スキル帖 |
◆スキル解説◆
Musicianship(楽器・音楽)
08/04/23 UPDATE
基礎データ |
スキルタイプ; バード系 | |||
関連スキル; Discordance(不調和) Peacemaking(沈静化) Provocation(扇動) | |||
特徴; バード系スキルの基本スキル | |||
使用効果 | 難易度制 | アンチマクロコード | スキル遅延 |
楽器演奏 | 一定 | なし | なし |
UP▲
上げ方 |
スキル値 | 方法 |
0〜25 | NPCに習う |
25〜120 | ラストオブジェクトのマクロや楽器をWクリックしてひたすらスキルを使用し続けます。 |
普通に楽器をWクリックするなどでひたすらスキルを使用して上げるしか方法はありません。
場所型のアンチマクロコードはないので、その場でひたすら楽器を使用し続けているだけでもスキルは上がります。
不調和、沈静化、扇動といった他のバード関連スキルも上げる場合、この楽器スキルを先にスキル値100にしておくといいでしょう。
ただし、バード行為難易度の関係から、もし楽器スキルを100を越えて上げる予定がある場合でも、他のバード関連スキルを目標値まで上げる前に楽器スキル値を100を越える数値にはしない方がいいでしょう。
UP▲
詳解 |
楽器演奏 |
Provocation(扇動)などのバード系のスキルを使用するときに元となるスキルです。
このスキルのみでは基本的に意味をなさず、他のバード系スキルが使用されるときにはじめて意味をなします。
Tactics(戦術)スキルと各武器スキルの関係と同じようなものだと考えればわかりやすいでしょう。
<使用方法> |
楽器をWクリックすることで、自動的にMusicianship(楽器)のスキルがチェックされます。
使用する楽器については、後述の「楽器」の項目を参照しておいて下さい。
<バード系スキル> |
バード系のスキルとしては以下のスキルが当てはまります。
つまり、これらのスキルを使用するには、この楽器スキルが必要ということです。
・Discordance (不調和)
・Peacemaking (沈静化)
・Provocation (扇動)
<楽器> |
楽器スキルで使用する各種楽器についての解説です。
楽器には、他の道具類と同じように使用回数(耐久度)の設定がなされていて、その回数を全て消費すればその楽器は壊れてなくなります。
ただし、楽器の使用限度回数は、楽器をWクリックするだけでは減りません。
つまり、楽器スキルを上昇させることに使用するだけならば使用回数は減らず、他のバード系スキルを使用したときにのみ減るということになっています。
楽器の使用限度回数は、楽器をシングルクリックすることで表示できます。
楽器には、大きく分けると、ノーマル楽器、高品質楽器、マジック楽器(特効楽器)、ファイヤーホーンの4つが存在します。
それぞれの種類の楽器は、後述のようにその効果などが異なるため、場合によってはそれを使い分ける必要があります。
使い分けは、他のバード系スキルを使用する前に、そのバード系スキルで使用したい楽器をあらかじめWクリックし、「最後に使用された楽器」という判定を与えておくことで行います。
例えば、高品質楽器とマジック楽器を持っている場合で、扇動には高品質楽器を使用し、沈静化にはマジック楽器を使用したいときは、まず、扇動を使用する前に高品質楽器をWクリックして使用し「最後に使用された楽器」という判定を与えておき、その後扇動スキルを使用します。
そして、その後、沈静化を使用する前にマジック楽器をWクリックして使用し「最後に使用された楽器」という判定を与えておき、その後沈静化スキルを使用します。
また、この例の場合で、扇動使用後、沈静化でも高品質楽器を使用したい場合は、扇動使用後に高品質楽器をWクリックして使用する必要はなく、その後にすぐ沈静化のスキルを使用すれば自動的に「最後に使用された楽器」である高品質楽器が使用されて沈静化が行われます。
ちなみに、楽器をWクリックして使用し、「最後に使用した楽器」に設定することでは楽器の使用回数は減りません。
以下、ノーマル楽器、高品質楽器、マジック楽器(特効楽器)、ファイヤーホーンの4つについての個別の解説です。
ノーマル楽器 |
ノーマル楽器とは、文字通り普通の楽器のことです。
NPCが販売している各種楽器、大工スキルで作成した高品質ではない各種楽器、初期装備楽器がこれに当てはまります。
ノーマル楽器は、後述の「バード行為難易度」の成功率には何も影響を与えません。
詳しくは、後述の「バード行為難易度」の項目を参照しておいて下さい。
使用回数は、350〜450くらいのアイテムとなります。
楽器の種類としては、以下の5つです。
5種類ありますが、どれもスキルの使用に際しては違いがありません。
種類によって音色がそれぞれ違うので、自分の好きな音色の楽器を選択すればOKです。
ちなみに、派生的なものとして、房つきタンバリン、スタンディングハープもありますが性能は普通のものと同じです。
