スキル帖 |
◆スキル解説◆
Focus(フォーカス)
07/12/08 UPDATE
基礎データ |
スキルタイプ; 戦闘系 | |||
関連スキル; Chivalry、Necromancy、Tactics、武器スキル | |||
特徴; 戦士系キャラクターのためのスキル | |||
使用効果 | 難易度制 | アンチマクロコード | スキル遅延 |
スタミナ&マナ回復 | 難易 | なし | なし |
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上げ方 |
スキル値 | 方法 |
0〜40 | 街の中などを、騎乗生物などに乗らず普通に走り回ることでスタミナを減らし、スキルを上げます。 |
40〜120 | マナよりスタミナが高い場合は、限界重量を超える重い荷物を持ち、少し歩いてスタミナを現在のフォーカススキル値分程度減らし、その後スタミナが回復するのを待つということを繰り返します。 スタミナよりマナが高い場合は、SPムーブ、ポイズンの魔法、ネクロマンサーのカースウェポン、パラディンのコンセクレイトウエポンなどを使用して、マナを現在のフォーカススキル値分程度減少させ、その後スタミナが回復するのを待つということを繰り返します。 |
フォーカススキルは、そのキャラクターのスタミナの最大値によりますが、40程度までは、騎乗生物などに乗らず普通に街中などを走り回り、スタミナを減らすことで自然と上昇します。
まずは、この走り回るということを行い、スキルがあまり上昇しなくなるまで続けます。
走り回るだけでは、なかなかスキルが上がらなくなってきたならば、今度は、スタミナかマナを減らしてスキルを上げます。
そのキャラクターが、マナよりスタミナの方が高いならばスタミナを、スタミナよりマナのほうが高いならマナを減らしてスキルを上げます。
このとき、スタミナも、マナも同じ程度の低い値であるならば、このフォーカススキルを120などの高い値まで上げる際には、まずステータスを調整してどちらかの値を高くしておくようにしましょう。
普通はこのスキルを高スキル値まで上げる目的は、マナの回復になるはずなので、スキル上げの作業の行いやすさも考えると、マナ(INT)を高くしておくといいでしょう。
ちなみに、マナ(INT)の上昇には、装備するとその装備中だけ一時的にSTRが−5、INTが+5になる「Magical
Wizard's Hat」や、INT(マナ)アップのマジックアイテムなどを使用するのも1つの方法です。
「Magical Wizard's Hat」は、魔法屋のNPCのMageが売っています。
マナを減らす方法は、SPムーブ、ポイズンの魔法、ネクロマンサーのカースウェポン、パラディンのコンセクレイトウエポンなどで行うといいでしょう。
どれがいいかは、そのキャラクターのスキル構成や、自分がやりやすいと思うものを使用すればいいでしょう。
一般的なキャラクターであるならば、魔法の使用が行いやすいのではないかと思われます。
魔法の使用などに際しては、「秘薬コスト」のマジック効果が付属する装備を用意しておくと、秘薬の消費を軽減することが出来るので便利です。
フォーカスは、マナを使用する行為や戦闘などでスタミナを消費する行為を行う過程で自然とスキルが上昇します。
特に意識しなくても、魔法使用や戦闘などを行っていれば自然とスキルは上昇し、時間はかかりますが、いつかは120までスキルは上昇します。
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詳解 |
スタミナ&マナ回復 |
スタミナとマナを回復するためのスキルです。
マナだけを回復させることが出来る瞑想スキルよりも基本的にマナの回復は遅くなりますが、マナとスタミナを同時に回復させることが出来るため、スタミナも重要な要素である戦士系のキャラクターが主に取り入れるスキルとなっています。
ちなみに、スタミナは、基本的には、キャラクターが走ったとき、重量オーバーで歩いたとき、攻撃をしたとき、攻撃を受けたとき、フェルッカで障害物を乗り越えたときなどに減少します。
マナは、魔法使用に成功したとき、ネクロマンサー呪文の使用に成功したとき、グループ呪文の使用に成功したとき、スペシャルムーブに成功したとき、パラディンの能力使用に成功したとき、武士道の能力使用に成功したとき、忍術の能力使用に成功したとき、書写に成功したときなどに減少します。
<使用方法> |
スタミナ、又はマナが減った場合、自動的にスキルの使用判定が行われます。
よって、意図して使用する必要はなく、また瞑想スキルと違って意図して使用することは出来ません。
<フォーカス可能条件> |
フォーカススキルには、瞑想スキルと異なり、フォーカススキルが機能するための条件というものはありません。
よって、どのような装備をしていても、スキル値さえあれば、フォーカススキルの効果を受けることが可能で、スタミナとマナの回復が通常よりも早くなります。
<使用効果> |
フォーカススキルの使用効果としては、スタミナとマナの回復速度が速くなるということです。
このスタミナとマナの回復速度が速くなるというのは、スキルを意図して使用することが出来ないので、スキルを使用しない場合の自然回復速度に働くということになります。
