スキル帖 |
◆スキル解説◆
Meditation(瞑想)
07/12/08 UPDATE
基礎データ |
スキルタイプ; 魔法系 | |||
関連スキル; Magery、Necromancy | |||
特徴; 魔法使い必須 | |||
使用効果 | 難易度制 | アンチマクロコード | スキル遅延 |
瞑想 | 難易 | なし | 10秒 |
UP▲
上げ方 |
スキル値 | 方法 |
0〜120 | SPムーブ、ポイズンの魔法、ネクロマンサーのカースウェポン、パラディンのコンセクレイトウエポンなどを使用して、マナを現在の瞑想スキル値分程度減少させ、ひたすらスキルを使用し続けます。 |
瞑想は、魔法スキルなどを上げる過程で自然とスキルが上昇します。
基本的には、魔法などを使用してマナが減ったならば、その後、瞑想スキルを使用するという習慣をつけておくといいでしょう。
これだけでも自然とスキルは上昇し、時間はかかりますが、いつかは120までスキルは上昇します。
意識的にスキルを上げる場合は、現在の瞑想スキル値分程度マナを減らして、その後瞑想スキルを使用するということを繰り返します。
場所型のアンチマクロコードはないので、同じ場所で瞑想スキルを使用し続けるだけでスキルは上昇します。
マナを減らす方法は、SPムーブ、ポイズンの魔法、ネクロマンサーのカースウェポン、パラディンのコンセクレイトウエポンなどで行うといいでしょう。
どれがいいかは、そのキャラクターのスキル構成や、自分がやりやすいと思うものを使用すればいいでしょう。
一般的なキャラクターであるならば、魔法の使用が行いやすいのではないかと思われます。
魔法の使用などに際しては、ポイズンの魔法のように元々秘薬のコストが掛からないものを使用したり、「秘薬コスト」のマジック効果が付属する装備を用意しておくと、秘薬の消費を軽減することが出来るので便利です。
瞑想スキルは難易度制であるため、スキル値の低い段階ではマナを減らしすぎてもスキル上昇の効率が悪くなるので注意が必要です。
効率よく、瞑想スキルを上げることが出来るのは、現在の瞑想スキル値分だけマナが減った状態でスキルを使用した場合です。
例えば、瞑想スキル値が50ならば、マナが50減っている状態でスキルを使用するということになります。
このため、瞑想スキルを120などの高スキル値まで上げるためには、高いINT(マナ)がある状態が必要となってきます。
もし、現在のスキル値分だけマナを減らすことが出来ない場合は、瞑想スキルを上げる前にINT(マナ)を上げるようにします。
ちなみに、INT(マナ)の上昇には、装備するとその装備中だけ一時的にSTRが−5、INTが+5になる「Magical
Wizard's Hat」や、INT(マナ)アップのマジックアイテムなどを使用するのも1つの方法です。
「Magical Wizard's
Hat」は、魔法屋のNPCのMageが売っています。
UP▲
詳解 |
瞑想 |
マナ(MANA)の回復速度を速めるスキルです。
スキルを使用しない自然回復の場合の回復速度と、スキルを使用した能動回復の場合の回復速度の両方に影響します。
ちなみに、マナは、魔法使用に成功したとき、ネクロマンサー用の魔法使用に成功したとき、スペシャルムーブに成功したとき、パラディンや忍者、侍の能力の使用に成功したとき、書写に成功したときなどに減少します。
また、このスキルがなくても、各キャラクターにはマナの自然回復能力があるため、減ったマナはゆっくりと自然回復します。
<使用方法> |
スキル表のスキル使用ボタンなどで、スキルを直接使用します。
スキル使用後、歩くなどすれば瞑想状態が解除されてしまうので、マナ回復を速めたい場合は、スキル使用後、じっとしておくことが必要です。
スキルを直接使用しない自然回復の場合は、自動的にスキル値による判定が行われ、マナの回復速度は瞑想スキル値に応じて速くなります。
<瞑想可能条件> |
瞑想スキルには、それを使用することが出来る条件があります。
それは、瞑想スキルは、基本的には、防具を装備している状態以外で使用できるということになっています。
ただし、例外があり、布製の服、普通の革鎧の防具、「瞑想可」のマジック効果のある防具の場合は、防具を装備していても瞑想スキルを使用することが出来ます。
また、瞑想可能条件を満たさない場合は、瞑想スキルの直接使用による能動的なスキル使用の効果がないばかりか、瞑想スキルを直接使用しない瞑想スキルによる自然回復の効果も発揮されなくなります。