Drum(ドラム) | Lap harp(ハープ) | Lute(リュート) | Tambourine(タンバリン) | Bamboo Flute(バンブーフルート) |
高品質楽器 |
高品質楽器とは、文字通り高品質な楽器のことです。
大工スキルで作成した高品質の楽器がこれに当てはまります。
高品質楽器は、後述の「バード行為難易度」の成功率に10%のボーナスを与えます。
詳しくは、後述の「バード行為難易度」の項目を参照しておいて下さい。
使用回数は、700〜900くらいのアイテムとなります。
楽器の種類としては、以下の5つです。
5種類ありますが、どれもスキルの使用に際しては違いがありません。
種類によって音色がそれぞれ違うので、自分の好きな音色の楽器を選択すればOKです。
ちなみに、派生的なものとして、房つきタンバリン、スタンディングハープもありますが性能は普通のものと同じです。
Drum(ドラム) | Lap harp(ハープ) | Lute(リュート) | Tambourine(タンバリン) | Bamboo Flute(バンブーフルート) |
マジック楽器(特効楽器) |
マジック楽器(特効楽器)とは、マジック効果がかかった楽器のことです。
マジック楽器は、モンスターからルートすることで入手します。
ちなみに、NPCは販売しておらず、またPCが作成することも出来ません。
マジック楽器は、後述の「バード行為難易度」の成功率に、プラス効果の場合は20%のボーナスを、マイナス効果の場合は−20%のボーナスを与えます。
詳しくは、後述の「バード行為難易度」の項目を参照しておいて下さい。
使用回数は、350〜450くらいのアイテムとなります。
楽器の種類としては、以下の4つです。
4種類ありますが、どれもスキルの使用に際しては違いがありません。
種類によって音色がそれぞれ違うので、自分の好きな音色の楽器を選択すればOKです。
Drum(ドラム) | Lap harp(ハープ) | Lute(リュート) | Tambourine(タンバリン) | Bamboo Flute(バンブーフルート) |
マジック楽器の各マジック効果については、詳しくは、このサイトのアイテム帖「マジック効果」の「データ」の項目を参照しておいて下さい。
ちなみに、入手は、一般的には「強い」モンスターからの方がより出現率が高くなっています。
ファイヤーホーン |
ファイヤーホーンとは、特殊な攻撃を行える楽器のことです。
他の楽器と違い、バード系のスキルを使用するための楽器としては機能しません。
つまり、特殊攻撃を行うためだけの専用の楽器です。
<入手方法>
ファイヤーホーンは、NPCは販売しておらず、またPCが作成することも出来ません。
入手は、赤NPC、一部の青NPC、リザードマン、ヘッドレス、ストロングモンバット、スライム、オーク、デーモンなどから戦利品として入手することになります。
それほどレアなものではなく、わりと高い確率で入手できます。
<使用条件>
ファイヤーホーンは、バードのための楽器となっているため、使用条件があります。
ファイヤーホーンの使用のためには、楽器スキルが必要となり、楽器スキルがない場合は、他のバード関連スキル値がどれほど高くても使用することが出来ません。
ファイヤーフォーンは、楽器スキル値に応じて成功率が変化し、楽器スキル値が70以上ぐらいないと使い物になりません。
<使用方法>
使用方法は、ファイヤーホーンをWクリックして、効果を生じさせたい場所を指定するだけです。
連続して使用することは出来ず、1度の使用後、さらに使用するためには6秒ほどの待ち時間が必要です。
ファイヤーホーンには、他のアイテムに存在するような使用回数制限はなく、その代わり、新品であっても、中古であっても、使用するごとに毎回1%の確率で壊れるように設定されています。
<使用コスト>
ファイヤーホーンの使用には、1回につき、秘薬のSulfurous Ashが4個必要となります。
魔法にあるようなマナの消費はありません。
<使用範囲、攻撃効果範囲>
ファイヤーホーンのターゲット指定できる範囲は、自分から全方向に3マス先までです。
攻撃が及ぶ範囲は、そのターゲット指定したポイントを中心として全方向に2マス先までです。
攻撃範囲に含まれていても、壁越しなどの視線が通っていない場所にいる対象へは攻撃出来ません。
攻撃範囲にいるならば、その他の攻撃のルールに沿った形で、その範囲内にいる攻撃対象全てに攻撃が及びます。
例えば、フェルッカで使用するならば、その攻撃範囲にいる一般人、殺人者、攻撃者などの全てのプレイヤーに攻撃が及ぶので注意が必要です。
ちなみに、プレイヤーに対して攻撃が可能な状態であるならば、攻撃効果範囲にいる隠れているプレイヤーに対しても効果が及びます。
<攻撃効果>
使用すると、フレイムストライクの効果が攻撃効果範囲で発生します。
攻撃効果範囲に攻撃対象が数多くいてもそのダメージが分散して減ることはありません。
ダメージ量は、それを使用する者のバード系スキル(楽器、沈静化、不調和、扇動)の合計値によって変化します。
ちなみに、使用条件の項目で書いたように、楽器スキル値がないならば基本的には、使用出来ません。
