スキル帖

◆スキル解説◆

Poisoning(毒)
08/02/09 UPDATE

基礎データ 上げ方 詳解

 

基礎データ

スキルタイプ; 生産系 魔法補助系 戦闘補助系
関連スキル; Alchemy
特徴; GPがかかる 上がりにくい 毒メイジまあまあ人気あり
使用効果 難易度制 アンチマクロコード スキル遅延
1.武器、食べ物に毒を仕込む 難易 なし 6秒(UOAマクロ使用の場合は10秒)
2.Poison&Poison Fieldの魔法の効果を強める -- -- --

 

UP

 

 

 

上げ方

スキル値 方法
0〜25  NPCから習う
25〜45  Lesser Poisonを、ダガーに対して繰り返し塗ります。
45〜70  Normal Poisonを、ダガーに対して繰り返し塗ります。
70〜100  Greater Poisonを、ダガーに対して繰り返し塗ります。

 食べ物に塗るのは難易度が低いので武器に塗るようにします。
 武器は、ダガーにしていますが、毒が塗れる武器ならば何でも構いません。

 対象型アンチマクロコードはないので、1つの武器に対して重ねて毒を塗っていくだけでスキルは上昇します。

 スキル値98以降は、Deadly Poisonを塗ることでスキルを上げても構いません。
 ただし、Deadly Poisonはかなり高価なので、Greater Poisonではあまり上がらないと感じたときに限って使用するといいでしょう。

 毒スキルは非常に上がりにくく、また毒ポーション代もかかりスキルを上げるのが何かと大変なので、スキル上げの終盤はGGSに頼るというのもひとつの方法です。
 GGSならば、Normal Poisonでスキル値75まで上げるといいでしょう。

 ちなみに、時間が掛かるのでお勧めではありませんが、毒スキルは、スペシャルムーブのInfectious Strike、Serpent Arrowの毒効果が成功したときにも上昇する可能性があります。
 ただし、毒スキル値が高くなればスキルを上昇させるために高レベルの毒を使用する必要があります。
 スペシャルムーブのInfectious Strike、Serpent Arrowについては、戦闘帖の攻撃の項目を参照しておいて下さい。

 

UP

 

 

 

詳解
 1.武器、食べ物に毒を仕込む
 2.Poison&Poison Fieldの魔法の効果を強める

 

1.武器、食べ物に毒を仕込む

 武器と食べ物に対して毒を仕込むことが出来るスキルです。
 毒の仕込まれた武器は、その武器で戦った場合に相手に毒を与えるチャンスを持ちます。
 毒の仕込まれた食べ物は、その食べ物を相手が食べた場合に相手に毒を与えるチャンスを持ちます。

 

 

<使用方法>

 スキル表のスキル使用ボタンを押すなどしてこのスキルを使用します。
 すると、仕込む毒の指定を尋ねられるので、仕込みたい毒の入ったポーション瓶を指定します。
 次に、その指定した毒を仕込みたい対象の指定を尋ねられるので、毒の塗れる武器、または食べ物を指定します。

 

 

<使用可能な対象>

 食べ物に関しては、使用可能な対象の制限はありませんが、武器に関しては、使用可能な対象は限られています。

 武器で毒を塗ることが出来るのは、スペシャルムーブの「インフェクシャスストライク」(Infectious Strike)を使用できる武器のみです。
 つまり、Butcher Knife、Dagger、Cleaver、Pike、Kryss、Double Bladed Staffだけになります。

 また、このスキルで作成した毒武器を使用して毒を発動させるためには、スペシャルムーブを発動させる必要があります。
 スペシャルムーブについては、戦闘帖「攻撃」を参照しておいて下さい。

 

 

<効果>

 食べ物や、武器に毒を仕込むと、仕込まれた強さの毒が、食べ物の場合は食べた際に、武器の場合はスペシャルムーブを発動させた際に相手にかかります。
 ただし、相手に毒がかかる確率があります。

 その確率は、食べ物の場合は、その毒を仕込んだもののPoisoningスキル値の4分の1です。
 つまり、スキル値100であっても25%の確率でしか毒を与えることはできないということです。

