マニュアル |
◆家◆
09/09/16 UPDATE
家の基礎知識 家データ・家カタログ カスタマイズ 家の看板メニュー 関係者相関関係表
家の基礎知識 |
家を入手する前に知っておくべき基礎知識です。
家所有システム |
家を所有することに関してはいくつかシステム的なルールが設けられています。
これらを良く理解していないと、入手した家を失うことになりかねないので、良く理解しておきましょう。
所有することに関するシステム的なルールは、「1アカウント全シャード家1軒制度」と「アクティブなアカウント」というものです。
1アカウント全シャード家1軒制度 |
家の所有には、制限が加えられています。
これは、ゲーム内の家の建築場所が、すべてのプレイヤーの数だけ用意されていないことから、同じプレイヤーが多くの家を持つことを制限し、より多くのプレイヤーが家を持てるようにするために制限されています。
制限の内容は、「1アカウント全シャード家1軒制度」となっています。
つまり、同じアカウントでは、全シャードの中で家は1軒しか所有できないということです。
ただし、この制度が適応される前に、1シャードで複数家を持っている、異なるシャードにそれぞれ家を持っているなどの状態はそのまま維持されています。
「1アカウント全シャード家1軒制度」を超えて家を持った場合は、それまでにそのアカウントが所有する家は全て「没収宣告」を受けることになります。
没収宣告となった家は、家の看板メニューに「Condemned」(没収宣告、接収)と表示されます。
そして、この状態となった家は、5日以内に腐敗します。
ただし、この5日という期間は、一応現実時間ですが、サーバーの起動状態などに左右されるため、厳密な数値ではなくおおよそです。
1アカウント全シャード家1軒制度を超えて家を持ち、1度没収宣告を受けた家は、基本的には没収宣告ではない状態とすることは出来ません。
ただし、その家を他人に譲渡することは可能なので、そのような状態となってしまった場合は、腐敗する前に他人に譲渡する方がいいでしょう。
譲渡すれば、新たな所有者のアカウント状態に基づいて家の状態が判断されるので、没収宣告状態ではなくなります。
ちなみに、利用する価値は低いですが、家を自ら取り壊すことも可能です。
アクティブなアカウント |
家を所有するためには、アカウントがアクティブであるということが必要です。
「アカウントがアクティブ」であるということは、そのアカウントの利用料が正式に支払われているということを意味します。
つまり、ゲームタイムや、クレジットカードなどにより、そのアカウントに対して利用料の支払いが継続している状態のことです。
利用料の支払いさえ行っていればそれで良く、その間にゲームに全くログインなどしていなくてもアクティブなアカウントとなります。
ちなみに、これには、新規アカウントなどに含まれる無料期間も含みます。
反対に、アクティブではないアカウントとは、アカウントをキャンセルしたアカウントや、必要な場合のプレイ代金の支払いを行っていないアカウント、必要な場合のプレイ代金の支払いが停止したアカウントのことです。
利用料の支払いが止まるなどし、そのアカウントがアクティブではなくなったならば、そのアカウントが所有する家は、全て没収宣告を受ける「予定」となります。
「予定」というのは、その没収宣告を受けるまでに90日間の猶予が設けられているためです。
90日間の猶予が過ぎればそのアカウントが所有する家は全て没収宣告を受けることになり、没収宣告となった家は、家の看板メニューのリフレッシュの状態として「Condemned」(没収宣告、接収)と表示されます。
そして、この没収宣告状態となった家は、5日以内に腐敗します。
ただし、この5日という期間は、一応現実時間ですが、サーバーの起動状態などに左右されるため、厳密な数値ではなくおおよそです。
このアカウントがアクティブではなくなり、没収宣告を受ける「予定」となった家は、上記の、1アカウント全シャード家1軒制度を超えて家を持ち没収宣告を受けた家とは違い、そのアカウントで所有する全ての家を、没収宣告を受けない状態へと復帰させることが可能です。
復帰させる方法は、前述の90日間の猶予を使用するということで、それは、アカウントがアクティブではなくなってから90日以内にアカウントをアクティブにすることです。
これは、ゲームタイム支払いならば新たなゲームタイムコードを追加するということや、クレジットカードならば、クレジットカードの機能を有効にするということです。
