)」で確認することが出来ます。

HP ENVY 700-560jp/CTのパソコンパワーを図るベンチマークテストとしては、まず、Windows 8.1のパソコンのシステムで確認出来る「Windows エクスペリエンスインデックス」を見ていきます

 実行すると、結果ファイルで上の画像のようなものが見れます。

HP ENVY 700-560jpのこの構成でのWindows エクスペリエンスインデックスの数値は、これまでの表示に従うと以下のようになります

 これが、上の画像のような、これまでのWindows エクスペリエンスインデックスの表示に対応したものとなっており、スコアは、1.0〜9.9で表示され、表示される数が大きいほどパソコンの性能が高いということになっています。

 HP ENVY 700-560jpのこの構成でのWindows エクスペリエンスインデックスの数値は、これまでの表示に従うと以下のようになります。

◎プロセッサ:8.5
◎メモリ:8.5
◎グラフィックス:8.8
◎ゲーム用グラフィックス:8.8
◎プライマリハードディスク:8.2

 今のところ全ての数値が9.9の満点になるという市販のパソコンやパーツはないので、今回のこの8.2から8.8の各数値は、全体的にかなり良い結果になっています。

 ちなみに、「プライマリハードディスク」の数値は、今回はSSDが搭載されているので8.2と非常に高いですが、HDDの場合は5.9ぐらいになり、5.9ぐらいでもHDDの中では良いスコアですが、SSDとはかなり数値が違うものになります。

 

 

PCMark 7、3DMark

 ベンチマークとして、次に、「Futuremark」の「PCMark 7」と「3DMark」の数値を見ていきます。

HP ENVY 700-560jpの今回の構成での「PCMark 7」のスコアは、全てデフォルト設定の「PCMark suite」のテストで「6744」という結果

 HP ENVY 700-560jpの今回の構成での「PCMark 7」のスコアは、全てデフォルト設定の「PCMark suite」のテストで「6744」という結果になりました。

 「PCMark 7」は、Windows 7以降のOSを搭載したパソコンを対象にしているベンチマークで、総合的なシステム性能を計測するものです。

 「6744」という結果は、今回のHP ENVY 700-560jpは、上位のスペックでのカスタマイズ構成となっているので、非常に高いスコアが出ており、十分な性能が発揮されていることが分かります。

「6744」という結果は、今回のHP ENVY 700-560jpは、上位のスペックでのカスタマイズ構成となっているので、非常に高いスコアが出ており、十分な性能が発揮されていることが分かります

 また、「3DMark 11」のスコアは、全てデフォルト設定の「Performance」のプリセットのテストで、「14107」という結果になりました。

 「3DMark 11」は、Windows Vista以降のOSを搭載し、DirectX 11世代のグラフィックカード(GPU)を搭載したパソコンを対象にしているベンチマークになっていて、ゲーム向けなシステム性能を計測するものです。

 DirectX 11対応のPCゲームは、まだあまりなく、また、DirectXの世代で表すことにあまり意味はないかもしれませんが、PS3やXbox 360はDirectX 9.0c世代で、Wii UがDirectX 10.1世代、PS4、Xbox OneがDirectX 11世代となっており、現在の主要な家庭用据え置きゲーム機で対応が始まったばかりなので、「3DMark 11」は、先を見据えたゲーム向けな性能を計測するというような感じになっています。

 この構成での「14107」という結果は、デスクトップパソコンとしては非常に良いスコアになっています。

「3DMark 11」の次世代版となっている「3DMark」のスコアは次のような結果になります

 また、「3DMark 11」の次世代版となっている「3DMark」のスコアは次のような結果になります。

 Fire Strike Ultra 2906
 Fire Strike Extreme 5595
 Fire Strike 10875
 Sky Diver 26868
 Cloud Gate 27490
 Ice Storm Extreme 160730
 Ice Storm 170137

 よって、どれもデスクトップパソコンとしては非常に高い数値が出ており、これらが実際のゲームではどのように判断されているのかを次から見ていきます。

 

 