そして、この速度は、そのときに回復するポイント量を単位として速度が表され、この自然回復速度は、「ナチュラルリカバリーポイント(Natural
Recovery Point、NRP)」として表されます。
ちなみに、マナについては、瞑想スキルの、スキルを使用した場合の能動回復速度というものもあり、そのキャラクターの全体でのマナ回復速度は、その要素も影響するので、それは「アクティビティーリカバリーポイント(Activity
Recovery Point、ARP)」として表されます。
ただし、マナに関するARPは、マナに関するNRPの計算式の一部を2倍するだけとなっているので、通常この単位を用いてマナの回復速度が表記されることはありません。
マナ回復速度に瞑想スキルが与える影響についての詳細は、スキル帖「Meditation(瞑想)」の項目を参照しておいて下さい。
また、マナの回復速度を早める効果があるものは、このフォーカススキルだけではなく、前述の瞑想スキル値、そして、そのキャラクターのINT、そのキャラクターのマジック効果も影響します。
よって、マナの回復速度を考える場合は、それらも含めて考えなければならず、フォーカススキル値、INT、瞑想スキル値、マジック効果がマナの回復にどのように影響を与えるのかというのは、計算式にすると以下のようになります。
以下、スタミナのナチュラルリカバリーポイント(NRP)の計算式と、マナのナチュラルリカバリーポイント(NRP)の計算式を分けて解説します。
ちなみに、自然回復速度については、マナとスタミナ以外にも、ヒットポイントについても存在し、それらも、その速度は、そのときに回復するポイント量を単位として速度が表され、マナとスタミナと同様に、ヒットポイントNRPとして計算することが出来ます。
詳しくは、戦闘帖「回復」の項目を参照しておいて下さい。
スタミナNRP |
キャラクターのスタミナのナチュラルリカバリーポイント(Natural Recovery
Point、NRP)の計算式は以下のようになります。
<計算式>
スタミナNRP=2+フォーカススキル値÷10+マジック効果
◎小数点以下は切り捨てです。
◎自然回復ポイント(Natural
Recovery
Point、NRP)は、10秒単位で計算されています。
つまり、この式で出る数値は、10秒ごとに何ポイントスタミナが回復するのかという数値で、例えば、スタミナNRP=5の場合は、10秒ごとに5ポイントのスタミナが回復するということです。
ちなみに、10秒単位で計算が行われているというのは、10秒が経過すればその数値が一気に回復するということではなく、実際に回復が行われるのは、計算式で出た数値÷10で行われていて、これが、サーバーの時間経過のズレなどに合わせて、10秒で、計算で出る数値の回復になるように調整されているということです。
例えば、スタミナNRP=5ならば、スタミナは1秒で0.5ポイント、つまり、2秒で1ポイント回復するということで、これがサーバーの時間経過のズレなどがあっても、10秒で5回復するように調整されているということです。
◎どのようなスキル値も全くなくても、キャラクターが元々持っているスタミナのNRPは2ということになります。
つまり、5秒で1スタミナ回復です。
◎この計算式でのマジック効果とは、「スタミナ回復」のマジック効果のことです。このマジック効果は、装備している数値を全て合計します。
つまり、スタミナ回復のマジック効果は装備すればするだけスタミナの回復が早くなります。
◎ネクロマンサーのサモンファミリアー(Summon Familiar)の魔法でDark Wolfを召還中は、スタミナ回復のマジック効果+4を装備していることと同じになります。
◎ネクロマンサーのヴァンパイアエンブレイス(Vampiric Embrace)の魔法を使用すると、スタミナ回復のマジック効果+15を装備していることと同じになります。
マナNRP |
キャラクターのマナのナチュラルリカバリーポイント(Natural Recovery Point、NRP)の計算式は以下のようになります。
ちなみに、この計算式は、マジック効果が収穫逓減の影響を受ける仕様になる前のもので、現在のNRPは以下の計算式の結果から少し減った値であると考えておいて下さい。
マジック効果が収穫逓減の影響を受けるというのは、マナ回復アイテムを装備しても、常にそのマナ回復アイテムの値だけ正比例的にマナ回復量が増えるということではないということです。
また、瞑想スキル値とフォーカススキル値は、マナ回復アイテムから得られるマナ回復に対してボーナスを与え、スキル値が高ければ高いほど収穫逓減の影響が少なくなるようになっており、このボーナスは瞑想スキル値がフォーカススキル値の2倍になっています。
キャラクターの装備に付属する「マナ回復」の詳細や計算式がどうなっているのかについては、正確な計算式は明らかにされていないので、あるキャラクターに実際にどの程度のマナ回復の効果があるのかは、開発者もほぼ正確であると認定するこちらのマナ回復の計算ツールを使用して調べてみるといいでしょう。