つまり、アカウントがアクティブではなくなった場合は、そのアカウントが所有する家が没収宣告を受けるまでに90日間の猶予があるので、その間にアカウントをアクティブにすれば、そのアカウントで所有する全ての家は、没収宣告を受けないということです。
90日を過ぎれば、没収宣告を受け、そこから前述の「5日以内に腐敗」というものが適用されます。
つまり、アカウントがアクティブではなくなり、90日間の猶予も過ぎ、そのままアカウントをアクティブではない状態を継続するならば、そのアカウントが所有する全ての没収宣告を受けた家は、単に5日以内に腐敗するだけということになります。
アカウントがアクティブではなくなり、90日間の猶予も過ぎ、その後、「5日以内の家の腐敗」が終わる前にアカウントをアクティブにした場合は、そのアカウントが所有する全ての没収宣告を受けた家は、1番新しく建てた1軒のみ没収宣告状態が解かれ、後述の「プライマリーハウス」として認定されます。
つまり、1軒しか家を所有していなかったならば、アカウントがアクティブではなくなり、その後、「5日以内の家の腐敗」が終わる前にアカウントをアクティブにした場合は、元の状態に復帰するということになります。
ちなみに、アカウントをアクティブにすると、すぐに「5日以内の家の腐敗」が停止するということにはなっておらず、「5日以内の家の腐敗」が停止し、家がプライマリーハウスに設定されるまでに最大で24時間程度の時間が掛かります。
よって、家が腐敗する間際の段階でアカウントを復活させても家の腐敗を停止させることが出来ない場合があるので注意しておいて下さい。
もし、5日以内の腐敗が始まったアカウントの家を腐敗させることなくアカウントを復活させたい場合は、念のため、後述の家の腐敗メッセージで「This
house is fairly worn.」になる前ぐらいでアカウントを復活させる方がいいでしょう。
ただし、複数家を所有していたならば、元の状態には復帰せず、その時点から1アカウント全シャード家1軒制度が適用され、1番新しく建てた1軒を除いて、その他の所有する家は、上記の、1アカウント全シャード家1軒制度を超えて家を持ち没収宣告没収宣告を受けた家と同じように、没収宣告ではない状態へと復帰させること出来ません。
ちなみに、それらと同じように、その家を他人に譲渡することは可能なので、そのような状態となってしまった家がある場合は、それらの家が腐敗する前に他人に譲渡する方がいいでしょう。
譲渡すれば、新たな所有者のアカウント状態に基づいて家の状態が判断されるので、没収宣告状態ではなくなります。
このとき、利用する価値は低いですが、家を自ら取り壊すことも可能です。
<注意>
現在、アカウントをアクティブにしても、「5日以内の家の腐敗」が停止しないバグがあります。
よって、アカウントがアクティブでなくなったならば、「5日以内の家の腐敗」が始まる前、つまり、アカウントがアクティブでなくなってから90日以内にアカウントをアクティブにする方がいいでしょう。
ちなみに、もしこのバグに遭遇した場合は、イーサーチの関連項目を読み、「アンサーID
1921を読みました。アカウントをアクティブに戻してから24時間が経過しましたが接収を解除できません」と記入してGMコールをすれば、そのアカウントで1回限り、家の腐敗進行状態を初期状態に戻してくれますが、腐敗進行停止にはしてくれないので、その間に家を取り壊して再建築するか、家を譲渡して家の腐敗を止める必要があります。
家の種類 |
家には、後述の建物の種類以外にも、基本的な仕様の部分で3つの種類に分かれます。
それは、プライマリーハウス、旧式ハウス、没収宣告中の家です。
これら3つの家の種類のうち、その家がどの種類なのかということは、家の看板をWクリックして出る家の看板メニューを見ることで判断できます。
家の看板メニューを見ることが可能なのは、その家の、オーナー、オーナーの別キャラクター、共有者、フレンドです。
まず、家は、船のように、昔の仕様では、「リフレッシュ」しないと腐敗してしまうものであるということが前提になっていました。
この昔の仕様に基づいて、家に必要なリフレッシュについての違いが、家の種類の違いとして3つに分かれています。
以下、その3つの違いについての解説です。
ちなみに、現在は、家のリフレッシュというものは必要がなく、アクティブなアカウントが所有する家は全て腐敗することがありません。
よって、プライマリーハウス、旧式ハウスの実質的な違いはなくなっています。
プライマリーハウス |
