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シンクロ上げ技
06/03/15 UPDATE

 

仕様が変更したことにより、現在この技は使用出来ません。

 

シンクロ上げ技

はじめに

 シンクロ上げとは、「同期上げ」とも呼ばれる、スキルの効率的な上げ方の一種です。
 上げるスキル値をシンクロ(同期)させながら上げることからこの名前がついています。

 

 

やり方

 やり方自体は極めて簡単です。
 まず、自分が上げたいシンクロ上げ対象スキルを2個以上選択します。(1個しか選ばない場合は、普通のスキル上げです)
 選択したら、そのスキルのスキル値が同じになるようにします。
 よって、まず、通常のスキル上げの方法などで、自分が上げたいシンクロ上げ対象スキルのスキル値を同じにすることが肝心です。

 同じになれば、どれでもいいので、シンクロ場所探知のためにシンクロ上げ対象スキルを使用します。そして、スキルが0.1でも上がった場合、その場所で他のシンクロ上げ対象スキルを使用します。
 そうすれば、最初に使用したシンクロスキルが上がった値だけ(0.1)必ず後から使用したシンクロスキルも上昇します。
 3個選択しているなら、続けて3個目のスキルを使用します。すると同じくスキルが上がるはずです。
 上がったら、シンクロ場所探知のためにまた最初に使用するシンクロ上げ対象スキルを使用して、上がる場所を探します。
 これを延々と繰り返すだけで、シンクロ上げ対象スキルは同時に120まで上げることが出来ます。

 

 

 一番有名な例を紹介します。
 音楽スキルとHidingスキルを表示値で同じにします。
 フィールドや海などを動き回りつつ音楽スキルを使用し、音楽スキルが表示値で0.1でもUPした場所があればそこでストップします。
 この時重要なのは「その上がった場所」です。
 その場所で、Hidingスキルを使用します。すると同じく0.1UPするはずです。
 ただし、1回のHidingスキルの使用で0.1UPするというわけではありません。何度かやらないと上がらない場合も結構多いです。
 ですが、じっとその場所から動かずに何度も使用していれば必ず上がります。
 Hidingが上がったら、また音楽スキルが表示値で0.1上がる場所を探します。
 以降これの繰り返しです。

 

 

具体的に・・・

◎シンクロ場所探知スキル
 最初に上げるべき、シンクロ場所探知のためのシンクロ上げ対象スキルは、何でもOKです。
 シンクロ場所探知のためのシンクロ上げ対象スキルとしてよく使用されるのは音楽です。これは、音楽が上がった場所だから他のスキルが上がるというわけではありません。シンクロ上げ対象スキルであれば何でもOKです。
 ただし、最初にシンクロ上げ対象スキルのどれかが上がる場所は、自力で探すしかないので、その時に一番費用も時間(スキル遅延)もかからない音楽というスキルが使用されているだけです。
 本来は、何のスキルでもOKですが、やはり、音楽が一番費用も時間もかからないのでそれを使用して上げるのがお勧めです。


◎スキルの上昇率
 シンクロ上げは、スキルの上昇率を上げるものではありません。
 Healing(治療)スキルを使用して、アナトミー(解剖学)のスーパーバーストポイントを狙うというやり方とも違います。(この上げ方については、スーパーバーストポイントの項目を参照です)
 「上がるポイントを探して、ピンポイントに上げていく」、そのような感じです。スキル上げの時間効率を上げるというものといってもOKです。


◎手間
 時間効率は上がりますが、手間はかかります。
 それは、音楽を普通に100や120まですることを想像すれば分かると思います。
 ですので、スキル0からなどの最初からのシンクロ上げはお勧めしません。最初は、例えばフォーカスなどは走り回っているだけで50以上はあっという間に行くはずです。
 ある程度スキル値が上がった後からシンクロ上げをするのがお勧めです。
 具体的には80以上ぐらいからがお勧めです。


◎その他
○例えば、魔法90、ハイド60、EI70のキャラがいて、これから音楽スキルを選択してシンクロ上げをする場合は、最初に音楽を表示値で60にするだけでOKです。
 これは、魔法・EIを60まで下げる必要はないということです。
 魔法EIは、音楽・ハイドがその値になった時からシンクロ上げをはじめればOKということです。

○シンクロ上げ技は、「グリッドマップ上げ技」と共に実行されることも多いです。
 シンクロ上げをして、グリッドマップで次のバーストポイントを探し、そしてまた次を・・・というように連続してスキルを上げておくことから、グリッドマップを使った上げ方は「連鎖上げ」とも呼ばれます。