ただし、キャラクターが本来持っているマナの自然回復には、瞑想可能条件を満たさない場合でも影響を与えることはありません。
ちなみに、武器、盾、アクセサリー、スペルブックなどは装備していても瞑想可能です。
ただ、武器と盾は、瞑想スキルを使用した場合、「詠唱可」のマジック効果が付属するもの以外は、装備が自動的に外れることになります。
<使用効果> |
瞑想スキルの使用効果としては、マナの回復速度が速くなるということです。
このマナの回復速度が速くなるというのは、スキルを使用しない場合の自然回復速度と、スキルを使用した場合の能動回復速度の両方に働きます。
そして、両方の速度は、そのときに回復するポイント量を単位として速度が表され、スキルを使用しない場合の自然回復速度は、「ナチュラルリカバリーポイント(Natural
Recovery Point、NRP)」として、スキルを使用した場合の能動回復速度は、「アクティビティーリカバリーポイント(Activity
Recovery Point、ARP)」として表されます。
ただし、後述しますが、マナに関するARPは、マナに関するNRPの計算式の一部を2倍するだけとなっているので、通常この単位を用いてマナの回復速度が表記されることはありません。
また、マナの回復速度を早める効果があるものは、この瞑想スキルだけではなく、そのキャラクターのINT、そのキャラクターのFocus(フォーカス)スキル値、そのキャラクターのマジック効果も影響します。
よって、マナの回復速度を考える場合は、それらも含めて考えなければならず、瞑想スキル値、INT、フォーカス、マジック効果がマナの回復にどのように影響を与えるのかというのは、計算式にすると以下のようになります。
ちなみに、自然回復速度については、マナ以外にも、ヒットポイント、スタミナについても存在し、それらも、その速度は、そのときに回復するポイント量を単位として速度が表され、マナと同様に、ヒットポイントNRP、スタミナNRPとして計算することが出来ます。
詳しくは、戦闘帖「回復」の項目を参照しておいて下さい。
マナNRP |
キャラクターのマナのナチュラルリカバリーポイント(Natural Recovery Point、NRP)の計算式は以下のようになります。
ちなみに、この計算式は、マジック効果が収穫逓減の影響を受ける仕様になる前のもので、現在のNRPは以下の計算式の結果から少し減った値であると考えておいて下さい。
マジック効果が収穫逓減の影響を受けるというのは、マナ回復アイテムを装備しても、常にそのマナ回復アイテムの値だけ正比例的にマナ回復量が増えるということではないということです。
また、瞑想スキル値とフォーカススキル値は、マナ回復アイテムから得られるマナ回復に対してボーナスを与え、スキル値が高ければ高いほど収穫逓減の影響が少なくなるようになっており、このボーナスは瞑想スキル値がフォーカススキル値の2倍になっています。
キャラクターの装備に付属する「マナ回復」の詳細や計算式がどうなっているのかについては、正確な計算式は明らかにされていないので、あるキャラクターに実際にどの程度のマナ回復の効果があるのかは、開発者もほぼ正確であると認定するこちらのマナ回復の計算ツールを使用して調べてみるといいでしょう。
マナ回復の計算ツールは、画面上の方から、装備アイテムのマナ回復数値、瞑想スキル値、フォーカススキル値、INT、ヒューマンかどうかのチェックを入力して、「New Calc」のボタンを押して計算します。「Old Calc」はパブリッシュ46までの計算です。結果は、画面上の方から、基礎マナ回復、アイテムからのマナ回復、瞑想・INTによるマナ回復、フォーカスによるマナ回復、1秒あたりのマナ回復合計の順で出ます。
<瞑想スキル値が100未満の場合>
マナNRP=2+((INT+(瞑想スキル値×3))÷40+フォーカススキル値÷20+マジック効果
<瞑想スキル値が100以上の場合>
マナNRP=2+((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1÷40+フォーカススキル値÷20+マジック効果
◎「((INT+(瞑想スキル値×3))÷40」又は「((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1÷40」と、「フォーカススキル値÷20」の計算結果で、小数点以下の数値が出た場合は、その時点、つまり、足し算、引き算を行う前に小数点以下を切り捨てます。