プライマリーハウスとは、1アカウント全シャード家1軒制度に合致した家のことです。
現在、家を新たに入手した場合には、家には全てこの属性が付くことになります。
つまり、普通、家はプライマリーハウスとして存在するという理解で構いません。
プライマリーハウスは、基本的に腐敗することがありません。
ただし、アカウントがアクティブではなくなった場合などで、没収宣告を受けることとなった場合は、没収宣告により腐敗が進行することになります。
旧式ハウス |
旧式ハウスとは、1アカウント全シャード家1軒制度になる前に、複数の家を所有していたアカウントが所有する家のことです。
簡単に言えば昔の仕様で持っている家のことで、現在、家を新たに入手した場合に、この属性が家につくことはありません。
旧式ハウスも、プライマリーハウスと同じように、基本的に腐敗することがありません。
ただし、アカウントがアクティブではなくなった場合などで、没収宣告を受けることとなった場合は、没収宣告により腐敗が進行することになります。
ちなみに、家の看板メニューのオプションの項目に、「プライマリーハウスに設定する」という選択ボタンがあります。
これを押すと、旧式ハウスとして存在する家もプライマリーハウスとして存在できるようになります。
ただし、そのアカウントで所有する家は、プライマリーハウスに設定した家以外は、全て没収宣告を受けることになるので、押す際には十分に考えてから行いましょう。
また、プライマリーハウスに設定した場合は、家を新規建築した場合と同じように、そのときから7日間の建築制限を受け、7日以内に新たに家を建築したり、家を譲り受けたり出来ないので注意しておいて下さい。
プライマリーハウスの設定ボタンは、通常は、複数家を所有していて、その家を処分し、所有する家が1軒だけになった時に使うぐらいしか使う機会はないはずです。
没収宣告中の家 |
没収宣告中の家とは、1アカウント全シャード家1軒制度を超えて複数の家を持ったときにそれまでの家に対して与えられる家のこと、90日間の猶予を超えたアクティブではなくなったアカウントが所有する家のことです。
これらについては、前述の家の基礎知識の「家所有システム」の項目を参照しておいて下さい。
没収宣告中の家は、家の基礎知識の「家所有システム」の項目で記述した通り、腐敗が進行することになり、約5日間で腐敗します。
家の看板メニューには、「Condemned」(没収宣告、接収)と表示されます。
没収準備中の家 |
没収準備中(Demolition Pending)の家とは、没収宣告を受けた家で、なおかつ、そこにベンダーレンタルシステムによるベンダーが1つでもいた家のことです。
もし、ベンダーレンタルシステムによるベンダーが1つでもいる家が没収宣告を受けることになった場合は、通常の没収宣告とは異なる手順により没収宣告が行われるようになります。
通常の没収宣告では、没収宣告になった家は、その家を他のプレイヤーに譲渡したり、その家を解体して再度建築するなどを行わない限りは、現実時間で約5日以内に腐り消滅することになっています。
しかし、ベンダーレンタルシステムによるベンダーがいる家が没収宣告を受けた場合は、現実時間で約5日以内に、家が腐り消滅することにはなっていません。
ベンダーレンタルシステムによるベンダーがいる家が没収宣告を受けた場合は、通常の没収宣告による家の腐敗までの期間である現実時間で約5日が経過した後、家が腐り消滅する代わりに、没収宣告になった家の名称が自動的に「Demolition
Pending」(没収準備中)に変更され、表示される家の所有者名が「Owned by OSI」(OSI所有)に変更されます。
そして、「Demolition Pending」(没収準備中)になった家に設置されているベンダーレンタルシステムのベンダーは、その契約の自動更新が出来なくなります。
よって、その契約は近いうちに必ず終了することになり、その契約が終わり、そのベンダーが消滅すると、そのベンダーの販売商品と所持金は、その家の「Packing
Crate」(引越しコンテナ)の中に入れられることになります。
「Packing Crate」(引越しコンテナ)の中に入れられた、そのベンダーの販売商品と所持金には、9日間の引越しコンテナ回収期間が設けられ、この間は、そのベンダーの借主が、家の看板メニューのコマンドメニューからその中身を回収することが出来ます。
引越しコンテナからそのベンダーの販売商品と所持金が全て回収されるか、その9日間の引越しコンテナ回収期間が経過すれば、その段階で、没収宣告の没収、つまり、家が腐り消滅するということが発生します。
