スキル帖 |
◆生産知識◆
修理
08/01/05 UPDATE
修理 |
Blacksmithy(鍛冶)、Bowcraft/Fletching(弓矢作成)、Carpentry(大工)、Tailoring(裁縫)、Tinkering(細工)で作成するアイテムの中には、「耐久度」(耐久性)が設定されているものがあります。
耐久度とは、そのアイテムの状態がどの程度なのかというものを表すもので、耐久度が初期状態より低くなっているものは、そのアイテムが消耗しているということになります。
耐久度表示のあるアイテムは、武器や防具などで、それらは使っていると耐久度が減っていきます。
耐久度の表示は、例えば「100/255」のように表され、左が耐久度(この例だと100)、右が最大耐久度(この例だと255)となっています。
耐久度は、0になってもそのアイテムが壊れることはありませんが、0になると、今度はその最大耐久度が減っていきます。
そして、この最大耐久度が減っていき、最大耐久度が0になると、その武器や防具は壊れてしまいます。
よって、特に大切なアイテムについては、最大耐久度が0になって壊れてしまう前に、そのアイテムに関連するスキルを使って修理し、耐久度を回復させるようにする方がいいでしょう。
修理の失敗と成功 |
アイテムを修理しても、その修理に必ず成功するようにはなっていません。
修理が成功するか、失敗するかは、次の要素が影響します。
◎修理を行う者のスキル値
○そのアイテムに関連するスキル値が高ければ高いほど、修理の成功率は上昇します。
○例えば、弓を修理する場合は、弓に関連するスキル値は弓矢作成スキルなので、弓矢作成スキルが高ければ高いほど弓修理の成功確率は高くなります。
○後述の修理サービスDEEDを使用した修理の場合は、そのDEED作成者のスキル値が修理に影響します。
◎修理を行うアイテムの耐久度
○修理を行うアイテムの耐久度がより大きいほど、一般的に修理の成功率は上昇します。
○また、修理を行うアイテムの耐久度が、最大耐久度に近いほど、一般的に修理の成功率は上昇します。
○つまり、「耐久度÷最大耐久度」が1に近いほど修理の成功率は上昇します。
修理の成功 |
修理を行い、修理を成功させると、そのアイテムの耐久度を最大耐久度の値まで回復させることが出来ます。
つまり、修理をしたアイテムの耐久度がどれだけ回復するのかは、その修理を行うアイテムの最大耐久度によって決まるということです。
ただし、アイテムの修理に成功したとしても、一定確率で、そのアイテムの最大耐久度が1減ることがあります。
アイテムの最大耐久度が1減る確率は、前述の「修理の失敗と成功」のところの要素と同じく、「修理を行う者のそのアイテムに関連するスキル値」と「修理を行うアイテムの耐久度」が影響します。
つまり、「修理を行う者のそのアイテムに関連するスキル値」が高いほど、また、「修理を行うアイテムの耐久度」が大きいほど、修理に成功したときに、そのアイテムの最大耐久度が1減ることがなくなっています。
具体的な、修理による最大耐久度の減少が発生する確率は、以下のような計算式で求められます。
○「修理により最大耐久度の減少が発生する確率」(%)=((40+最大耐久度)−耐久度)−(修理を行う者のそのアイテムに関連するスキル値÷10)
例えば、最大耐久度50、耐久度40の弓を、弓矢作成スキル値100の者が修理に成功した場合の最大耐久度の減少が発生する確率は、上記の計算式により、「((40+50)−40)−(100÷10)」=40%となります。
ちなみに、最大耐久度を回復させるためには、鍛冶のバルクオーダーの報酬アイテムである「回復パウダー」(Powder
of Fortifying)(通称:放置粉、てんぷら粉)を使用することで行えます。
鍛冶のバルクオーダーについては、マニュアル、バルクオーダーの鍛冶の項目を参照しておいて下さい。
修理の失敗 |
修理を行い、修理に失敗すると、そのアイテムの最大耐久度を1減らすことになります。
修理は、前述の「修理の失敗と成功」のところの要素と同じく、「修理を行う者のそのアイテムに関連するスキル値」と「修理を行うアイテムの耐久度」が影響します。
