マニュアル |
◆UO.CFG◆
09/06/23 UPDATE
概要 |
「UO.CFG」とは、UOをインストールしたフォルダの中に「uo.cfg」の形で与えられるファイルのことで、これに記述を加えたりすることで2DクライアントのUOの設定を変更することが可能です。
つまり、2Dクライアントの設定ファイルのことです。
ただし、この「uo.cfg」ファイルだけでしか設定出来ないような項目は、通常は特に変更する必要がないものばかりです。
よって、内容は特に知らなくても構いません。
UOの主要な設定は、ゲーム内のオプションとして与えられており、普通はそのオプションの項目から変更します。
ゲーム内のオプションの項目に関しては、このサイトのマニュアル「オプション」の項目を参照しておいて下さい。
ちなみに、ゲーム内のオプションから設定出来ない項目のうちで、例外的によく利用される設定は、後述の「よく利用される設定」の項目で紹介しています。
「uo.cfg」の設定としては、その項目を知っておくぐらいで十分です。
よく利用される設定 |
UO.CFGの変更として、よく利用される設定です。
ただし、これらの設定は通常は行う必要は全くなく、どうしても気になる場合だけ行えば十分です。
英語表記でプレイしたい |
「UserLanguageCodeString=ENU」という記述を追加します。
日本語に戻す場合は、「UserLanguageCodeString=JPN」という記述を追加します。
フェルッカの景観をトラメルと同じにしたい |
「Desolation=off」と、「TreeCanopies=on」という記述を追加します。
雪や雨などの天候の変化をなくしたい |
「FilterWeather=on」という記述を追加します。
出血表現を変えたい |
「OmitBlood=on」または、「OmitBlood=off」にします。
onならば出血表現はなくなり、offならば出血表現が有りになります。
ちなみに、onにすると、血関連のアイテムやオブジェクトが一部見えなくなることがあります。
編集 |
「uo.cfg」は、UOをインストールしたフォルダにあるものが基本で、基本的にはUOをインストールしたフォルダにある「uo.cfg」を編集します。
また、UO起動時の設定や、アカウントに関する事項などはUOをインストールしたフォルダにある「uo.cfg」が読み込まれて反映されます。
ただし、「uo.cfg」はそれぞれのキャラクターごとにも与えられていて、それぞれにも設定が保存されています。
保存場所は、「ドキュメント」(マイドキュメント)フォルダ→「EA Games」→「Ultima Online 2D」(英語モードのときは「Ultima
Online Legacy」)→「User Data」フォルダ→「アカウント名」フォルダ→「シャード名」フォルダ→「キャラクター名」フォルダの中になります。
こちらの「uo.cfg」は、主にゲーム内のオプションで設定出来る項目に関してそれぞれのキャラクターごとの設定が反映されます。
「uo.cfg」ファイルの編集の方法は、ウインドウズ付属のメモ帳などで可能です。
記述を書き換え、ファイルを上書き保存すればその書き換えた設定が有効になります。
ただし、この設定変更は、UOを起動していない状態で行う必要があります。
また、念のため、編集前には変更前のファイルのバックアップを取っておきましょう。
以下、各設定の個別解説です。
解説 |
「UO.UFG」に記述された各設定項目についての解説です。
以下の解説の中には、「uo.cfg」ファイルを開いた段階で既に記述のある初期設定項目と、ファイルを開いた段階では記述のない項目の両方が存在します。
もし、ファイルを開いた段階では記述のない設定項目を変更、追加したい場合は、その記述を、「uo.cfg」ファイルの一番最後の行にでも足せばOKです。
また、各記述の解説の中に個別に記述していますが、2Dクライアントのみ、現在は廃止された旧3Dクライアント(UOTD)のみの設定項目も存在します。
この場合は、その記述は、そのクライアントでのみ有効になります。
「uo.cfg」ファイル中の設定の記述は、半角英数字のみ有効です。
また、設定は「on」と「off」、「yes」と「no」、「true」と「false」のどれかで行います。
ちなみに、「uo.cfg」ファイルの中では大文字小文字は区別されません。
AcctID=(ASCII文字列) |
自分のアカウント名が書かれています。
特に変更は不要です。
AcctPassword=(暗号文字) |
2Dクライアントのみの設定です。
暗号化されたアカウント用パスワードです。
通常は何も記載されていないはずです。
AllowPathfind=(yes/no)(yes/no) |
Pathfindingの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
AllowWindowResize=(on/off) |
ビッグウィンドウオプションのトグルです。
通常は、初期設定のonでOKです。
もし、ビデオカードに障害が出る場合にはoffにしましょう。
AlwaysRun=(on/off) |
「常に走る」の設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
AutoArrangedMinimzed=(on/off) |
最小化されたGumpがすべて常にスクリーンの角に表示される代わりに、指定された場所に並ぶようにするためのトグルです。
初期設定のonでOKです。
AutoCastSpellTarget=(on/off) |
呪文使用の際、常にそのときにターゲットしている対象に対して呪文を使用する設定です。
初期設定はoffです。
BarkFontNumber=(0-2) |
旧3Dクライアント(UOTD)のフォント選択で、旧3Dクライアント(UOTD)でしか機能しません。
0がクラシックフォントで、1がノーマル、2が細字です。
自分の好きなフォントを選択すればOKですが、デフォルトの1でOKです。
BarkTimeModifier=(0-999) |
発言した文字列がスクリーンに表示されている時間を指定します(初期値300は約4秒間)。ただし、ScaleBarkTimesを有効にしておくことが必要です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
CacheSize=(size in MB) |
キャッシュサイズの指定です。
OrderCache=Startupの場合に有効となります。
通常は、フルインストールしているはずなので指定しなくてOKです。
キャッシュは、Windowsのスワップファイルとは別のメモリファイルなのでハードディスクの空き容量を充分持てることを確認して指定する必要があります。