このときの腐敗による消滅には、最大で15分かかる場合があります。
ちなみに、ベンダーレンタルシステムによるベンダーがいる家が没収宣告を受けることになった場合は、その契約期間が1ヶ月残っていて、さらに引越しコンテナの回収期間が最大の9日間経過するときを考えると、最大で39日間は腐敗による消滅を避けられるということになります。
ただし、「Demolition Pending」(没収準備中)になった家は、没収宣告を受けた時とは異なり、既に没収宣告を受け終わっている状態であるので、どのような方法でも、その所有権を移転したり、回復させたりすることは出来ないので注意しておいて下さい。
家建築の基礎知識 |
家は、本来ならば、自分でハウスプレイスメントツールというものを使用して建築することになります。
よって、以下、その家を建てるための解説を載せています。
ただし、家が建築できる場所は限られており、通常シャードでは、現在は、あまり立地条件の良くない場所に、小さな家が建つ程度の土地が残っているぐらいになっています。
大きい家や、立地条件の良い場所の家は、人気があるので、それらの家を入手するためには、売買が行われているBBSなどで売りに出される家を探して購入するという方法が1番確実です。
まずは、家の建築方法を知る前に、家に関する以上のような現状を知っておきましょう。
ちなみに、家の新規建築、取引による家の譲り受けは、課金状態にあるアカウントのキャラクターでしか行えません。
家を建てる準備をする |
まずは、家を建てる準備をする必要があります。
準備する手順としては以下のようになります。
○「家データ・家カタログ」の項目を見て建てたい家の資金を貯めます。
○資金が貯まったならば、NPCのarchitect(建築家)から「ハウスプレイスメントツール」というものを購入します。NPCの建築家は街の大工の店の中にいます。
○ちなみに、ハウスプレイスメントツールはブレス属性アイテムなので、死んでも死体に残ることはなく、バックパックに入れていても盗まれることはありません。
○ただ、大きな家の建つ土地が全くと言っていいほどない現状から考えると、通常は、希望する家の種類を決めてそれを建てようとするのではなく、まずはある程度の資金をため、そして、ハウスプレイスメントツールを購入し、その後に土地を探し、空き土地を見つけて、そこに何らかの種類の家が建たないかを試すということになるでしょう。
ちなみに、ハウスプレイスメントツールは、これ1つで、現在建築可能な家を全て建築可能になっているツールで、実際の建築資金は、その建築時に銀行から自動引き落としされます。
土地を探す |
ハウスプレイスメントツールを用意したならば、今度はそれを使用して家を建築するための土地を探します。
家が建築出来るファセットは、ブリタニア(フェルッカ、トラメル)、マラス、トクノアイランド、テルマーです。
建築出来るようになっているファセットでも、家が建築出来ないように設定されている場所も存在します。
また、テルマーでの建築は忠誠度ポイントが一定以上ないと建築出来ません。詳細は、このサイトのマニュアル「忠誠度」の項目を参照しておいて下さい。
ちなみに、ブリタニア(フェルッカ、トラメル)以外では、クラッシックハウスの砦、城の建築は出来ません。
家建築のために必要な空き土地の広さは建物によって違います。
土地の広さは、「家データ・家カタログ」の項目を参考にして下さい。ちなみに、1サイズは1歩と考えます。
まずは歩いて家が建つ土地の広さがあるかどうか確認してみます。
<確認の際のポイント>
◎その土地が建築不可地域ではないこと
ガード圏内や、道路の上が建築不可地域にあたります。また、観光名所的建造物の前や、ダンジョン前なども場所によってはこの指定地域になっていることがあります。
この地域になっている場合は、家を建てようとすると「この場所に建物を建てることは出来ません」とメッセージが出ます。
◎段差は不可
建築する場所が段差になっていては建てられません。段差かどうかは土地の見た目で判断します。
◎障害物がない
土地に踏み越えられない障害物があると建築できません。岩などがこれにあたります。乗り越えられる花や草、キノコは基本的に大丈夫です。
岩などの障害物がある場合でも、それが、建築後に建物の床下に来る場合は建つ場合もあります。
UOの家は底辺の周り2マスが土台となっていて地面に接しており、その内側の部分は地面から1マス浮いています。