ファイナルファンタジー14のベンチマークテスト

 ベンチマークとして、次に、ゲーム用としてよく使われ、「新生」として新展開が行われる「ファイナルファンタジー14」のベンチマークテストを見てみます。

HP ENVY 700-560jpのこの構成では、最新のオンラインPRGも非常に快適にプレイが可能です

 FF14のベンチマークテストでは、「最高品質」のデフォルトの設定で、スコアは「21840」となり、「非常に快適」にプレイすることが出来るという結果になりました。

 よって、HP ENVY 700-560jpのこの構成では、最新のオンラインPRGも非常に快適にプレイが可能です。

設定を「最高品質」の「1920×1080」の設定にしても、「15636」のスコアになり、「非常に快適」にプレイ出来る結果となることから、高解像度でも、このPCならば非常に快適なプレイが可能

 また、設定を「最高品質」の「1920×1080」の設定にしても、「15636」のスコアになり、「非常に快適」にプレイ出来る結果となることから、高解像度でも、このPCならば非常に快適なプレイが可能です。

 

 

モンスターハンター フロンティアオンラインのベンチマークテスト

 次は、カプコンの「モンスターハンター フロンティアオンライン」のベンチマークテストの紹介、レビューです。

HP ENVY 700-560jpの、この構成でのMHFのベンチマークテストの結果(SCORE)は、デフォルトのフルスクリーンモードの1280×720の解像度での判定で、「51083」という結果

 HP ENVY 700-560jpの、この構成でのMHFのベンチマークテストの結果(SCORE)は、デフォルトのフルスクリーンモードの1280×720の解像度での判定で、「51083」という結果になりました。

 モンスターハンター フロンティアオンラインのベンチマークテストの結果についての明確な指標は示されていませんが、一般的には、スコア約「2500」以上で動作し、スコア約「5000」以上あればそれなりに快適に動作するとみられています。

 今回のMHFのベンチマークテストの結果は、それらと桁違いの「51083」なので、非常に快適にプレイ可能で、解像度を上げるなど、各種設定をもっと厳しくしても、このパソコンならば十分快適な動作が期待出来ると思われます。

 

 

ファンタシースターオンライン2のベンチマークテスト

 次は、人気のオンラインゲーム、セガの「ファンタシースターオンライン2」のベンチマークを見てみます。

HP ENVY 700-560jpの、この構成でのPSO2のベンチマークテストの結果(SCORE)は、全てデフォルトの1280×720のウインドウモードの設定による判定で、「191516」という結果

 HP ENVY 700-560jpの、この構成でのPSO2のベンチマークテストの結果(SCORE)は、全てデフォルトの1280×720のウインドウモードの設定による判定で、「191516」という結果になりました。

 この結果は、「快適に動作すると思われます」ということになっていて、一般的なPCと比べると、格段に高い測定結果なので、こちらも解像度などの各種設定をもっと厳しくしても、このパソコンならば十分快適なプレイが期待出来ると思われます。

 

 

ドラゴンクエスト10のベンチマークテスト

 ゲーム用のベンチマークテストとして、次に、PC版の「ドラゴンクエスト10」を見てみます。

「ドラゴンクエスト10」のベンチマークテストの結果は、全てデフォルトの設定で「19019」というスコアで「すごく快適」という評価

 「ドラゴンクエスト10」のベンチマークテストの結果は、全てデフォルトの設定で「19019」というスコアで「すごく快適」という評価になり、

このDQ10の他、前述のFF14、MHF、PSO2といった、わりと高負荷なメジャーなPC用のオンラインゲームは全て快適にプレイ可能なので、HP ENVY 700-560jpの今回のような構成で、その他のオンラインゲームもほぼ問題なくプレイ可能です

 また、「最高品質」の「1920×1080」の設定でも「18857」というスコアで「すごく快適」という評価が得られ、どのような設定でも快適にプレイ出来る結果になっています。

 よって、このDQ10の他、前述のFF14、MHF、PSO2といった、わりと高負荷なメジャーなPC用のオンラインゲームは全て快適にプレイ可能なので、HP ENVY 700-560jpの今回のような構成で、その他のオンラインゲームもほぼ問題なくプレイ可能です。