 武器の場合は、スペシャルムーブが発動すれば100%の確率で相手が毒に掛かります。
 ちなみに、スペシャルムーブの発動確率は、攻撃が当たる確率と同じととなっています。
 そして、武器の場合は、スペシャルムーブを行う際に、一定確率で、その仕込まれた毒よりも1つ上のランクの毒が相手にかかるようになっています。
 仕込まれた毒よりも1つ上のランクの毒が相手にかかる確率は、その武器の使用者の毒スキル値と同じ%で、スキル値100ならば100%となっています。

 

 

<使用回数>

 食べ物の場合は、それを食べた段階で対象がなくなってしまうので無関係ですが、武器の場合は、そこに塗られている毒の強さによって何回か毒が仕込まれている状態は継続します。
 仕込まれた毒の強さと使用回数は以下の表を参照しておいて下さい。
 武器に仕込まれた毒の使用回数は、スペシャルムーブが発動しない限りは減りませんが、スペシャルムーブが発動したときは、1回の使用で使用回数が1減ります。

武器に仕込まれた毒の強さ 使用回数
Lesser Poison 18
(Normal)Poison 16
Greater Poison 14
Deadly Poison 12

 

 

<毒の種類と効果>

 毒の種類と、その効果についての解説です。

 毒の種類は、一般的には、レッサー、ノーマル、グレーター、デッドリー、リーサルの5つに分類され、それぞれ、毒が弱い方からレベル1と数えられます。

 レッサー、ノーマル、グレーター、デッドリーの4種類の毒に関しては、アルケミースキルで作成することが可能です。
 作成についての詳細は、スキル帖「Alchemy(錬金術)」の項目を参照しておいて下さい。

 リーサルポイズンは、プレイヤーが作成することは出来ずモンスターからの毒か、ダンジョンの毒の罠箱、高スキルの細工師作成の毒の罠箱から受けるのみとなっています。
 ただし、スキル値100の細工師が作成した毒の罠箱は、表示上はリーサル(レベル5)の毒と同じですが、実際にはリーサルの毒を越える毒となっていて、これは解毒率が低くなっています。

名前 毒を受けた時のメッセージ 毒を与えたときのメッセージ ダメージ 効果時間
対NPC 対PC
Lesser Poison
(Lv1)
You feel a bit nauseous... looks ill 4〜8 対象のHPの5〜10%(最小4ダメージ) 発動待ち3秒+2秒間隔×(8〜12)
(Normal) Poison
(Lv2)
You feel disoriented and nauseous! looks extremely ill 6〜12 対象のHPの10〜15%(最小8ダメージ) 発動待ち3秒+3秒間隔×(9〜13)
Greater Poison
(Lv3)
You begin to feel pain throughout your body! stumbles around in confusion and pain 16〜32 対象のHPの13〜20%(最小12ダメージ) 発動待ち3秒+4秒間隔×(10〜14)
Deadly Poison
(Lv4)
You feel extremely weak and are in severe pain! wracked with extreme pain 24〜48 対象のHPの25〜33%(最小16ダメージ) 発動待ち3秒+5秒間隔×(11〜16)
Lethal Poison
(Lv5)
You are in extreme pain,and require immediate aid! begins to spasm uncontrollably 30〜50 対象のHPの33〜50%(最小25ダメージ) 発動待ち3秒+5秒間隔×(12〜16)
◎モンスターに対して使用した場合は、発動待ち時間がどの毒でも5秒になります。
◎「Deadly Poison」、「Lethal Poison」を受けた場合は、どんなに高ヒットポイントでも、通常は解毒しなければほぼ確実に死亡します。

 

 

<解毒>

 毒の種類とその解毒についての解説です。

 解毒の方法には、キュアポーション、魔法、パラディンの特殊能力、治療(包帯、Healing)スキルの4つの方法があります。
 以下、それぞれの場合ごとの解説です。

 ちなみに、毒は、効果時間が切れれば自然に解毒されますが、レベル4以上の強さの毒は、解毒しないとほぼ確実に死んでしまいます。 

 

