スキル帖 |
◆スキル解説◆
Healing(治療)
06/03/30 UPDATE
基礎データ 上げ方 詳解
基礎データ |
スキルタイプ; 回復系 戦闘補助系 | |||
関連スキル; 解剖学(Anatomy) | |||
特徴; 純戦士必須 | |||
使用効果 | 難易度制 | アンチマクロコード | スキル遅延 |
治療 | 難易 | なし | 5〜15秒(治療時間) |
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上げ方 |
スキル値 | 方法 |
0〜25 | NPCから習う。 |
25.1〜61.0 | 戦闘を行うなどで、HPを減らして包帯を巻くことでスキルを上げます。 |
61.0〜81.0 | Anatomy(解剖学)のスキル値が61未満ならば、同じく戦闘を行うなどで、HPを減らして包帯を巻くことでスキルを上げます。 Anatomy(解剖学)のスキル値が61以上であるならば、上記の通常戦闘による方法か、何らかの毒ポーションを飲むなどで、毒状態となった自分、又は他人に包帯を巻くことでスキルを上げます。 |
81.0〜110 | Anatomy(解剖学)のスキル値が81未満ならば、同じく戦闘を行うなどで、HPを減らして包帯を巻くことでスキルを上げます。 Anatomy(解剖学)のスキル値が81以上であるならば、通常戦闘による方法か、何らかの毒ポーションを飲むなどで、毒状態となった自分、又は他人に包帯を巻くことでスキルを上げるか、他のプレイヤーの幽霊キャラクターに包帯を巻き、蘇生することでスキルを上げます。 |
110〜118 | Anatomy(解剖学)のスキル値を81以上にし、他のプレイヤーの幽霊キャラクターに包帯を巻き、蘇生することによりスキルを上げます。 |
118〜120 | スキル値118で蘇生の成功率が100%になるため、スキル値118以上は、細工スキル100を持つ細工師が作成した毒の罠箱を開け、毒状態にし、その毒を解毒することでスキルを上げます。 毒状態となるのは、自分、又は他人のどちらでも構いません。 |
Healing(治療)スキルは、戦闘スキルを上げる過程などでの戦闘において、HPを回復していれば70程度までは意識しなくても十分上がります。
また、現在の仕様的には、解毒や蘇生を行わなくても、自分もしくは他人の治療でスキル値100まで上げることが可能なので、時間はかかりますが、戦闘を繰り返し、治療スキルを使用する機会が何度もあるようならば、自然とスキル値100まで上昇します。
スキル上げの後半になると、効率よくスキルを上げるには毒の治療を行うというのもいいでしょう。
ちなみに、毒は、毒塗りのスキルでパンなどの食料に毒を入れ、それに対して「Taste
Identification(味見)」スキルを使用すれば、味見スキルが低い場合は味見失敗で毒を受けるので毒を消費することなくキャラクターを毒状態にすることが可能です。
治療スキル値が100を超えると、蘇生によるスキル上げが必要となって来ます。
よって、スキル値を100以上にするためには、Anatomy(解剖学)のスキル値が81以上必要となります。
蘇生は、幽霊状態で存在しているプレイヤーはなかなかいないため、通常の方法ではなかなかスキルを上げる機会がありません。
また、蘇生は、アカウントを2つ持っており、2つ同時にログインできるPC環境ではない限り1人では実行出来ません。
そこで、効率よくスキルを上げるためには、自分でアカウントを2つ持ち、2つ同時にログインできるPC環境を作るか、誰かに幽霊のアルバイトを頼むしか方法がありません。
幽霊のアルバイトの場合は、知り合いに頼むか、BBSなどで給料を明記して人を募集してみるといいでしょう。
スキル値が118を超えると、蘇生によるスキル上げでは上がらず、細工スキル100を持つ細工師が作成した毒の罠箱を開け、その解毒によるスキル上げが必要となってきます。
スキル値100以降のスキル上げは、なかなか大変なので、GGSによるスキル上げに徹するのも1つの方法です。
<パワースクロール上げ技>
治療スキルは、パワースクロール(スキルスクロール)を使用してスキルの上昇最大値を100を超える数値にすると、スキルの上昇率がよくなります。
また、治療スキルは、パワースクロールを使用してスキルの上昇最大値を100を超える数値にすることにより、例えば、スキルを上げる対象をより多くすることが出来るなどで、スキルを上げやすくすることが可能です。
よって、スキル値が100でいい場合でも、パワースクロールを使用してスキルを上げる方法を取ることもいいでしょう。
パワースクロールを使用することによるスキルの上げ方についての詳細は、スキル帖「上げ技」の「パワースクロール上げ技」の項目を参照しておいて下さい。
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詳解 |
治療 |
包帯でHPを回復するスキルです。
通常、魔法使い系キャラクターは魔法でHPを回復、戦士系キャラクターはこの治療スキルでHPを回復するのが一般的になっています。
ちなみに、ネクロマンサースキルを選択しているならば霊話スキルで回復、パラディンスキルを選択しているならばパラディンスキルで回復という方法もあります。