つまり、「修理を行う者のそのアイテムに関連するスキル値」が高いほど、また、「修理を行うアイテムの耐久度」が大きいほど、修理に失敗しにくくなっています。
修理に失敗しても壊れてしまうことはありません。
ちなみに、耐久度が0、最大耐久度が1のときに修理をすると理論上は壊れることになりますが、この場合は、修理をすること自体出来なくなっています。
修理サービスDEED |
修理は、そのアイテムに関連するスキル値を持つ者が、アイテムを直接修理する方法以外に、「修理サービスDEED」というものを使用して行う方法があります。
これを使用すれば、そのアイテムに関連するスキル値を持たない者でも、自分でそのアイテムの修理を行うことが出来るようになっています。
修理サービスDEEDは、文字通り、DEED(権利書、証書)の形で存在し、シングルクリックなどをしてアイテム名を表示させると、「Repair
Service Contract - [level] [スキル名]」となっています。
[level]は、その修理DEEDを作成した者のスキル値に応じた形で付けられ、apprentice、journeyman、expert、adept、master、grandmasterなどというように職業の熟練度で表されます。
[スキル名]は、その修理DEEDが何のスキルの修理DEEDなのかを表します。
修理サービスDEEDは、そのアイテムに関連するスキル値を持つキャラクターが、まず、普通にそのスキルの作成道具を使い、次に、そのスキルの生産メニューから「修理」ボタンを選択し、そして、ブランクスクロールをターゲットすると作成することが出来ます。
ただし、ブランクスクロールは、そのDEEDを作るキャラクターのバックパックの中に入っていなければなりません。
また、これを作成するためには、そのアイテムに関連するスキル値が50以上なければなりません。
ちなみに、この修理サービスDEEDを使用するためには、そのアイテムに関連するNPCの店にいる必要があります。
例えば、弓矢作成の修理DEEDならば、NPCの弓店の中にいる必要があります。
修理サービスDEEDを使用して修理する手順は以下になります。
○修理サービスDEEDをWクリックします。
○修理したいアイテムをターゲットします。
○修理サービスDEEDが使用されれば、修理の成功、失敗に関わらずDEEDがなくなります。
<修理サービスDEED>
以下の図は、弓矢作成スキルの修理サービスDEEDです。
どのスキルの修理DEEDも表記が異なるだけで、薄茶色のDEEDになっています。
作成者の名前も表示されます。
メモ帖 |
◎修理を行うと、その修理に関連したスキルが上昇することがあります。
◎修理サービスDEEDを作成しても、それを作成したスキルは上昇しません。
◎修理に関係する耐久度減少の仕様は以下のようになっています。
○武器がダメージを受けた場合
・攻撃が当たったときに5%の確率で武器の耐久度減少が発生します。
・盾を装備せず、武器で攻撃を受け流したとき、通常5%の確率で武器の耐久度減少が発生します。このとき、もしメイス系武器の攻撃を受け流したのならば75%の確率で武器の耐久度減少が発生します。
○盾以外の防具がダメージを受けた場合
・物理ダメージや魔法ダメージなどがあったとき、頭、首、胴、背(矢筒など)、ドレス(サッシュなどの胴装備の上の装備)、腕、手、足、スカート(エプロンなどの足装備の上の装備)の、どの部分にダメージがあるのかが決定されます。
・決定後、その部分に何も装備されていない、もしくはその部分に装備されているものに耐久度がないときは何も起こりません。
・決定後、その部分に耐久度があるアイテムが装備されているときは、通常20%の確率で耐久度減少が発生し、メイス系武器により攻撃を受けた場合は75%の確率で耐久度減少が発生します。
○盾がダメージを受けた場合
・盾の受け流しが成功したときは、通常20%の確率で耐久度減少が発生します。
・メイス系武器の攻撃を盾で受け流したときは、75%の確率で耐久度減少が発生します。