 

 

バイオハザードのベンチマークテスト

 ベンチマークとして、最後に、カプコンの「バイオハザード5」のパソコン版のベンチマークテストを見てみます。

HP ENVY 700-560jp/CTのこの構成でのバイオハザード5のベンチマークテストでは、DirextX10モードの1280×720のフルスクリーンのデフォルトの設定で、平均FPSが「307.9」、「162.0」となっており、どちらも「S」という結果

バイオハザード5のベンチマークテストは、S、A、B、C、D・・・というランクがあり、Sに近づくほど快適にプレイ出来るパソコンということになっていて、今回の構成では「全てのシーンで非常に快適に動作します」という結果

 バイオハザード5のベンチマークテストは、モードが2種類用意されており、1枚目の画像は快適に動作するかどうかを検証する「ベンチマークテストA」のもの、2枚目の画像は処理能力を検証、評価する「ベンチマークテストB」のものです。

 HP ENVY 700-560jp/CTのこの構成でのバイオハザード5のベンチマークテストでは、DirextX10モードの1280×720のフルスクリーンのデフォルトの設定で、平均FPSが「307.9」、「162.0」となっており、どちらも「S」という結果になりました。

 バイオハザード5のベンチマークテストは、S、A、B、C、D・・・というランクがあり、Sに近づくほど快適にプレイ出来るパソコンということになっていて、今回の構成では「全てのシーンで非常に快適に動作します」という結果になります。

 また、グラフの緑色の線も、全てにおいてほぼ上限に達しており、処理能力をかなり持て余している状態であることがよく分かると思います。

 バイオハザードのベンチマークテストについては、最新のナンバリングタイトルである「バイオハザード6」のものもあります。

HP ENVY 700-560jp/CTのこの構成ならば、PS4やXbox OneなどのゲームソフトのPC版も快適にプレイ出来ると思われます

 「バイオハザード6」の方は、5よりも動作環境が厳しく、必要スペックが上がっており、5よりも通常は評価が下がるのですが、それでも、1920×1080のデフォルトの設定でテストすると、ランクは「S」で、「とても快適な動作が見込めます」という評価が得られます。

 よって、今回の構成で、非常に快適なプレイが出来ます。

 ちなみに、「バイオハザード5」や「バイオハザード6」は、PS3やXbox 360といったHD画質のゲーム機で出されているゲームですが、これらのPC版は、PS3版やXbox 360版よりも更にハイクオリティーな画質になっており、今回の構成ではPS3やXbox 360といったHD画質のゲーム機で出されたゲームのクオリティーを超える品質のゲームでも最高ランクの快適さが得られることが分かります。

 よって、HP ENVY 700-560jp/CTのこの構成ならば、PS4やXbox OneなどのゲームソフトのPC版も快適にプレイ出来ると思われます。

HP ENVY 700-560jp/CTの注文時のカスタマイズに関する紹介、レビューです

 

 

 

カスタマイズなど

 HP ENVY 700-560jp/CTの注文時のカスタマイズに関する紹介、レビューです。

 icon「HP ENVY 700-560jp/CT」のオンラインストアにおける、主要な注文オプションについてみていきます。

 

オペレーティングシステム(OS)

 オペレーティングシステム(OS)については、以下のものから1つを注文時にオプションで選択出来ます。

○Windows 8.1 (64bit)
○Windows 8.1 Pro (64bit)

 Windows 8.1の通常版と「Pro」版の違いは、含まれている機能の違いで、簡単に言えば、「Pro」の方が機能が多く、ビジネス向けな内容になっています。

 家庭で普通に使うならばWindows 8.1の通常版で十分ですが、ドメイン参加やリモートデスクトップ機能など、何かPro用の機能で使いたいものがあれば「Windows 8.1 Pro (64bit)」にすればいいでしょう。