マナ回復の計算ツールは、画面上の方から、装備アイテムのマナ回復数値、瞑想スキル値、フォーカススキル値、INT、ヒューマンかどうかのチェックを入力して、「New Calc」のボタンを押して計算します。「Old Calc」はパブリッシュ46までの計算です。結果は、画面上の方から、基礎マナ回復、アイテムからのマナ回復、瞑想・INTによるマナ回復、フォーカスによるマナ回復、1秒あたりのマナ回復合計の順で出ます。
<瞑想スキル値が100未満の場合>
マナNRP=2+((INT+(瞑想スキル値×3))÷40+フォーカススキル値÷20+マジック効果
<瞑想スキル値が100以上の場合>
マナNRP=2+((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1÷40+フォーカススキル値÷20+マジック効果
◎「((INT+(瞑想スキル値×3))÷40」又は「((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1÷40」と、「フォーカススキル値÷20」の計算結果で、小数点以下の数値が出た場合は、その時点、つまり、足し算、引き算を行う前に小数点以下を切り捨てます。
例えば、「((INT+(瞑想スキル値×3))÷40」で小数点以下の数値が出た場合は、「フォーカススキル値÷20」と足し算の計算をする前にその小数点以下の数値を切り捨てます。
◎自然回復ポイント(Natural
Recovery
Point、NRP)は、10秒単位で計算されています。
つまり、この式で出る数値は、10秒ごとに何ポイントマナが回復するのかという数値で、例えば、マナNRP=5の場合は、10秒ごとに5ポイントのマナが回復するということです。
ちなみに、10秒単位で計算が行われているというのは、10秒が経過すればその数値が一気に回復するということではなく、実際に回復が行われるのは、計算式で出た数値÷10で行われていて、これが、サーバーの時間経過のズレなどに合わせて、10秒で、計算で出る数値の回復になるように調整されているということです。
例えば、マナNRP=5ならば、マナは1秒で0.5ポイント、つまり、2秒で1ポイント回復するということで、これがサーバーの時間経過のズレなどがあっても、10秒で5回復するように調整されているということです。
◎マナNRPは上記の計算式になりますが、フォーカススキルによるマナ回復速度に限定してみるならば、「フォーカススキル値÷20」の部分が該当することになります。
◎瞑想スキルが、100以上になった場合は、ボーナスが付き、それが、上記の計算式で言うところの「((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1」であり、つまり、スキル値100未満の場合の1.1倍の速度になるということです。
◎瞑想中は回復速度が2倍になります。つまり、「(INT+(瞑想スキル値×3))÷40×2」、または、「(((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1)÷40×2」の速度となります。
◎金属製の防具を装備しているなどで、瞑想可能条件を満たさない場合は、瞑想スキルの効果は発揮されません。
つまり、「(INT+(瞑想スキル値×3))÷40」、または、「(((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1)÷40」が、0として計算され、「マナNRP=2+0+フォーカススキル値÷20+マジック効果」となります。
◎どのようなスキル値も全くなくても、キャラクターが元々持っているマナのNRPは2ということになります。
つまり、5秒で1マナ回復です。
◎INTに関しては、魔法などでのINTの一時的な増減も回復速度に影響します。
◎この計算式でのマジック効果とは、「マナ回復」のマジック効果のことです。このマジック効果は、装備している数値を全て合計します。
つまり、マナ回復のマジック効果は装備すればするだけマナの回復が早くなります。
◎ネクロマンサーのリッチフォーム(Lich
Form)の魔法を使用すると、マナ回復のマジック効果+13を装備していることと同じになります。
◎ネクロマンサーのヴァンパイアエンブレイス(Vampiric Embrace)の魔法を使用すると、マナ回復のマジック効果+3を装備していることと同じになります。
<メモ帖> |
◎このスキルによるマナの回復は、防具による回復障害を受けません。
◎フォーカス部分に限定して、計算式を簡単に言うと、スタミナの回復は、フォーカススキル値10ごとに、10秒あたりの回復量が通常よりも1ポイント増え、マナの回復は、フォーカススキル値20ごとに、10秒あたりの回復量が通常よりも1ポイント増えます。
よって、スタミナを回復させる目的でフォーカススキルを選択する場合は10スキル値単位で、マナを回復させる目的、又はスタミナとマナの両方を回復させる目的でフォーカススキルを選択する場合は20スキル値単位でフォーカススキルを選択すればいいでしょう。
◎このスキルは、瞑想スキルと同時に機能します。よって、瞑想スキルと、フォーカススキルが両方あれば、瞑想スキルのみの場合よりもマナの回復速度が速くなります。
◎戦士系キャラクターではなくても、このスキルが20あれば歩くことによるスタミナの減少をカバーすることができ、また、騎乗しているしていないを問わず、走る際のスタミナの減少をカバーし、より長距離を走れるようになります。