例えば、「((INT+(瞑想スキル値×3))÷40」で小数点以下の数値が出た場合は、「フォーカススキル値÷20」と足し算の計算をする前にその小数点以下の数値を切り捨てます。
◎自然回復ポイント(Natural Recovery Point、NRP)は、10秒単位で計算されています。
つまり、この式で出る数値は、10秒ごとに何ポイントマナが回復するのかという数値で、例えば、マナNRP=5の場合は、10秒ごとに5ポイントのマナが回復するということです。
ちなみに、10秒単位で計算が行われているというのは、10秒が経過すればその数値が一気に回復するということではなく、実際に回復が行われるのは、計算式で出た数値÷10で行われていて、これが、サーバーの時間経過のズレなどに合わせて、10秒で、計算で出る数値の回復になるように調整されているということです。
例えば、マナNRP=5ならば、マナは1秒で0.5ポイント、つまり、2秒で1ポイント回復するということで、これがサーバーの時間経過のズレなどがあっても、10秒で5回復するように調整されているということです。
◎マナNRPは上記の計算式になりますが、瞑想スキルによるマナ回復速度に限定してみるならば、瞑想スキル値のみで考えることは難しいですが、「INT+(瞑想スキル値×3)÷40」の部分が該当することになります。
◎瞑想スキルが、100以上になった場合は、ボーナスが付き、それが、上記の計算式で言うところの「((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1」であり、つまり、スキル値100未満の場合の1.1倍の速度になるということです。
◎瞑想中は回復速度が2倍になります。つまり、「(INT+(瞑想スキル値×3))÷40×2」、または、「(((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1)÷40×2」の速度となります。
◎金属製の防具を装備しているなどで、瞑想可能条件を満たさない場合は、瞑想スキルの効果は発揮されません。
つまり、「(INT+(瞑想スキル値×3))÷40」、または、「(((INT+(瞑想スキル値×3))×1.1)÷40」が、0として計算され、「マナNRP=2+0+フォーカススキル値÷20+マジック効果」となります。
◎どのようなスキル値も全くなくても、キャラクターが元々持っているマナのNRPは2ということになります。
つまり、5秒で1マナ回復です。
◎INTに関しては、魔法などでのINTの一時的な増減も回復速度に影響します。
◎この計算式でのマジック効果とは、「マナ回復」のマジック効果のことです。このマジック効果は、装備している数値を全て合計します。
つまり、マナ回復のマジック効果は装備すればするだけマナの回復が早くなります。
◎ネクロマンサーのリッチフォーム(Lich Form)の魔法を使用すると、マナ回復のマジック効果+13を装備していることと同じになります。
◎ネクロマンサーのヴァンパイアエンブレイス(Vampiric Embrace)の魔法を使用すると、マナ回復のマジック効果+3を装備していることと同じになります。
<メモ帖> |
◎魔法をメインに使用するキャラクターなど、高頻度でマナを使用するキャラクターにとっては必須のスキルとなっています。
◎高頻度でマナを使用するキャラクターであっても、マナの回復手段として、主に戦士系のキャラクターには、それにより利便性が良くなるようにフォーカスのスキルが用意されていますので、基本的には戦士系のキャラクターは、瞑想スキルではなく、フォーカススキルを選択する方がいいでしょう。
フォーカススキルについては、スキル帖「Focus(フォーカス)」の項目を参照しておいて下さい。
◎瞑想スキルは、100ではなくてもその恩恵は十分あるので、魔法使用系のキャラクター以外も、スキル構成を考え、可能なスキル値をフルに使って入れるというのも1つの選択となります。
◎基本的に瞑想中は何か行動すれば瞑想は中断されてしまいますが、開いたバックパック内の荷物整理など、瞑想を中断せずに出来ることも色々あります。
◎瞑想スキルの成功確率の計算式
○瞑想スキル値÷200+現在のマナ÷マナ最大値(%)
○例:瞑想スキル値120、最大マナ146、現在のマナ0の場合
120÷200=0.6=60%
0÷146=0%
60+0=60%の成功率
○例:瞑想スキル値120、最大マナ146、現在のマナ10の場合
120÷200=0.6=60%
10÷146=0.06…=6%(小数点以下切り捨て)
60+6=66%の成功率