キュアポーション

 毒の種類とキュアポーションの解毒の関係は以下のようになります。

名前 レッサーキュアポーション キュアポーション グレーターキュアポーション
Lesser Poison
(Lv1)
75% 100% 100%
(Normal) Poison
(Lv2)
50% 100% 100%
Greater Poison
(Lv3)
25% 75% 100%
Deadly Poison
(Lv4)
0% 50% 100%
Lethal Poison
(Lv5)
0% 25% 75%
◎スキル値100の細工師が作成した毒の罠箱の解毒確率はどのポーションでも0%です。
◎キュアポーションには、もう1種類、NPCが販売しているもの、モンスターなどのNPCが戦利品として持っているものが存在します。このポーションの解毒率は、レッサーキュアポーションとキュアポーションの中間程度となっています。

 

魔法スキル

 キュアの魔法の場合の、毒の種類と魔法スキルの解毒の関係は以下のようになります。

名前 魔法スキル値30 魔法スキル値50 魔法スキル値90 魔法スキル値100 魔法スキル値110 魔法スキル値120
Lesser Poison
(Lv1)
91% 100% 100% 100% 100% 100%
(Normal) Poison
(Lv2)
60% 75% 100% 100% 100% 100%
Greater Poison
(Lv3)
29% 44% 74% 82% 89% 97%
Deadly Poison
(Lv4)
0% 13% 43% 51% 58% 66%
Lethal Poison
(Lv5)
0% 0% 12% 20% 27% 35%
◎キュアの魔法による解毒成功率は「(詠唱者の魔法スキル値×0.75)-(毒レベル×31)+100」%(小数点以下切捨て)となります。
◎スキル値100の細工師が作成した毒の罠箱の解毒確率は、魔法スキル値120でも0%程度です。

 アーチキュアの魔法の場合の、毒の種類と魔法スキルの解毒の関係は以下のようになります。

名前 魔法スキル値30 魔法スキル値50 魔法スキル値90 魔法スキル値100 魔法スキル値110 魔法スキル値120
Lesser Poison
(Lv1)
100% 100% 100% 100% 100% 100%
(Normal) Poison
(Lv2)
87% 100% 100% 100% 100% 100%
Greater Poison
(Lv3)
70% 85% 100% 100% 100% 100%
Deadly Poison
(Lv4)
52% 67% 97% 100% 100% 100%
Lethal Poison
(Lv5)
35% 50% 80% 87% 95% 100%
◎アーチキュアの魔法による解毒成功率は「(詠唱者の魔法スキル値×0.75)-(毒レベル×17.5)+100」%(小数点以下切捨て)となります。
◎スキル値100の細工師が作成した毒の罠箱の解毒確率は、魔法スキル値100で0%、110で10%程度、120で15%程度です。

 

パラディンの特殊能力

 パラディンの特殊能力である、クレンズバイファイヤー(Cleanse by Fire)の、騎士道スキル値と毒の種類による解毒率は以下のようになります。

名前 騎士道スキル値50 騎士道スキル値75 騎士道スキル値100 騎士道スキル値120
Lesser Poison
(Lv1)
100% 100% 100% 100%
(Normal) Poison
(Lv2)
97% 100% 100% 100%
Greater Poison
(Lv3)
77% 96% 100% 100%
Deadly Poison
(Lv4)
57% 76% 95% 100%
Lethal Poison
(Lv5)
37% 56% 75% 90%

 

治療スキル

 毒の種類と治療(包帯、Healing)スキルの解毒の関係は以下のようになります。

名前 治療スキル値61 治療スキル値70 治療スキル値81 治療スキル値90 治療スキル値100 治療スキル値110 治療スキル値120
Lesser Poison
(Lv1)
62% 80% 100% 100% 100% 100% 100%
(Normal) Poison
(Lv2)
52% 70% 92% 100% 100% 100% 100%
Greater Poison
(Lv3)
42% 60% 82% 100% 100% 100% 100%
Deadly Poison
(Lv4)
32% 50% 72% 90% 100% 100% 100%
Lethal Poison
(Lv5)
22% 40% 62% 80% 100% 100% 100%
◎スキル値100の細工師が作成した毒の罠箱の解毒確率は、包帯スキル値61で0%、81で10%程度、90で30%程度、100で55%程度です。