つまり、この部分に障害物が来るならば建つことがあるということです。もちろん、そのような場合でも、木などの大きなものは無理です。
また、城の場合は、その中庭にあたる部分に障害物があってもOKです。ただし、中庭を1周出来ないような障害物の連続がある場合は建築できません。
そして、タワーの場合は、上の出っ張りの部分の下は障害物があってもOKです。さらに、場合によってはその部分に木があっても建築可能です。
◎周囲に空きが必要
家のサイズ以外にも、家の周囲に1マスの障害物(道路も含む)のない状態と、家の前後5マスに他の家がない状態が必要です。
つまり、家の壁の周りをぐるっと1周出来る状態と、前後5マスに家がない状態が必要ということです。前後5マス必要なのは家がある場合だけで、他の障害物ならばこの条件は当てはまりません。
ちなみに、タワーの上の出っ張りの部分の下は、無関係なような気もしますが、この条件の適用を受けます。
建築を試みる |
土地を探し、見つけた後は建築を試みます。
色々と家の建築条件はややこしいので、それを全て覚えるのではなく、建ちそうだなと思った土地があるならば、とにかく建築を試みることをお勧めします。
建築方法は実際にハウスプレイスメントツールで家を建てることを試す方法で行います。
家の種類は数多くあり、また、クラッシックハウスと、カスタマイズハウスの建築土台ではその建築判定も違うことがあるので、サイズを変えて色々試すことはもちろん、クラッシックハウスと、カスタマイズハウスの建築土台を色々変えて建築を試すようにしましょう。
そして、同じサイズで建築を試みる場合、出てくる半透明のイメージを前後に1コマ、左右に1コマと、少しずつずらしながら、建築できるかどうか確認していくといいでしょう。
確認は、半透明のイメージと自分が重ならない位置から試すといいでしょう。
クラッシックハウスの場合は玄関から南に数歩の場所、カスタマイズハウスの場合は、土台中心から南に数歩の場所で建築を試みるのがお勧めです。
ちなみに、その場所に家が建築できるかどうかを知るのに一番確実なのは、別のシャードで、その場所と同じところにどのような建物が建っているかを見ることです。
通常は、別のシャードの同じ場所に建っている建物は、その建てようとする場所に建てることが出来ます。
ただし、建築基準は、以前とは異なっている場合があるので、絶対ではありません。
1番いいのは、トラメルとフェルッカならばサクラシャード、マラスならばノーマル日本シャードのどれかの同じ場所の建築の様子を見ることです。
ただ、家建築ツールは、一定時間内に、家建築ツールを何度もWクリックしたり、家建築ツールで家の建築を何度も失敗したりするなどで、あまりにも多く使用されると、一定時間使用出来なくなるので注意しておいて下さい。
この家建築ツールの使用状況は、キャラクターに記録されるので、複数の家建築ツールを使用してもこの待ち時間は回避出来ません。
また、家建築の待ち時間が必要な状態になった場合、家建築の待ち時間の具体的な残り時間を確認する方法はなく、実際に家建築ツールを使用して待ち時間が解除されているかどうか確かめるしか方法はありません。
キャラクターが、家建築の待ち時間が必要な状態になっている間に更に家建築ツールを使おうとすると、待ち時間は家建築ツールを使った数だけ更に延びることになります。
よって、キャラクターが、家建築の待ち時間が必要な状態になってしまった場合は、十分な時間が来るまで家建築ツールを使用しないようにするしか方法はありません。
ちなみに、家建築の待ち時間は、ログインしている間しか消化されません。
家の建て替え |
家を建築した後、その家を建て替えるときの解説です。
家の建て替えは、クラシックハウスのデザインを変えるときや、周りのスペースが空いたなどで現在建築しているカスタマイズハウスの建築土台よりも大きくするとき、又は小さくするときなどに行います。
家の建て替えの方法は、建っている家を取り壊し、新たに建築するという「普通の建て替え」と、一定時間自分だけが利用可能な土地を作って家を取り壊し、建築するという「キープエリア作成建て替え」の2種類の方法があります。
普通の建て替え |
普通の建て替えは、建っている家を普通に取り壊し、家を新たに建築する方法です。
家の取り壊しは家の看板メニューから行い、家の新たな建築はハウスプレイスメントツールから行います。
普通の建て替えは、一番シンプルな建て替え方法ですが、建て替え中に誰かにその土地を横取りされる危険があります。
