| マニュアル | 
◆ステータス◆
06/05/24 UPDATE
| ステータス概要 | 
 ステータスとは、キャラクターのデータや状態を表すもので、一般的なゲームで使用される「ステータス」の意味と同じものです。
 UOでのステータス関連の表示は、ステータス表が中心となっていて、補助的にステータスアイコンが使用されています。
 以下、ステータス表とステータスアイコンについての解説です。
| ステータス表 | 
 ステータス表は、各キャラクターごとに与えられていて、そのキャラクターが持つステータスに関するデータの表示を参照する場合などに使用することになります。
 ステータス表の出し方は、ペーパードールの「ステータス」ボタンを押す、デフォルトで設定されているマクロの「ALT+S」のキーを押すことなどで行います。
 ステータス表は、2Dクライアントと、3Dクライアントで見た目が少し異なっていますが、基本的には同じです。
 以下、2Dクライアントのステータス表を例に、ステータス表の見方の解説をします。
 2Dクライアントのステータス表は以下の図のようなものです。
 ちなみに、色文字は、解説用につけたもので、以下、その項目ごとに説明します。

□名前
 上の図では見えにくくなっていますが、白枠の一番上に書かれてあるものが、そのキャラクターの名前になります。
□ステータスロック
 ステータスロックの設定ボタンです。
 ステータスロックについての詳細は、このサイトのスキル帖、基礎知識のステータスロックの項目を参照しておいて下さい。
□STRとヒットポイント
 赤文字の「STR」というのは、その右の紫文字の「ヒットポイント」に対応します。
 STRとヒットポイントの対応は、「STR÷2+50=ヒットポイント」となっています。
 STRはそのキャラクターの力の強さを表します。
 STRの数値は、物理攻撃に対するボーナスを与えることになり、そのボーナスの割合は以下のようになっています。
 ○STRが100未満の場合:物理攻撃ボーナス=「STR×0.3」%
 ○STRが100以上の場合:物理攻撃ボーナス=「STR×0.3+5」%
 
 ヒットポイントは、そのキャラクターのヒットポイントを表します。
 横線(--)の上が現在のヒットポイントで、横線(--)の下がその時点での最大ヒットポイントになります。
 例えば、上の図では、30が現在のヒットポイントで、80がその時点での最大ヒットポイントになります。
 戦闘においては、ヒットポイント(HP)とスタミナが共に0になったときが死亡となりますが、通常はスタミナではなく、このヒットポイントが0にならないように気をつけることになります。
□DEXとスタミナ
 赤文字の「DEX」というのは、その右の紫文字の「スタミナ」に対応します。
 DEXとスタミナの対応は、「DEX=STAM(スタミナ)」となっています。
 DEXはそのキャラクターのすばやさを表します。
 
 スタミナは、そのキャラクターのスタミナを表します。
 横線(--)の上が現在のスタミナポイントで、横線(--)の下がその時点での最大スタミナポイントになります。
 例えば、上の図では、15が現在のスタミナポイントで、30がその時点での最大スタミナポイントになります。
 戦闘においては、ヒットポイント(HP)とスタミナが共に0になったときが死亡となりますが、通常はスタミナではなく、ヒットポイントが0にならないように気をつけることになります。
□INTとマナ
 赤文字の「INT」というのは、その右の紫文字の「マナ」に対応します。
 INTとマナの対応は、「INT=MANA(マナ)」となっています。
 INTはそのキャラクターの賢さを表します。
 また、INTは、プレイヤーが「属性攻撃魔法」を使用する場合に限って、「INT÷10」%(小数点以下切捨て)のボーナスが付くことになります。この点についての詳細は、このサイトのマニュアル「魔法」の項目を参照しておいて下さい。
 