 ちなみに、OSはWindows 8.1しか選べず、「Windows 8や8.1は使いにくい」という意見が多いため、心配な人も多いかもしれません。

 Windows 8.1については、デスクトップ画面への直接起動、スタートボタンの復活など、Windows 8から操作性が改善され、以前よりは少し使いやすくなっているのですが、それでもまだ「スタートメニュー」などがなく、従来型の操作に慣れている場合、使いにくいのは確かです。
 ただ、この操作性については、もしどうしても慣れない場合は、フリーソフトで、これまでのWindowsの操作性を再現するものがいくつかあるので、それを導入することで対応することが可能です。

 

 

リカバリメディア

 「リカバリメディア」については、選ぶモデルによって若干異なりますが、以下のものから1つを注文時にオプションで選択出来ます。

○なし
○DVD リカバリメディアキット

 「リカバリメディア」とは、OS(オペレーションシステム)を再インストールするときに使うDVDディスクのことです。

 OSを再インストールするのは、パソコンの調子がどうしても悪いときや、ウイルスに感染してしまったときなどの例外的な場合ですが、万が一の時のために「リカバリメディア」というものは必要になっています。
 ただ、「リカバリメディア」は、購入後にHPのパソコンに標準で付属する「リカバリ マネージャ」(Recovery Manager)というプログラムを使って、自分で簡単に作ることも出来ます。
 「リカバリメディア」の作成は、通常は空のDVD-Rメディア2、3枚で作成することになります。

 よって、「リカバリメディア」については、基本的には空のDVD-Rメディア2、3枚を用意して自分で作ればいいだけなので「なし」を選択しておけばいいでしょう。
 ただ、作るのが面倒だということならば、「DVD リカバリメディアキット」を選択しておくといいでしょう。

 ちなみに、「リカバリメディア」を「なし」にした場合は、パソコンを購入後、早めの段階で自分で「リカバリメディア」を作成しておく方がいいと思います。

 

 

プロセッサー(CPU)

 プロセッサー(CPU)は、選ぶモデルによって若干異なりますが、以下のものから1つを注文時にオプションで選択出来ます。

◎インテル Core i5-4590 (3.30 ‐ 3.70GHz / 4コア)
◎インテル Core i7-4790 (3.60 ‐ 4.00GHz / 4コア)
◎インテル Core i7-4790K (4.00 ‐ 4.40GHz / 4コア)

 700-560jpでは、インテルのCore i5、Core i7シリーズの第4世代であるHaswell世代のRefresh版という最新CPUが選択出来ます。

 CPUは、通常は「Core i5-4590」で十分ですが、より高いパフォーマンスを求める場合は「Core i7-4790」を選択するといいでしょう。

 ちなみに、「Core i7-4770K」は、Haswell世代のCPUであるものの、Refresh版ではないですが、クロック倍率が非固定になっており、オーバークロックがしやすいものになっています。
 よって、PC知識がある場合は、このCPUを選択すると後々カスタマイズも出来るようになっていますが、オーバークロックなどを行うと、壊れる可能性もあり、またサポート対象外になるので注意しておいて下さい。

 

 

メモリ

 メモリは、選ぶモデルによって若干異なりますが、以下のものから1つを注文時にオプションで選択出来ます。

◎4GB (4GBx1 PC3-12800 (1600MHz)
◎8GB (4GBx2) PC3-12800 (1600MHz)
◎16GB (8GBX2) PC3-12800 (1600MHz)
◎32GB (8GBx4) PC3-12800 (1600MHz)

 HP ENVY 700-560jpのメモリは PC3-12800 (1,600MHz) の非常に高性能なメモリになっています。

 メモリは、通常は8GBでもいいですが、重い作業などを行う場合、メモリ搭載量は重要となるので、予算なども考慮しながら、余裕があれば16GB又は32GBを選択しておくといいでしょう。

<メモリ>
HP ENVY 700-560jpのメモリスロットは4つあります

HP ENVY 700-560jpのメモリスロットは4つあります

 

 