よって、家の建て替えは、基本的には後述の「キープエリア作成建て替え」を利用する方がいいでしょう。
キープエリア作成建て替え |
キープエリア作成建て替えは、家を取り壊し、一定時間、家を取り壊したアカウントだけが利用出来るエリアを作成して新たに家を建築する方法です。
キープエリア作成建て替えは、家の看板の下に立ち、「I wish to resize my
house」と喋ることで行えます。
家の看板の下に立ち、「I wish to resize my house」と喋ると、確認画面が表示されるので、その画面でOKを選択すると、現在建築されている家がなくなり、一定時間、家を取り壊したアカウントだけが利用出来るエリアが作成されます。
ただし、この家を取り壊したアカウントだけが利用出来るキープエリアは、目に見える形では表示されず、取り壊される前の家が建っていた場所に目に見えない形で存在しているだけになっているので、どの場所がそうなのかは、事前に家が建っている場所のスクリーンショットを撮っておくなどで、予め自分で覚えておく必要があります。
ちなみに、家を取り壊すと必ずキープエリアが作成されるものではなく、家の看板メニューから普通に家を取り壊した場合はキープエリアは作成されません。
また、腐りで取り壊された家やその他の理由で取り壊された家もキープエリアが作成されません。
家を取り壊したアカウントだけが利用出来るキープエリアが有効なのは1時間です。
この1時間の間は、そのアカウントの全てのキャラクターがそのキープエリアを利用して家の建築を行うことが出来ます。
後述の7日間の建築制限は、家の完全な建て直し時と同様に、キープエリアを利用する家の取り壊しと再建築には適用されません。
キープエリアを作成して家の取り壊しを行い、再度建築するときの家のサイズは、周囲の状況さえ普通に建築するときの条件を満たしているならば、キープエリアよりも大きくても小さくても構いません。
ちなみに、キープエリアから離れ過ぎた場所から建築することは出来ません。
キープエリアを作成して家の取り壊しと建築を行うことは、基本的に通常の家の取り壊しと新規建築と同じなので、通常の家の取り壊しと新規建築と同じ以下の点に注意しておく必要があります。
◎取り壊す家にベンダー、ベンダーに属すものがある場合はキープエリアを作成して家の取り壊しを行うことは出来ません。
◎パッキングコンテナにアイテムがある状態では、キープエリアを作成しての家の取り壊しを行うことが出来ません。
◎家を取り壊すときに、家の中のものは地面に落ちるので、アイテムを失いたくない場合は、キープエリアを作成して家の取り壊しを行う前に家の中のアイテムを片付けておく必要があります。
◎複数の旧式ハウスを持っている場合は、キープエリアを作成して家の取り壊しと建築を行うと、その家以外は没収宣告状態になります。
家管理の基礎知識 |
以上のようにして、実際に建築できた場合、または、家を購入した場合、その家の管理というものが必要となってきます。
以下、家の管理についての個別解説です。
アクセス権の設定 |
家を入手すれば、その家のアクセス権を設定することが必要です。
アクセス権とは、その家の出入りを誰に許すのかというもので、これが家の鍵の代わりになります。
アクセス権には、「オーナーのみ」、「共有者」、「フレンド」、「無制限」の4つのレベルがあります。
「オーナーのみ」というのは、オーナーだけがアクセスできるというものです。
「共有者」というのは、オーナーと共有者のみがアクセスできるというものです。
「フレンド」というのは、オーナー、共有者、フレンドのみがアクセスできるというものです。
「無制限」というのは、他人を含めて誰でもアクセスできるというものです。
家の管理として、アクセス権が設定できるのは、家のドア、家のテレポーターの2つです。
アクセス権を設定するためには、それらのコマンドメニューから行います。
アクセス権は、それぞれ個別に設定できるので、例えば、このドアはオーナーのみ、このドアは誰でもというような設定が出来ます。
ちなみに、プライベートハウスの場合は、基本的にはその敷地には、オーナー、共有者、フレンドしか入ることが出来なくなっているため、例えば、家のドアのアクセス権の設定を「無制限」としていても、実質はそれを誰でも使用することは出来ないことになるので、アクセス権と、プライベート、パブリックの設定を共に考えて行うようにしましょう。
プライベート、パブリックの設定については、「家の看板メニュー」の項目を参照しておいて下さい。
家の管理者 |