○シンクロ上げでスキルを上げるときは、GGSによる上昇は除外します。
 つまり、スキルの上昇が、GGSによるものであった場合は、シンクロしないということです。 

 

 

シンクロ上げ対象スキル対応表

 一般的なスキル上げについての方法は、スキル帖の各スキル別の解説の「上げ方」の項目を参照です。 

 上記のような方法での、シンクロ上げ対象スキルは、場所型のアンチマクロコードのスキルです。どれが場所型なのかということは、スキル帖の各スキル解説の項目を参照です。
 といっても、見なくても以下の表のスキルがシンクロ上げが可能なスキルです。
 ただし、出来ることは出来るのですが、通常の上げ方よりも断然効率が下がるものは省略しました。

 対象型アンチマクロコードのスキルについてのシンクロ上げも基本的には同じですが、若干の注意点があるので後述の項目を参照です。

実行可能なスキル名 補足など
Camping  可能です。
Chivalry  可能です。
Evaluating Intelligence  可能です。
 ただし、魔法使用により上げます。直接使用ではありません。
 魔法スキル値が低いならば、8th失敗で先に上げてしまうという普通の上げ方も楽です。
Fishing  可能です。
 ただし、高スキル値の場合は深海でやらないと出来ません。
Focus  可能です。
 ただし、低スキル値でやる必要は全くありません。
Hiding  可能です。
 一番有名です。
Magery  可能です。
Meditation  可能です。
 結構簡単に上がるので高スキル値からやる方がいいでしょう。
Musicianship  可能です。
 このスキルを使ってシンクロさせる場所を発見するのがお勧めです。よって、結局音楽は普通のバーストポイントを探す方法で100や120まで上げることになります。
Necromancy  可能です。
Peacemaking  可能です。
 Hidingと同じくスキルの遅延が厳しいので、時間短縮を目的としてシンクロ上げが利用されます。
Spirit Speak  可能です。
Stealth  可能です。
 ただし、高スキル値では難易度(AR)を上げていなければ不可能です。
Tracking  可能です。

 

 

対象型アンチマクロコードのシンクロ上げ

 シンクロ上げ技が効果があるのは、上記の表のように場所型アンチマクロコードのスキルのごく一部です。
 ただし、対象型アンチマクロコードの制限を受けるスキルの一部についてもシンクロ上げが可能です。
 以下の表が対象型のアンチマクロコードでシンクロ上げが可能なスキルです。
 また、出来ることは出来るのですが、通常の上げ方よりも断然効率が下がるものは省略しました。
 といっても、対象型のシンクロ上げが可能な以下のスキルでも、普通の上げ方でも十分上がるので面倒ならば普通の上げ方をお勧めします。

 やり方は、まずは場所型のアンチマクロコードのスキルのシンクロ上げを理解していることが前提です。
 その理解の上で、その方法を「場所」ではなくて「対象」に置き換えるだけです。

 具体的には、例えば、アイテム(対象)を数多く並べて、ArmsLoreなどのスキルを使って「シンクロ対象」を探します。
 ArmsLoreでスキルが上がった対象があれば、それがシンクロアイテムです。
 そのアイテムに対してシンクロ上げ可能な以下のスキルを使用すればそのスキルも上昇します。

実行可能なスキル名 補足など
Arms Lore  Item Identificationか、このスキルを使ってシンクロさせる対象を発見するのがお勧めです。よって、結局このスキルは普通の上げ方でスキルを100まで上げることになります。
Item Identification  Arms Loreか、このスキルを使ってシンクロさせる対象を発見するのがお勧めです。よって、結局このスキルは普通の上げ方でスキルを100まで上げることになります。
Poisoning  対象型アンチマクロコードのシンクロ上げはこれがメインです。毒塗りスキルは塗る毒のコストがかかるのでそれを抑えるためにシンクロ上げが利用されます。

 

テイムのエセシンクロ上げ

 対象型のアンチマクロコードの制限を受けるスキルで、テイムに関しては、「エセシンクロ上げ」が可能です。
 エセシンクロ上げとは、完全なシンクロ上げではないシンクロ上げによく似た上げ方のことです。
 