ファイヤーホーンのダメージ決定には、バード系の楽器スキル、不調和スキル、扇動スキル、沈静化スキルが関係し、その影響割合は、楽器スキル1、不調和スキル3、扇動スキル3、沈静化スキル1となっています。
例えば、楽器スキル、不調和スキル、扇動スキル、沈静化スキルがそれぞれ120の場合の、NPCとPCへのダメージはそれぞれ以下のようになります。
○対NPC
最小ダメージ81、最大ダメージ100、平均ダメージ90
○対PC
最小ダメージ54、最大ダメージ66、平均ダメージ60
このファイヤーホーンによるダメージは炎属性抵抗値で軽減することが出来ます。
例えば、前述の、楽器スキル、不調和スキル、扇動スキル、沈静化スキルがそれぞれ120の場合で炎属性抵抗値があるときの、NPCとPCへのダメージはそれぞれ以下のようになります。
○対NPCで炎属性抵抗値60の場合
最小ダメージ32、最大ダメージ40、平均ダメージ36
○対PCで炎属性抵抗値60の場合
最小ダメージ21、最大ダメージ26、平均ダメージ24
<ファイヤーホーン>
<楽器演奏の成功率> |
楽器スキルの成功率は、「スキル値=成功率」です。
ただし、スキル値100を超えても成功率は上がりませんが、後述のようにバード行為難易度を下げる効果があります。
ちなみに、全てのバード系のスキルの使用の成否が決定される前に、この楽器スキルによる、使用楽器の演奏が成功かどうかの判断があるので、各バード系のスキル値が高くても、この楽器スキルが低ければ、そのスキルの成功率が下がってしまうため、各バードスキルを上げるよりも前に楽器スキルを上げておく方が、各バード系のスキルの成功率を上げる結果となります。
<バード行為難易度> |
楽器スキルは難易度制ではありません。
しかし、楽器スキルを元とする、バード系のスキルである、不調和、沈静化(ターゲットモードのみ)、扇動スキルは難易度制となっています。
このバード系スキルの使用の難易度というものは、バード系スキルを使用する対象に設定された「バード行為難易度」というものによって判断されます。
各生物には、内部データとして、例えば、ドラゴンは105.1というように、具体的な数値でバード行為難易度が設定されています。
それがベースとなり、各生物への不調和、沈静化(ターゲットモードのみ)、扇動スキルの成功率が決定されます。
ちなみに、バード行為難易度は、Animal Lore (動物学)のスキルで見ることが出来ます。
具体的なバード系スキルのバード行為難易度と、その成功率の計算式は、各スキルの項目を参照しておいて下さい。
ここでは、楽器スキルとして、以下の事柄がバード行為難易度を下げる、つまり、バード系スキルの成功率を上げることになるということを知っておきましょう。
楽器スキルに関連してバード行為難易度を下げる(バード系スキルの成功率を上げる)事項は以下の2つです。
使用楽器 |
使用する楽器により、バード行為難易度を下げる(バード系スキルの成功率を上げる)ことが出来ます。
下げる効果がある楽器は、高品質楽器、マジック楽器の2つです。
ただし、マジック楽器は、その特効効果が発揮された場合だけで、新マジックアイテムと同じく、マイナス特効効果が生じる場合もあるので注意しておいて下さい。
マジック楽器の特効効果については、このサイトのアイテム帖「マジック効果」の「データ」の項目を参照しておいて下さい。
それぞれの楽器のバード系スキルの成功率への影響については、以下の通りです。
ちなみに、これらのボーナス効果は、その楽器を持っているだけでは発生せず、楽器をWクリックして使用し、「最後に使用した楽器」となっている楽器についてのみボーナス効果が発生します。
<使用楽器によるボーナス>
◎高品質楽器:+10%
◎マジック楽器の特効効果:+20%
◎マジック楽器のマイナス特効効果:−20%
100を超えるスキル値 |
楽器スキルが100を超えると、バード行為難易度を下げる(バード系スキルの成功率を上げる)ことが出来ます。
ただし、スキル値が100を超える場合だけで、100までのスキル値に対しては楽器スキルの成功率を上昇させるという効果のみで、バード行為難易度に対しては何も影響がありません。
楽器スキル値が100を超えた場合は、スキル値1につき1%、バード系スキルの成功率を上昇させることになります。
これは、現在の楽器スキル値の最大値は120なので、最大で20%、バード系スキルの成功率を上昇させるチャンスがあるということになります。
<メモ帖> |
◎バード系スキルを使用すれば、まずこの楽器スキルがチェックされ、楽器演奏が成功かどうかの判断があり、成功の時に初めて使用するバード系スキルの成功判定が下されます。
よって、何らかのバード系スキルを選択するならば、このスキルは出来れば100以上に、最低でも80ぐらいまでは上げておくようにしなければ、扇動などのバード系スキルを使用する場合に失敗が多くなり役にたちません。
◎高品質楽器、マジック楽器の使用によるボーナス効果は、それを持っているだけでは発生しません。ボーナスは、Wクリックで最後に使用した状態の楽器についてのみ発生します。