Anatomy(解剖学)スキルと共に、Healing(治療)スキルが61以上あれば毒の治療が可能です。
同様に、Anatomy(解剖学)スキルと共に、Healing(治療)スキルが81以上あれば蘇生が可能です。
Healing(治療)、Anatomy(解剖学)スキルが高ければ高いほど、HPの回復量は増えます。
これらが共にスキル値100ならば、指のスリップがないときのHPの回復量は36〜60ポイントになります。
<使用方法> |
まず、包帯を用意します。
包帯は、裁縫屋などで売っている布に対してハサミを使うことで作ることが出来ます。
NPCの店ではHealerなどが包帯の状態で売っていますが、数が少なく、値段で考えると包帯で買うのは布で買うよりも高いので、包帯で買うことはお勧めしません。
ちなみに、包帯を作ることに対しては、何のスキルも全く必要ではありません。
包帯が用意できれば、それをWクリックして、出てきたターゲットカーソルを巻きたい相手に指定します。
相手が全くダメージを受けていない場合は、包帯を巻くことが出来ません。
<治療順序> |
治療スキルによる治療には、HP回復、解毒、蘇生の3つがあります。
治療スキルを使用する際に、この3種類のうち、どれが行われるのかということには決まりがあります。
これは逆に言えば、その3種類を任意に選択して行うことは出来ないということです。
治療の順序は、対象が死んでいるならば蘇生が行われ、対象が毒状態であるならば解毒が行われ、対象のHPが減っているならばHP回復が行われるというようになっています。
<治療データ> |
治療に関するデータです。
HP回復成功率とHP回復量 |
HP回復成功率とHP回復量についてのデータです。
HP回復成功率は、「治療スキル値+10」%です。
つまり、スキル値90で成功率は100%になります。
HP回復量については、スキル使用者の治療スキルの他に、解剖学スキルも影響し、それぞれが高ければ高いほど回復量は増えます。
例えば、治療スキル100、解剖学スキル100で、指のスリップがないときの回復量は36〜60となります。
ちなみに、HP回復量は固定ではなく、上記のようにかなり回復量に幅があり、その数値の間でどれになるかはランダムとなっています。
HP回復量についての計算式は以下のようになります。
HP回復量=
「使用者のAnatomy(解剖学)スキル値÷6 + 使用者のHealing(治療)スキル値÷6 + 3」から
「使用者のAnatomy(解剖学)スキル値÷6 + 使用者のHealing(治療)スキル値÷3
+ 10」までの間
この式で出る結果を表にすると以下のようになります。
Healing→ ↓Anatomy |
0 | 20 | 40 | 60 | 80 | 90 | 100 | 110 | 120 |
0 | 3-10 | 6-16 | 9-23 | 13-30 | 16-36 | 18-40 | 19-43 | 21-46 | 23-50 |
20 | 6-13 | 9-20 | 13-26 | 16-33 | 19-40 | 21-43 | 23-46 | 24-50 | 26-53 |
40 | 9-16 | 13-23 | 16-30 | 19-36 | 23-43 | 24-46 | 26-50 | 28-53 | 29-56 |
60 | 13-20 | 16-26 | 19-33 | 23-40 | 26-46 | 28-50 | 29-53 | 31-56 | 33-60 |
80 | 16-23 | 19-30 | 23-36 | 26-43 | 29-50 | 31-53 | 33-56 | 34-60 | 36-63 |
90 | 18-25 | 21-31 | 24-38 | 28-45 | 31-51 | 33-55 | 34-58 | 36-61 | 38-65 |
100 | 19-26 | 23-33 | 26-40 | 29-46 | 33-53 | 34-56 | 36-60 | 38-63 | 39-66 |
110 | 21-28 | 24-35 | 28-41 | 31-48 | 34-55 | 36-58 | 38-61 | 39-65 | 41-68 |
120 | 23-30 | 26-36 | 29-43 | 33-50 | 36-56 | 38-60 | 39-63 | 41-66 | 43-70 |
解毒成功確率 |
解毒の成功確率についてのデータです。
解毒成功率は、以下の計算式により求めることが出来ます。
<解毒成功率(%)>
A)(受けた毒レベル−1)×50
(毒レベルというのは、レッサーポイズンがレベル1、ノーマルポイズンがレベル2、グレーターポイズンがレベル3、デッドリーポイズンがレベル4、リーサルポイズンがレベル5になります。詳しくはスキル帖「Poisoning(毒)」を参照しておいて下さい。)
B)A+550
C)治療スキル値×10
D)C−B
E)D×2+500
F)E÷10
これは、解毒には、解剖学(Anatomy)スキル値が最低値さえあれば、それ以上は成功率には影響しないということも表します。
治療スキル値と毒のレベルによる、解毒確率を表にすると、以下のようになります。