家の管理者には3タイプ存在します。
まず家を建てた者はオーナーとして、その家の管理に関するあらゆることが可能です。
次に、権限を持つのが、コ・オーナーと呼ばれる共有者です。
共有者は、オーナーが出来ることのほとんどを行うことが出来ます。
そして、最後に少しの権限だけを持つフレンドです。
フレンドは、その家を使用させてもらう人といった程度の使用をすることが出来ます。
これら3者の出来ることについての詳細は、「家の看板メニュー」、「関係者相関関係表」を参照しておいて下さい。
家の付属品 |
家には色々付属品を設置できますが、初期段階では何も設置されていません。
まず、家の付属品とは、セキュア、ロックダウンアイテム、ゴミ箱が家の付属品といえるものになります。
これらの設置と、その機能解説は以下の表を参照しておいて下さい。
以下の表のコマンドを喋ると、それらの付属品が設置、または機能するようになります。
基本的には、荷物を保管するために「セキュア」というものが存在し、内装など、家の飾り付けをするために「ロックダウン」というものが存在するという理解でいいでしょう。
そして、それらの付属品以外に、家に設置する付属品では、炉や金床などの「ハウスアドオン」と呼ばれるものも存在します。
これらは、大工スキルで作成可能で、自分の必要に応じて設置します。
詳しくは、スキル帖「Carpentry(大工)」の項目を参照しておいて下さい。
家の付属品設置で有効なコマンド | |
「I wish to lock this down」、 「@ロックダウン」 |
○指定したアイテムをロックダウンします。 ○ロックダウンしたアイテムは、ロックダウンを解除しない限り動かせず、また、腐ることもありません。 ○ロックダウンしたものによっては、例えば、ルーンブックや本などのように、使用することが出来るアイテムは、コマンドメニューにより、そのアクセス権を設定することが出来ます。 ○家にロックダウン出来るアイテムの数は決まっていて、家の種類によって違います。 |
「I wish to release this」、 「@ロックダウン解除」 |
○セキュアを指定するとセキュアが解除され、ロックダウンアイテムを指定するとロックダウンが解除されます。 |
「I wish to secure this」、 「@セキュア」 |
○指定した箱などのコンテナをセキュア(安全箱)にします。 ○セキュアに指定したものは、そのアクセス権を設定することが出来ます。 ○このセキュアの中にいれたアイテムは、ロックダウン数とは無関係で腐ることがありません。 ○中に入れることが出来るアイテムは、125種類までで、重量は無制限に入れることが出来ます。 |
「I wish to place a trash barrel」、 「@ゴミ箱」 |
○ゴミ箱を設置します。 ○ゴミ箱は、その中に入れたアイテムが数分で消滅するようになっています。 ○ちなみに、ゴミ箱の撤去は、斧をWクリックしてゴミ箱をターゲットして破壊することで行います。 |
◎ロックダウンと、ロックダウン解除は、オーナー、共有者、フレンドが行え、セキュアの設置は、オーナー、共有者のみが行え、ゴミ箱の設置はオーナーのみが実行可能なコマンドです。 ◎ただし、ロックダウンの解除は、AOS導入前に設置してあるものは、フレンドは解除できず、また、共有者も自分で設置していないものは解除出来ません。 ◎アクセス権の設定とは、「オーナーだけが使用できる」、「オーナーと共有者だけが使用できる」、「オーナー、共有者、フレンドのみが使用できる」、「誰でも使用できる」というように、それを使用できる者を設定することです。 |
不審人物の排除 |
家は、プライベートハウスの場合は、基本的に自分が許可していない相手が入ってくることはないので無関係ですが、主に、パブリックハウスにおいて、他人を排除する機能が付けられています。
これは、望まない相手がやってきた場合などに使用でき、また、モンスターやNPCを追い出すことも可能です。
この機能は、家の看板メニューの一番下の項目からも実行可能ですが、以下のようなコマンドを喋って実行するのが一般的です。
ちなみに、プライベートハウスの場合は、これに代わって、家へのアクセスを許可する行為が、家の看板メニューの一番下の項目より行えます。
家の不審人物排除において有効なコマンド | |
「I ban thee」、 「@バン」 (*) |
○指定した人物を出入り禁止にします。 ○この効果は、そのアカウントの全てのキャラクターに及びます。 ○ただし、NPCや、モンスターの場合はそのキャラクターのみです。 |