 マナは、キャラクターのマナを表します。
 マナというのは、他のRPGでもよく用いられる、魔法を使用する際に必要となるマジックポイントのことです。
 横線(--)の上が現在のマナポイントで、横線(--)の下がその時点での最大マナポイントになります。
 例えば、上の図では、10が現在のマナポイントで、20がその時点での最大マナポイントになります。
□ステータス合計最大値
 緑文字の「ステータス合計最大値」というのは、STR、DEX、INTの合計最大値の表示です。
 デフォルトは、225です。
 この合計最大値は、パワースクロールのステータススクロールというアイテムを入手することで上昇させることが出来ます。パワースクロールについての詳細は、アイテム帖「パワースクロール」を参照しておいて下さい。
 ちなみに、STR、DEX、INTの各ポイントの最大値は125となっています。
 つまり、例えば、合計最大値が225の場合、STRが125ポイントならば、DEXとINTはその合計が100ポイントになる数値までしか上昇させることは出来ません。
 また、STR、DEX、INTの各ポイントの最小値は10となっています。
 つまり、STR5などというステータス値には出来ません。
 そして、STR、DEX、INTの各ポイントは、魔法、ポーション、装備アイテムなどで上昇させることが出来ますが、それらには上限が設定されており、それらのドーピングによるSTR、DEX、INTの各ポイントの最大値は150になっています。
 ただし、ヒットポイント、スタミナ、マナに関しては上限設定がなされていないため、STR、DEX、INTではなく、ヒットポイント、スタミナ、マナを直接上昇させる効果のある装備アイテムや特殊能力によって、ヒットポイント、スタミナ、マナを150を超える値にすることは可能です。
 ちなみに、STR、DEX、INTの各ポイントが150を超える場合は、もし、魔法などでSTR、DEX、INTの各ポイントが下がるときは、150を超える真のSTR、DEX、INTの各ポイントで判断されるため、150を超えるSTR、DEX、INTにすることは全く無駄にはなりません。
□運
 緑文字の「運」というのは、そのキャラクターの運の表示です。
 運は、装備や、マジックアイテムにより、その数値を上昇させることが出来ます。
 また、スフィンクス占いによっても上昇することもあります。スフィンクス占いについては、マニュアル「FAQ」の項目を参照しておいて下さい。
 運は、運が高ければ高いほど、戦利品でよいマジックアイテムを見つけることが出来ます。
 ただし、運の効果は、最大値であっても、すごく分かりやすいほどの効果は発揮されません。
 これは、バランスの問題から、1度運が最大値まで上昇する装備を揃えることが出来れば、すごく分かりやすいほど、マジックアイテムがいいものばかり出るとなれば、装備も滅多になくさない現在の仕様からすれば、それ以外の普通の装備でのマジックアイテムの入手や、運の影響のない宝探しなどの意味がかなり薄れるので、こうなっています。
 運の具体的な機能の仕方については、戦闘帖、基礎知識の「戦利品とステータスの運」の項目を参照しておいて下さい。
□重量
 緑文字の「重量」というのは、そのキャラクターの重さのことです。
 ここに表示される重さは、キャラクター自体の体重と、そのキャラクターがバックパックに所持しているアイテムの合計の重さになっています。
 横線(--)の上が現在の重量で、横線(--)の下がその時点で、そのキャラクターが持てる重さの最大値になります。
 そのキャラクターが持つことが出来る重さについては、計算式があり、詳しくは、マニュアル「FAQ」、「キャラクターが持てる限界の重さは?」の項目を参照しておいて下さい。
□ダメージ範囲
 黄色文字の「ダメージ範囲」というのは、現在装備している武器がどの程度のダメージ範囲を持つのかを表します。
 この表示は、物理ダメージ抵抗が0の相手に対する値となります。
 ちなみに、武器を持っていないならば、この数値は「素手」という武器の1−4になります。
□所持金
 黄色文字の「所持金」というのは、そのキャラクターの現在の所持金のことです。
 これは、バンクなどに入っているお金(GP)の合計ではなく、今現在バックパックの中に入っているGPの金額です。
□コントロールスロット
 黄色文字の「コントロールスロット」というのは、コントロールスロットの消費数と、コントロールスロットの最大値表示です。
 コントロールスロットとは、ペットや雇用したNPCを従えることが出来る数のことで、各ペットや、NPCにそれぞれ数値が設定されていて、その合計がこの最大値内に収まらなければならなくなっています。
 スラッシュ(/)の左が現在のコントロールスロット消費数で、スラッシュ(/)の右が最大コントロールスロット数です。
□属性抵抗値
 水色文字の「属性抵抗値」というのは、そのキャラクターの現在の属性抵抗値のことです。
 属性抵抗には、物理属性ダメージ抵抗、炎属性ダメージ抵抗、氷属性ダメージ抵抗、毒属性ダメージ抵抗、エネルギー属性ダメージ抵抗の5つがあり、ステータス表では、それらの各数値がいくつなのかということが表されていて、上から順に並んでいます。
 ちなみに、プレイヤーの場合、各属性抵抗値の上限は70となっていて、70以上各属性抵抗値はステータスウインドウに表示されません。
 ただし、70以上の各属性抵抗値がある場合、もし、魔法などで属性抵抗値が下がるときは、70以上の真の属性抵抗値で判断されるため、70以上の属性抵抗値にすることは全く無駄にはなりません。
□ステータスバー
 ステータス表は、以下の図のような「ステータスバー」として見ることも可能です。
 ステータスバーを表示させるには、ステータス表の右下にある最小化ボタンをクリックするか、ステータス表を出していない状態で、キャラクターにマウスカーソルを合わせ、それをドラッグすることで行います。
 ステータスバーで表示されるのは、ステータスの中の「ヒットポイント」、「マナ」、「スタミナ」の3つだけです。
 これらが、上から順に3つのバーとして表示され、その最大値からの比率で青いバーとして表示されます。
 赤く表示されている部分が最大値から減少した部分となっています。
 ちなみに、以下の図の右のように、ヒットポイントのみ、毒状態になった場合は、そのバーが緑色になります。
<2Dクライアントのステータスバー>
  
