スキル帖 |
◆上げ技◆
パワースクロール上げ技
06/05/17 UPDATE
パワースクロール上げ技 |
概要 |
「パワースクロール上げ技」とは、パワースクロール(スキルスクロール)を使用すると、スキルの上昇判定や、スキルの上昇率が変わることを利用してスキルを上げる技のことです。
このパワースクロール上げ技は、上記のような効果があるので、上昇させるスキル値は100まででいいという場合でも、普通は使用する意味のなかったパワースクロールを使用するということの意味が出て来ています。
詳細は後述しますが、パワースクロール上げ技は、全てのスキルに対して使用することは出来ず、パワースクロールがある難易度制のスキルについて使用することが出来るようになっています。
対象スキル |
「パワースクロール上げ技」が使用出来るスキルは、以下のスキルになります。
これは、パワースクロールが存在する難易度制のスキルが全て当てはまります。
○Animal Taming(動物調教)
○Archery(アーチェリー)
○Blacksmithy(鍛冶)
○Bushido(武士道)
○Chivalry(騎士道)
○Discordance(不調和)
○Fencing(フェンシング)
○Focus(フォーカス)
○Healing(治療)
○Mace Fighting(メイス)
○Magery(魔法)
○Meditation(瞑想)
○Necromancy(ネクロマンシー)
○Ninjitsu(忍術)
○Parrying(盾)
○Peacemaking(沈静化)(ターゲットのみ)
○Provocation(扇動)
○Spellweaving(グループ呪文)
○Stealing(窃盗)
○Stealth(ステルス)
○Swordsmanship(ソード)
○Tactics(戦術)
○Tailoring(裁縫)
○Wrestling(レスリング)
実行方法 |
「パワースクロール上げ技」の行い方は、それを使用してスキルを上げたいキャラクターに対してパワースクロールを使用するだけとなっています。
ちなみに、パワースクロールに関しては、アイテム帖「パワースクロール」の項目を参照しておいて下さい。
効果 |
「パワースクロール上げ技」の効果は、スキルの上昇判定が変わることと、スキルの上昇率が変わることの2つです。
以下、それぞれの効果の解説です。
スキル上昇判定の変化 |
パワースクロールを使用することによるスキルの上昇判定の変化については、まず、前提として、難易度制のスキルは、成功率が100%になる行為を行ってもスキル値は上昇しません。
しかし、パワースクロールを使用し、スキルの上昇最大値を100から上げると、成功率が100%の行為を行ってもスキル値が上昇します。
例えば、裁縫スキルを上げる場合、オイルクロスの(通常品質の)作成成功率が100%になる99.6まで、そのオイルクロスを作成してスキルを上げる方法が一般的で、通常はオイルクロス作成では裁縫のスキル値は99.6までしか上昇しません。
しかし、例えば、裁縫スキルが+20になるパワースクロールを使用すると、オイルクロスを作成することで、スキル値は109.6まで上昇させることが出来るようになっています。
これには、使用するパワースクロールの種類による法則があり、まとめると以下のようになります。
スキル値の上限 | スキルを上げることが出来る行為の成功率上限 | 成功率100%になったスキル値からあとどれくらいスキル値を上げられるか | 最低成功スキル値からどれくらいスキル値を上げられるか |
100 (通常) |
100% | 0(基準値) | +25 |
105 (パワースクロール+5使用) |
105% | +2.5まで | +27.5 |
110 (パワースクロール+10使用) |
110% | +5まで | +30 |
115 (パワースクロール+15使用) |
115% | +7.5まで | +32.5 |
120 (パワースクロール+20使用) |
120% | +10まで | +35 |
この表は、例えば、裁縫スキルは、オイルクロスの作成では、通常は、成功率100%になる99.6までしか上昇しませんが、「成功率100%になったスキル値からあとどれくらいスキル値を上げられるか」の項目を見れば、自分のスキル値の上限が105であるならば、「99.6+2.5」をして、102.1までスキルを上昇させることが出来るというように判断する表です。
または、例えば、裁縫スキルで作成するオイルクロスは、スキル値74.6から作成できますが、「最低成功スキル値からどれくらいスキル値を上げられるか」の項目を見れば、自分のスキル値の上限が105であるならば、「74.6+27.5」をして、102.1までスキルを上昇させることが出来るというように判断する表です。
これまでの例は全て裁縫でしたが、前述の「対象スキル」にあるスキルに対しては、上記の説明は全て当てはまります。
ということで、パワースクロール上げ技の対象スキルに関しては、←スキルの各項目の上げ方に、例えば「110〜120まで」などと書いてありますが、その方法でももちろん上がりますが、自分のスキル値の上限に応じて、各上げ方のスキル値に関しては、
○キャラクターのスキル値の上限が100ならば「記述通り参考に」
○キャラクターのスキル値の上限が105ならば「記述通りか、現在のスキル値−2.5のスキル値の記述を参考に」
○キャラクターのスキル値の上限が110ならば「記述通りか、現在のスキル値−5のスキル値の記述を参考に」
○キャラクターのスキル値の上限が115ならば「記述通りか、現在のスキル値−7.5のスキル値の記述を参考に」
○キャラクターのスキル値の上限が120ならば「記述通りか、現在のスキル値−10のスキル値の記述を参考に」
という方法で行うようにすればいいでしょう。
スキル上昇率の変化 |
パワースクロールを使用してスキルの上昇最大値を上げると、スキルの上昇率が変化し、「スキルの上昇率が通常の場合よりも良くなる」という効果が得られます。
この効果をイメージで言えば、キャラクターのスキル値の上昇最大値が100の場合と比べて、105で2%、110で4%、115で6%、120で8%程度のスキルの上げやすさが発生します。