マニュアル

◆ターゲット◆
06/05/24 UPDATE

 

ターゲット概要

 ターゲットとは、普通に使う言葉と同じ意味合いの「標的」のことで、UOでは特に戦闘をするときに重要になっています。

 戦闘以外の普通に箱などのコンテナ類を開けたり、アイテムを使用したりするときも、厳密に言えばそれらを「ターゲットする」ということになりますが、一般的にはそのような状況を「ターゲットして」というようにはあまり言いません。

 

 

 

ターゲットの基本

 UOでのターゲットの基本としては、対象にマウスカーソルを持って行き、それに対してクリック、もしくはWクリックするというものになります。

 この基本となるターゲット方法は、アイテムなどのオブジェクトの場合と、モンスターなどのNPC、PCの場合のどちらでも使用出来ますが、アイテムなどのオブジェクトの場合と、モンスターなどのNPC、PCの場合では、その他のターゲット方法が少し異なります。

 アイテムなどのオブジェクトの場合と、モンスターなどのNPC、PCの場合の主要なターゲット方法としては次のようになります。

<アイテムなどのオブジェクトの場合>
○オブジェクトにマウスカーソルを持って行き、それに対してクリック、もしくはWクリックします
○後述のマーキングターゲットシステムに関連するマクロを使用します

<モンスターなどのNPC、PCの場合>
○NPC、PCに対してマウスカーソルを持って行き、それに対してクリック、もしくはWクリックします
○ダガーなどの道具類を使用して出て来たターゲットカーソルをNPC、PCに対して指定します
○NPC、PCをドラッグして出て来たヒットポイントバーに対して上記の2つの方法などを行います
○TargetNextのマクロを使用します
○後述のマーキングターゲットシステムに関連するマクロを使用します

 

 

 

マーキングターゲットシステム

 マーキングターゲットシステムについての解説です。

 マーキングターゲットシステムは、現在は2Dクライアントにのみ導入されています。

 

概要

 マーキングターゲットシステムとは、以下の図のように対象の上下にターゲットマークが付き、その対象の名称がターゲットバーで表示されるシステムのことです。

  

 このシステムの理解としては、まず、上の図のように対象の上下に出ているものが「ターゲットマーク」になります。

 ターゲットマークは、上の▽部分の色がその対象のネームカラーになっており、青ネームならば青、赤ネームならば赤、黄色ネームならば黄色・・・というようになっています。
 アイテムについては、通常はネームカラーが存在しませんが、マーキングターゲットシステムでは青として分類されます。

 上の図のように対象の下にある「Kimmy」(NPC名)、「Wooden Box」(アイテム名)と表示があるバーは「ターゲットバー」になります。
 ターゲットバーは、対象をターゲットすると自動で現れます。
 また、もし、新しい対象がターゲットされたならばターゲットバーは自動的に新しい対象のものに更新されます。

 ターゲットバーは、対象をドラッグして出すヒットポイントバーと同じようなもので、ターゲットバーに対して呪文を使用したり、Wクリックしたりすれば、その対象に対して呪文を使用したり、Wクリックしたのと同じ効果が得られます。
 この効果は、モンスターなどに対してはヒットポイントバーで行えば十分ですが、アイテムについては、ドラッグしてヒットポイントバーを出すことは出来ないので、アイテムについてもモンスターなどと同じようなことが出来るのがターゲットバーの特徴になっています。
 
 ターゲットバーは、画面上の好きな場所に移動させることが可能で、移動させた場所はログアウトしても記憶されます。

 マーキングターゲットシステムのターゲットマークと、ターゲットバーは、基本的には後述の「マーキングターゲットシステムとマクロ」にあるマクロを使用したときに出るようになっています。
 ただし、NPCやプレイヤーについては、その対象をWクリックするだけでもターゲットマークやターゲットバーを出すことが出来ます。

 

 

マーキングターゲットシステムとマクロ

 マーキングターゲットシステムに関連するマクロとして、「SelectNext」、「SelectPrevious」、「SelectNearest」、「AttackSelectedTarget」、「UseSelectedTarget」、「CurrentTarget」が用意されています。

 「SelectNext」、「SelectPrevious」、「SelectNearest」は、対象をターゲットするためのマクロとなっています。
 「AttackSelectedTarget」、「UseSelectedTarget」、「CurrentTarget」は、ターゲットした対象に対して行動を起こすマクロとなっています。

 これらのマクロの詳細は、このサイトのマニュアル「オプション」のマクロの項目を参照しておいて下さい。

 

 

マーキングターゲットシステムの無効化方法

 マーキングターゲットシステムは、その機能を無効にする方法も用意されています。

 まず、オプションのマクロにある「TargetSystemOn/Off」を好きなキーに組んで使用すると、ターゲットマークを出す設定、出さない設定に切り替えることが出来るようになっています。

 ちなみに、表示されたターゲットマークを消すだけならば、ターゲットマークが出た後にEscキーを押すだけでも行えます。

 そして、オプションのインターフェイスの項目にある「ターゲットシステムの拡張を無効にする」にチェックを入れておけば、マーキングターゲットシステムの機能のオンオフを切り替えるのではなく、ずっとオフにしておくことが出来ます。
 もしくは、uo.cfgファイルで、「CurrentStatusGump=on」の記載をしておけば同じ効果が得られます。

 マーキングターゲットシステムの機能をオフにした場合は、ターゲットバーも出なくなります。
 マーキングターゲットシステムの機能を使いつつ、ターゲットバーだけを出さないようにする設定やマクロはありません。
 
 表示されたターゲットバーを消すだけならば、ターゲットバーを右クリックするか、Escキーを押してターゲットマークごと消すことも出来ますが、再度何かをマーキングターゲットシステムでターゲットすると、またターゲットバーが出るので、マーキングターゲットシステムの機能を使いつつ、ターゲットバーがどうしても邪魔ならば、ターゲットバーのある画面上の位置は記憶されるので、毎回ターゲットバーを消すのではなく、画面の隅などにターゲットバーを移動させておけば、表示が邪魔になることはなくなるでしょう。

 

 

 

 


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