治療(Healing)→ ↓毒レベル |
61 | 70 | 81 | 90 | 100 | 110 | 120 |
毒レベル1(レッサー) | 62% | 80% | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
毒レベル2(ノーマル) | 52% | 70% | 92% | 100% | 100% | 100% | 100% |
毒レベル3(グレーター) | 42% | 60% | 82% | 100% | 100% | 100% | 100% |
毒レベル4(デッドリー) | 32% | 50% | 72% | 90% | 100% | 100% | 100% |
毒レベル5(リーサル) | 22% | 40% | 62% | 80% | 100% | 100% | 100% |
蘇生成功率 |
蘇生の成功確率についてのデータです。
蘇生成功率は、以下の計算式により求めることが出来ます。
<蘇生成功率(%)>
蘇生成功率(%)=0.2×(治療スキル値×10−930)+50
これは、蘇生には、解剖学(Anatomy)スキル値が最低値さえあれば、それ以上は成功率には影響しないということも表します。
治療スキル値と蘇生成功確率を表にすると、以下のようになります。
治療(Healing)→ ↓解剖学(Anatomy) |
81 | 90 | 100 | 110 | 115 | 118 | 120 |
81 | 26% | 44% | 64% | 84% | 94% | 100% | 100% |
90 | 26% | 44% | 64% | 84% | 94% | 100% | 100% |
100 | 26% | 44% | 64% | 84% | 94% | 100% | 100% |
110 | 26% | 44% | 64% | 84% | 94% | 100% | 100% |
120 | 26% | 44% | 64% | 84% | 94% | 100% | 100% |
<治療時間> |
治療にかかる時間は、基本的には、回復、解毒に関しては、他人よりも自己の治療時間が長くなります。
そして、治療にかかる時間は、自分のDEXにより若干変化し、DEXが高いほど治療時間は短縮されます。
回復と解毒にかかる時間は、
○自己回復、自己解毒=「11−(DEX÷20)」秒 (割り算において少数点以下が出たときはその時点で少数点以下切り捨てで以降計算)
○他人回復、他人解毒=「4−(DEX÷60)」秒 (割り算において少数点以下が出たときはその時点で少数点以下切り捨てで以降計算)
になります。
DEXと治療時間の関係を表にすると、以下のようになります。
DEX | 自己回復、自己解毒時間 | 他人回復、他人解毒時間 |
10-19 | 11 | 4 |
20-39 | 10 | 4 |
40-59 | 9 | 4 |
60-79 | 8 | 3 |
80-99 | 7 | 3 |
100-119 | 6 | 3 |
120-139 | 5 | 2 |
140-159 | 4 | 2 |
他人の蘇生にかかる時間については、DEXによる影響はあまり強くなく、DEX120〜DEX10の範囲で5〜6秒程度となっています。
<メモ帖> |
◎自分だけでなく、他人も治療することが出来ます。
ただし、蘇生は自分自身を蘇生することは出来ません。
◎他人を治療する場合はその人物から2マス以内にいなければなりません。
ちなみに、巻き始めと巻き終わりさえ2マス以内にいれば治療できます。
ただし、他人の蘇生は、その人物に隣接していなければなりません。
◎治療中に攻撃を受けると、「指が滑った」と表示され、そうなる毎に回復量は減ります。
このときに減る回復量は、DEXが影響し、DEXが低いと減少量は多くなります。
◎治療中に攻撃を受けた場合でも、攻撃を受けた相手がプレイヤーの場合は受けたダメージが18以下のとき、攻撃を受けた相手がプレイヤーの場合以外は受けたダメージが25以下のとき、指のスリップは行われません。
ちなみに、この18や25という数値は、バーディング状態の沼ドラゴンによる軽減などを考慮しない、本来受けるべきダメージ数なので、必ずしもダメージとして表示される数値で18や25以下の場合ということにはなっていません。
◎治療中に新たに包帯を巻くと、前の治療がリセットされてしまうので、治療が完了する前に新たに包帯を巻いては意味がありません。
◎回復量が足りなくて、続けて包帯を巻きたい場合は、治療が終了すれば、「包帯を巻き終わった」などというメッセージが画面左下に出るので、それが出るのを確認してから次を巻きます。
◎1本の布ボルトと、50枚の布、50個の包帯は同じ重さです。その重さは5ストーンとなります。布なら1〜10枚までは1ストーン、包帯なら1〜10個までは1ストーンになります。
バックパックの中の布に対してハサミを使用すれば、スタックした(重ねられた)布は、全て一度にそのスタックした量と同じ個数だけの包帯が作成されるので、作り過ぎに注意です。1本の布ボルトに対してハサミを使った場合は、包帯になる前に一旦、50枚の布に変化します。
また、戦闘状態にあっても、包帯は戦闘を中断することなく作ることが出来ます。