初期状態は25(25MB)です。
CensorBlood=(on/off) |
ゲーム中に表現される血の色を緑にするかどうかの設定です。
初期値は「off」です。
「on」にすると血の色が緑になります。
CensorFlesh=(on/off) |
刻まれた死体を表示するかしないかの設定です。
初期値は「on」です。
「off」にすると刻まれた死体を表示しません。
ClientFirstLaunch=(on/off) |
オープニングのムービーを起動時に自動再生させる設定です。
offでOKです。
ColoredLighting=(on/off) |
カラーライトニング効果をつけるかつけないかの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
CurrentStatusGump=(on/off) |
マーキングターゲットシステムを使用しない設定です。
デフォルトはoffでマーキングターゲットシステムを使用する設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
DarkNights=(on/off) |
闇夜の設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
Desolation=(on/off) |
フェルッカのフィールドの表示を、トラメルと同じではないフェルッカオリジナルになるようにする設定です。
offにすれば、トラメルと同じになり、地面に骨や血が散乱した状態ではなくなります。
DisableMenubar=(on/off) |
画面上部にあるクイックメニューを非表示にするかどうかの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
EnableMessenger=(on/off) |
ウルティマメッセンジャーの設定です。
廃止されたので、無視、またはoffの設定でOKです。
FilterPassword=(on/off) |
オプションのフィルターの項目でパスワードを使用するかどうかの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
FilterWeather=(on/off) |
フィールドの雪や雨などの天候の変化に関する設定です。
デフォルトではuo.cfgに記述がない状態で、offになっていますが、FilterWeather=onの記述を追加すると、天候の変化が起こらなくなります。
Footsteps=(yes/no) |
足音のサウンドの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
FPSCountermeasureThreshold=(0-20) |
旧3Dクライアント(UOTD)のみの設定です。
フレームレート数値計測システムの設定です。
0ならば機能させない設定となります。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
FrameSkipping=(yes/no) |
クライアントの描画処理が追いつかない場合にフレームをスキップさせる設定です。
これは、プレーヤーの多い場所ではパフォーマンスが改善できます。
ただし、ビデオカードによってはプレーヤーの動作が「飛んで」見えることがあります。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
FullScreen=(on/off) |
フルスクリーンの設定です。
UOの起動時に画面が真っ暗のまま止まってしまう場合には「off」にして、DirectXとビデオカードの互換性を確認しましょう。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
FullScreenRes=(640x480/800x600/1024x768) |
スクリーンモードのスクリーン解像度を切り替えます。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
HoldTabForCombat=(on/off) |
「off」にすると「tab」キーを押したときに戦闘モードまたはピースモードに切り替わりっぱなしになり、「on」にしたときにはキーを押しつづけなければ戦闘モードから抜けてしまうようになります。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
JournalSaveFile=(path) |
ジャーナルを保存するディレクトリの設定です。
(path)にそのディレクトリへのパスを書き込みます。
ジャーナル保存は、動作が重くなるので設定しない方がお勧めです。
LastTip=(#) |
前回ログイン時にどこまでTipsを表示したかの記載です。
廃止されたので無視してOKです。
MouseThread=(On/Off) |
マウス移動を別スレッドにする設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
Music=(on/off) |
音楽の設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
MusicVol=(0-255) |
ボリュームの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
NotorietyQuery=(on/off) |
犯罪行為を行う際の警告メッセージを表示させるかどうかの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
ObscenityFilter=(on/off) |
不適切な単語のフィルター機能の設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
ObjectHandles=(on/off) |
旧3Dクライアント(UOTD)のみの設定です。
「off」にすると、旧3Dクライアント(UOTD)でのオブジェクトハンドルが無効になります。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
OffsetGumps=(on/off) |
最後に開いたウインドウからずらして表示させる設定です。
「on」に設定すると、容器を開いたとき最後に開いていた位置から少しずつずらして表示し、複数の容器を開いたときにもずれながら開きます。