 

 

<メモ帖>

◎スキルの使用に成功すると、カルマが低下します。ただし、上限は原点(スタート段階)よりマイナス2段階目までのカルマまでしか下がりません。

◎毒の強さが強くなるほど塗るのは難しくなります。

◎毒を仕込むことに失敗すると自分が毒に犯される場合があり、また、完全な成功でない場合は使用した毒よりも1ランク低い毒が塗られることとなります。
 ちなみに、完全成功しても使用した毒より1ランク高い毒が塗られることはありません。

◎モンスターによっては全く毒を受け付けないものも存在します。自ら毒を持つ敵、強い敵が毒を受けつけないと思っていればいいでしょう。

◎以前あった、毒武器が腐敗するという仕様はなくなりました。

 

 

 

2.Poison&Poison Fieldの魔法の効果を強める

 ポイズン、ポイズンフィールドの魔法は、このPoisoningのスキル値、Mageryのスキル値、そして詠唱者とターゲットとの距離によってその強さが変化します。

 

 

<使用方法>

 このスキル値があれば自動判定されるのでスキルを直接使う必要はありません。

 

 

Poison&Poison Fieldの魔法の効果>

 ポイズン、ポイズンフィールドの魔法を使用したことによる与える毒の効果には4種類あります。
 Lesser Poison、NormalPoison、Greater Poison、Deadly Poisonの4つです。
 自分が、またはターゲットがPoisonの魔法によりどの種類の毒にかかったのかということはキャラクター頭上に出る毒メッセージを見れば判明します。

 詳しくは、上記「1.武器、食べ物に毒を仕込む」の「毒の種類と効果」の項目を参照しておいて下さい。 

 

 

<強さの法則>

 ポイズン、ポイズンフィールドの強さの法則です。

○Poisoningのスキル値が高ければ高いほど強い毒が入ります
○Mageryのスキル値が高ければ高いほど強い毒が入ります
○ポイズンの魔法の場合のみ、魔法の詠唱者とターゲットとの距離が近ければ近いほど強い毒が入ります

 一般的には、ポイズンの魔法は、詠唱者とターゲットとの距離が2マス以内、そして、毒スキル値+魔法スキル値の合計値が200以上で使用することが効果的です。
 こうすることで、ターゲットにDeadly Poisonを、100%の確率で相手に与えることが出来ます。

 詳しくは、マニュアル「魔法」のポイズン、ポイズンフィールドの項目を参照しておいて下さい。

 

 

<メモ帖>

◎毒が入るとまず解毒しなければHPは回復出来ません。

◎毒が入ると魔法詠唱がキャンセルされやすくなります。ただし、この効果はPCに対してのみです。モンスターに対しては魔法詠唱キャンセルがされやすくなる効果はありません。

◎魔法使いにおいて、毒塗りのスキルを選択するべきかどうかという点に関しては、悩むかもしれません。ただ、魔法を使うモンスターに対して毒を入れてもすぐに解毒してしまい、そうでない敵であっても、強い敵は毒自体入れることができないことが多いので特に必要ないといえば必要はありません。
 中途半端なスキル値で毒塗りを入れても、効果がないので、スキル値を入れるとすれば100までを目標としていれるべきですが、そうなると、わざわざ100のスキルを削ってまで、毒塗りをいれる必要性はないともいえます。

◎ただし、対人戦をメインで行う魔法キャラに対しては、場合によっては有効です。ただし、GCPで一発解毒されてしまうのでほとんど意味がない場合もあります。また、魔法の詠唱キャンセルならば、毒のダメージ間隔が短いLesser Poisonの方がむいているかもしれないので、それならばスキル0でも常にいれることが出来るという点もあります。結局、あとは、自分の好みとプレイスタイルにより選択するかどうか決めればいいでしょう。

 

 

 

 


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