 テイムのエセシンクロ上げの方法は以下です。

1)テイムスキル値と、動物学スキル値を全く同じにします。
2)自分のスキル値にあった対象をテイムします。
3)テイムをし、1回目の「こっちにおいで・・・」などのテイムメッセージが表示されたときに、動物学スキル値が上がればテイムを続行します。
4)テイムをし、1回目の「こっちにおいで・・・」などのテイムメッセージが表示されたときに、動物学スキル値が上がらなければ、遠くに移動することや、その対象にダメージを与えるなどでテイムを中断します。
5)テイムスキル値と、動物学スキル値を全く同じ場合は、1回目の「こっちにおいで・・・」などのテイムメッセージが表示されたときに動物学スキル値が上昇すれば、テイムスキル値も「上昇しやすい」というようになっています。

 ただし、この方法は、動物学が上がれば、100%テイムが上がるということにはなっておらず、あくまでも上がりやすいということになっているだけです。
 よって、本来のシンクロ上げとは違うものであり、あくまでも「エセ」シンクロ上げです。

 ちなみに、一般的な結論では、テイムスキルは、このエセシンクロ上げが、手間が掛かるわりには効果が完全ではないため、このエセシンクロ上げを利用するよりも普通の方法で上げる方が効率はよくなっているということになっています。

 

 

連番アイテム

 対象型アンチマクロコードのスキルをシンクロ上げする際、アイテムIDが連続したものを使用するというのも効率的な上げ方が期待出来ます。
 これは、アイテムIDが連続しているものは、そのIDが大きいものから小さいものへと順番にスキルを使用していくと、スキルの上昇が連続して起こりやすいからです。

 まず、その連番アイテムの作り方としては以下です。
 連番アイテムで一番良く使われるのは、軽さなどの点からダガーなので、連番ダガーを作成するものとして以下解説です。

1)まず、1箱(1コンテナ)に入れることが可能なアイテム数は、125個なので、120個の連番ダガーを作ることとします。
2)荷馬を購入するなど、バックパックの限界数を越えるアイテムを運べるように準備します。
3)連番ダガー作成後に、それを並べて入れることが可能な箱などの入れ物を用意します。
4)NPCの店を巡って、ダガーを120個購入します。購入する店は同じ店でなくて構いません。ただし、PC製のダガーは不可なので、全てNPCからNPC製のダガーを購入します。
5)自分のバックパックの中のアイテム数を125に出来るように、何でもいいのでアイテムを準備します。アイテムの準備が面倒であるならば、GPを「125コイン」に分けてもアイテム数を稼ぐことが出来ます。
6)NPC製ダガー120個と、バックパックのアイテム数を125に出来るようになれば準備完了です。
7)ダガーの買取が可能なNPCの店に行き、購入したNPC製ダガー120個を同じ1人のNPCに全部売ります。
8)売った後、今度は自分のバックパックのアイテム数を125にします。
9)125にした状態で、7)でダガーを売ったNPCからそのダガー120個を一度に全て購入します。
10)そうすると、自分のバックパックのアイテム数が限界なので、その購入したアイテムは全て自分の足元に落ちます。下の図のように、一見すると1つしかアイテムが存在していないように見えますが、実際には120個のダガーが重なっている状態となっています。

11)地面に落ちたダガーは、上(表面)から順にID番号が小さくなっています。

12)この落ちたアイテムを、上から順番に箱などに入れていけば、その並べた順番どおりにアイテムIDが連続しているとなります。例えば、下の図では、左上から右にアイテムを並べていったので、左上から右にアイテムIDが小さい順に並んでいます。これで作成は完了です。


 アイテムIDが本当に連続しているのか確認するためには、特殊なツールを使う必要があります。
 この確認の際によく使用されるのが、「Ultima Online Z Tool 2」というツールです。
 これには、「機能」→「アイテム情報表示」とすることにより、下の図のように「ObjID(オブジェクトID)」の項目として、アイテムIDを知ることが可能です。
 「409CE69E」→「409CE69F」→「409CE6A0」と表示されていることにより、アイテムIDが繋がっているということが分かります。
 ちなみに、この表示が数字で連続していないのは16進数だからです。
 16進数は、0〜9まで来れば、その後はA〜Fに続きます。つまり、9の次がAで、Fの次が繰り上がって0に戻るということです。
 ただし、このツールは、未公認ツールであるので、使用した際に、最悪の場合でアカウント剥奪の罰があるので、自己責任で使用しましょう。

 連番アイテムが作成できた後は、それについてスキルを使用していけばOKです。
 ただし、「そのIDが大きいものから小さいものへと順番にスキルを使用していくと、スキルの上昇が連続して起こりやすい」のであるから、スキルを使用する際は、並べた順にもよりますが、上の手順通りならば、箱の右下が一番IDが大きくなるので右下から左へとスキルを使用していくようにします。

 

 

 

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