ストレージ

 「ストレージ」については、選ぶモデルによって若干異なりますが、まず、大きく分けて「ハードディスクドライブ(HDD)」にするか、「SSD」にするかを選択します。

 HDDもSSDも、どちらもパソコン内のデータ保存場所ということは同じですが、一般的にはSSDの方がHDDよりも処理速度が速く、静音性に優れ、消費電力も少ないものになっています。
 ただし、SSDの方がHDDよりも高価になっています。

 HDDかSSDかについては、SSDの方がHDDよりも性能的に優れているところが多いので、予算を大きく超えることがないのなら、SSDの方が断然お勧めです。

HDDかSSDかについては、SSDの方がHDDよりも性能的に優れているところが多いので、予算を大きく超えることがないのなら、SSDの方が断然お勧め

 その理由としては、CrystalDiskMarkというベンチマークテストによって、HDD構成の速度を表した上の図と、

「ハードドライブ(HDD)またはSSD」については、こういう少し特殊な構成が出来るのも、ミニタワータイプの「HP ENVY 700-560jp」の特徴や良さでもある

 今回の構成のSSDの速度を表した上の図を比較して見ればよく分かると思います。

 この数値は、簡単に言えば、数値が大きいほど処理速度が速いという意味ですが、一般的なHDDでは、Seq(連続した領域に対する読み書き速度)が100前後、速いもので150前後なのと比べると、今回の構成のSSDは435以上もあり、その速さは圧倒的です。

 よって、「ハードドライブ(HDD)またはSSD」については、こういう少し特殊な構成が出来るのも、ミニタワータイプの「HP ENVY 700-560jp」の特徴や良さでもあるので、

◎128GB SSD (6Gbps対応)
◎256GB SSD (6Gbps対応)
◎512GB SSD (6Gbps対応)

のどれかの「SSD」を選ぶといいでしょう。

 どれがいいのかは容量の違いだけなので、予算に合わせて選ぶといいでしょう。

 ただ、SSDを選択した場合は、通常はその容量ではパソコンのデータ保存などの容量としては後々足りなくなる可能性が高いので、後述の「増設用ハードドライブ(HDD)」の項目で、SSDとは別にHDDも搭載するようにします。


 もし、SSDを選択せず、HDDを選ぶ場合は、HDD容量を考えて選択します。

◎1TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)
◎2TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)
◎3TBハードドライブ(SATA, 7200rpm)

 HDDの容量は、上の3つから選べるので、PCの使い方や予算に合わせて選ぶといいでしょう。
 動画や画像ファイルを数多く保存したりしない一般的な使い方では、1TB程度あれば十分で、逆に、動画編集などを行う場合は、予算と相談して出来るだけ大きな容量のHDDを選択しておくといいでしょう。

 

 

増設用ストレージ (2nd)(3rd)

 増設用ストレージは、(2nd)、(3rd)と、2つまで選択出来ます。

 選択出来るHDDは、容量の違いだけで、最大3TB×2まで用意されています。

 増設用ハードドライブ(HDD)の選択は、上の「ストレージ」の項目で、SSDを選択した場合は、(2nd)か(3rd)で何らかの容量のHDDを選択しておくことがお勧めです。

 上の「ストレージ」の項目で、HDDを選択し、なおかつそれでもHDD容量が足りないと思うならば、好みに応じた容量の増設用HDDを選択するといいでしょう。

 

 

グラフィックス

 グラフィックスは、グラフィックカード、グラボなどと呼ばれるもので、選ぶモデルによって若干異なりますが、以下のものから1つを注文時にオプションで選択出来ます。

◎AMD Radeon(TM) R7 240 (2GB / DDR3)
◎NVIDIA(R) GeForce(R) GTX 760 (1.5GB / GDDR5)
◎NVIDIA(R) GeForce(R) GTX 770 (2GB / GDDR5)
◎NVIDIA(R) GeForce(R) GTX 980 (4GB / GDDR5)

 グラフィックスは、動画やゲームプレイなどの場面で重要となって来るので、予算に合わせて、どれかを選択しておくといいでしょう。
 基本的には、選択時の値段が高いものほど、グラフィック性能は高くなっています。