「off」に設定すると、容器は常に同じ場所に重なって開くようになります。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
OrderCache=(Startup/off) |
フルインストールいていない場合に、UOの起動時にCDから必要な情報を読み込ム設定です。
これによりゲームパフォーマンスが向上しますが、起動にやや時間が掛かるようになります。
通常はフルインストールしているはずなので、無視でOKです。
OmitBlood=(on/off) |
キャラクターやモンスターの出血表現を変える設定です。
onならば出血表現はなくなり、offならば出血表現が有りになります。
デフォルトはonです。
ちなみに、onにすると、血関連のアイテムやオブジェクトが一部見えなくなることがあります。
PageFlip=(on/off/gdi) |
フルスクリーンモードのときに機能します。
「off」にすると動作は速くなりますがイメージが多少崩れます。
「gdi」は出来る限りフルスクリーンで制止時にDirectDrawを使用しないようにになります。
もし、カーソルを使って触れるアイテムがスクリーンに残像として残ってしまう場合には、「gdi」にすることで改善される場合があります。
ただし、DirectDraw と GDI によるコンフリクトが発生する場合があるので、DirectXのバージョンとその他ハードウェアのドライバを最新のものにする事を忘れないでください。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
PlayerName=(ASCII string) |
前回にログインしたキャラクター名です。
PopupHelpPreDelay=(0-5000) |
ポップアップヘルプを表示するまでの待機時間の設定です。
廃止されたので、無視でOKです。
QuestionFlags=(0-1) |
コマンドメニューの説明を受けるかどうかの設定です。
1度説明を受けたあとは、「1」になります。
0にするともう一度説明を受けることが可能です。
RememberAcctPW=(on/off) |
2Dクライアントのみの設定です。
以前は、「on」にすると、ログイン画面でのアカウントのパスワードが記憶されるようになっていましたが、今は使用すると不正落ちしてログインできなくなるので、必ず「off」にしておきましょう。
RetroContainers=(on/off) |
旧3Dクライアント(UOTD)のみの設定です。
「on」にすると、旧3Dクライアント(UOTD)でのコンテナの表示が2Dと同じになります。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
SavePassword=(on/off) |
UO.cfg内にパスワードを保存するかどうかの設定です。
2Dだけでしか機能しません。
使用することは、アカウントハックの危険性を高めるので、offがお勧めです。
ScaleBarkTimes=(On/Off) |
発言表示時間の設定を有効にするかどうかの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
ShowIncomingNames=(on/off) |
画面に近づくキャラクター名を表示させます。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
ShowIntroAnim=-(on/off) |
イントロムービーの設定です。
offでOKです。
ShowTips=(yes/no) |
ログインしたときにTipsを表示させるかどうかの設定です。
廃止されたので、offでOKです。
Sound=(on/off) |
サウンドの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
SoundVol=(0-255) |
サウンドの音量の設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
StatReport=(on/off) |
ステータスバーの表示の設定です。
onに設定します。
SwayingTrees=(on/off) |
旧3Dクライアント(UOTD)で、木の揺らぎを表示するかしないかの設定です。
木の揺らぎ表現は特に必要ないので、offに設定します。
TranslationServer=(on/off) |
翻訳サーバーの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
TranslationServerAutomatic=(on/off) |
翻訳サーバーの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
TranslationServerClickTranslation=(on/off) |
翻訳サーバが有効で「TranslationServerAutomatic=off」の時、この設定を「on」にしておくと、自動ではなく外国語をクリックした時だけ翻訳されるようになる設定です。
翻訳サーバー機能自体使用しないのでoffでOKです。
TreeCanopies=(on/off) |
フェルッカの木の表示を、トラメルと同じようにする設定です。
onにすれば、木が枯れ木ではない状態で表示されます。
UnicodeSpeech=(on/off) |
Unicodeフォーマット(日本語など)で入力されたテキストを表示できるようにする設定です。
この行が追加されていないと場合によって他のプレーヤーの文字が見えなくなります。もし、海外の人が自分の言葉が見えていないと感じるならば、この一行があるかどうか、これがonかどうかをチェックしてもらうようにしましょう。
onにしておきます。
UseCircleTrans=(yes/no) |
半透過の円を使用するかどうかの設定です。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
Use565=(on/off) |
2Dクライアントのみの設定です。
WindowsNT用の設定です。
WindowsNTでプレイする場合でも、この設定は通常必要ないのでoffでOKです。
uo.cfgではなく、オプションから設定します。
UserLanguageCodeString=(ENU/JPN/CHN/DEU/FRA/KOR) |
クライアントの言語モードの設定です。
使用できる言語モードは、英語=ENU、日本語=JPN、中国語(繁体字)=CHT、中国語(簡体字)=CHS、ドイツ語=DEU、フランス語=FRA、韓国語=KORです。
日本語でプレイする場合は、JPNと記述すればOKです。