<3Dクライアントのステータスバー>
  
| ステータスアイコン | 
 ステータスアイコンについての解説です。
 ステータスアイコンは、現在は2Dクライアントにのみ導入されています。
| 概要 | 
ステータスアイコンとは、以下の図のような呪文や特殊能力影響下であることが分かるアイコンのことです。
  ![]()
 ステータスアイコンは、STRアップ状態などの、どのようなステータス状態になっているのかに加えて、一部のステータス状態では、その状態があとどれぐらい続くのかということも表示されます。
 
 ステータスアイコンは、ステータスアイコンが表示されるステータスアイコンウインドウと共に存在するもので、ステータスアイコンが表示されるステータスアイコンウインドウは、以下の図のようなものです。
 
 
 
 ステータスアイコンウインドウは、青い部分を押せば、向きが変更されます。
 ステータスアイコンウインドウは、ステータス表のキャラクター名の左にある青いボタンを押せば登場し、登場したステータスアイコンウインドウを右クリックすれば画面から消すことが出来ます。
 もしくは、オプションのマクロにある「ToggleBuffIconWindow」を好きなキーに組んで使用することで、ステータスアイコンウインドウを表示させたり消したりすることが出来るようになっています。
 ステータスアイコンウインドウは、ステータス表のように、画面上の好きな位置に移動させることが可能です。
| アイコンの見方 | 
 ステータスアイコンウインドウに出るそれぞれのステータスアイコンは、赤、緑、青で表されるようになっています。
 これは、赤いアイコンがバッドステータス状態を表し、緑のアイコンがグッドステータス状態を表し、青いアイコンがバッドでもグッドでもないステータス状態を表します。
 例えば、パラライズや毒はバッドステータス状態なので赤で、Strengthはグッドステータス状態なので緑で、ハイドはバッドでもグッドでもないステータス状態なので青で表されます。
 例えば、以下の左の図だと、そのキャラクターは、Strengthの魔法が使用されており、毒状態になっていて、隠れているということになります。
  ![]()
 一部のアイコンでは、右の図のようにその上にマウスカーソルを合わせると、その状態がどれほど続くのかなども表示されるようになっています。
 ただし、この表示はオプションのポップアップヘルプの使用を行っていない場合は表示されません。
 ステータスアイコンは、基本的には、魔法や特殊能力のアイコンに色を付けたものになっています。
 ステータスアイコンは、全てのステータス状態に今のところ対応しておらず、以下の表のような、一部のステータス状態のみが表示されるようになっています。
 その他のステータス状態に関しては、今後導入が検討されます。
| ステータスアイコンウインドウの無効化方法 | 
 ステータスアイコンウインドウは、右クリックすれば画面から消すことが出来ます。
 もしくは、オプションのマクロにある「ToggleBuffIconWindow」を好きなキーに組んで使用することで、ステータスアイコンウインドウを表示させたり消したりすることが出来るようになっています。
 ただし、ステータスアイコンウインドウを消したことは記憶されず、クライアントを再起動すると、ステータスアイコンウインドウがまた出るようになっています。
 このステータスアイコンウインドウは、uo.cfgファイルで「ShowBuffIconsGumpAtStartup=1」となっているものを、「ShowBuffIconsGumpAtStartup=0」に書き換えれば、ステータスアイコンウインドウがクライアント再起動時に自動的に出ないようになります。