 通常は「AMD Radeon(TM) R7 240」で十分ですが、動画編集などの高負荷なグラフィック作業をよく行うような場合は「GTX 980」を選択するといいでしょう。

 

<NVIDIA GeForce GTX 980 (4GB / GDDR5)>
HP ENVY 700-560jpのNVIDIA GeForce GTX 980 (4GB / GDDR5)

HP ENVY 700-560jpのNVIDIA GeForce GTX 980 (4GB / GDDR5)

 

 

オプティカルドライブ

 ドライブ(オプティカルドライブ)は、以下のものから1つを注文時にオプションで選択出来ます。

◎DVDスーパーマルチドライブ
◎ブルーレイROMドライブ
◎ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)

 ドライブは、現在は、ブルーレイが一般的になっているので、「ブルーレイROMドライブ」又は「ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)」を選択しておくといいでしょう。
 両者の違いは、ブルーレイディスクへの書き込みが出来るか出来ないかの違いで、後者の「ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)」ならば、ブルーレイディスクへの記録が可能です。

 ちなみに、「ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)」ならば、通常のブルーレイよりも容量の大きな「BDXL」ディスクの読み書きも出来るので、100GBや128GBといった大容量のデータ保存などを行いたい場合も「ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)」を選択しておくといいでしょう。

 更に、HP ENVY 700-560jpでは、「増設用オプティカルドライブ」の項目で、増設用のドライブを選択することも可能です。
 増設用のドライブは、「ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)」が選択出来ます。

 通常は、ドライブ2台は必要ないと思いますが、2台あれば、1つのドライブでディスクへの書き込みを行いながら、もう1つのドライブでCDを再生するというような使い方も可能なので、ミニタワータイプのパソコンのメリットを活かして、ドライブを2台搭載するということでもいいでしょう。

 

 

その他

 HP ENVY 700-560jpのカスタマイズの項目としては、これまでに紹介した項目以外にも、モニターやスピーカー、オフィスソフトウェアなども注文時にオプションで選択することが出来ます。
 これらは、必要ならば好みに応じて選択するといいでしょう。

 そして、オプションで選べるサポート関連のサービスについては、基本的には「標準」の最低限のものでいいと思いますが、心配があるようならば、こちらも好みで選択すればいいと思います。

 他には、地デジチューナー(地上・BS・110度CS対応ダブルチューナー)などを搭載することも可能です。

 なお、標準では「なし」になっていますが、Wi-fiやBluetoothの機能が必要ならば、「内蔵無線LAN」の項目を選択しておくといいでしょう。

日本ヒューレット・パッカードで販売されている「HP ENVY 700-560jp/CT」は、デザインも良く、作りもしっかりしていて使いやすいので、安心して購入出来ると思います

 

 

 

まとめ

 日本ヒューレット・パッカードで販売されている「HP ENVY 700-560jp/CT」は、デザインも良く、作りもしっかりしていて使いやすいので、安心して購入出来ると思います。

 「HP ENVY 700-560jp/CT」は、HPのデスクトップパソコンのラインナップ的に、最上位というわけではないので、全てのパーツが現時点での最高スペックになっているパソコンというわけではありませんが、これまで見て来たように、最新の高品質なCPUや高性能なグラフィックカードなどを搭載可能で、各種性能は十分あるので、3Dゲームや高負荷な作業も楽にこなせ、性能とコストパフォーマンスの良いパソコンになっています。

 また、一般的な店売りのパソコンよりも安価でありながら、高性能なパソコンになっており、なおかつ、自分の使用用途や予算に合わせてカスタマイズが可能で、自分だけの使いやすいパソコンを注文することが出来るので、万人に広くお勧め出来るハイエンドなミニタワーパソコンになっています。

 HP ENVY 700-560jpの価格、値段は、性能を考えると通常でも十分にお買い得な価格、値段になっていますが、色々とお買い得構成モデルやキャンペーンも行われているので、キャンペーンをチェックしてから買うと、よりお得に購入出来る場合もあるかもしれません。

 キャンペーンや詳細は、こちらの「HP ENVY 700-560jp」の販売サイト(HP Directplus)へ

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