「Remove thyself」、 「@追い出す」 (*) |
○指定した人物を一時的に追い出します。 |
◎2つのコマンド共に、オーナー、共有者、フレンドが実行可能です。 |
家の腐敗メッセージ |
通常、家は腐敗することはありませんが、アカウントがアクティブではなくなり、その猶予期間も過ぎたなどで、家が没収宣告を受けた場合、その家の看板には、家の腐敗メッセージが表示されることになります。
これは、家が腐敗するまでには、約5日の期間があるため、その家が腐敗するまでに後どれくらい掛かるのかという参考のための表示となっています。
家の腐敗メッセージと、その状態の続く期間は以下のようになります。
ちなみに、「その状態の続く期間」は、その時のサーバーの混雑度などにより、時間のズレが大きく生じる場合があります。
また、アカウントがアクティブではなくなり、90日間の猶予も過ぎ、その後、「5日以内の家の腐敗」が終わる前にアカウントをアクティブにして、家の腐敗を停止させたい場合は、アカウントをアクティブにすればすぐに「5日以内の家の腐敗」が停止するということにはなっておらず、「5日以内の家の腐敗」が停止し、家がプライマリーハウスに設定されるまでに最大で24時間程度の時間が掛かるので注意が必要です。
もし、5日以内の腐敗が始まったアカウントの家を腐敗させることなくアカウントを復活させたい場合は、念のため、家の腐敗メッセージで「This
house is fairly worn.」になる前ぐらいでアカウントを復活させる方がいいでしょう。
家が腐敗して消えた場合は、その後、ランダムに設定される一定時間はその場所に新しい家の建築が出来なくなっています。
ちなみに、ランダムに設定される一定時間は、いつ建築出来るようになるのか予測することが困難になるように、10分程度から数時間程度まで、かなり時間の幅が広くなっています。
メッセージ | 日本語 | その状態の続く期間 | |
This structure is like new. | 新しい | 約30分 | |
This structure is slightly worn. | 少々くすんでいる | 約28時間 | |
This structure is somewhat worn. | くすんでいる | 約28時間 | |
This structure is fairly worn. | 老朽化してきた | 約28時間 | |
This structure is greatly worn. | とても古びている | 約28時間 | |
This structure is in danger of collapsing. | 今にも崩れ落ちそうだ | 約7時間 |
その他の情報 |
◎もし、家を建てたり、家を譲り受けたりした場合は、さらに新しく家を建てたり、家を譲り受けたりするには、最低7日間待つ必要があります。
この7日間の建築制限は、家をプライマリーハウスに設定した場合も含まれます。
◎ただし、家の建築、入手、プライマリー時の7日間の建築制限は、7日間の制限期間中に、建築、入手、プライマリーにした家を解体し、どのシャードにも家を全く持っていない状態にしたならば、依然としてその7日間の建築制限は機能している状態ですが、それを無視することが出来るようになります。
つまり、これは、例えば、家を新規建築し、建て方に失敗をしたなどですぐに解体して、新たに家を建て直すときなどは7日間の建築制限を無視して、すぐに家を建築出来るということです。
ただし、これは家の新規建築の場合のみ当てはまるものであって、誰かから家の譲渡を受ける場合は当てはまりません。
また、これは無視できない場合もあるようなので、急がないようならば、念のため、7日間待つ方が確実です。
◎7日間という家の連続建築制限があるかどうかを知るためには、ハウスプレイスメントツールを普通にどこかの場所で使用し、連続建築制限の警告が出ないかどうかをチェックすると分かります。
◎7日間という家の連続建築制限については、シャード内のデータとは別管理になっているため、シャードが落ちて巻きもどりが発生した場合は、家を建築したということは巻き戻りがあったにも関わらず、7日間という家の連続建築制限のカウントだけが有効に残ってしまうことがあります。
このため、もし家の建築後にシャードが落ちた場合は、家の解体をして建て替えを行うなどは基本的にしない方がいいでしょう。
ちなみに、もし、巻き戻りがあったにも関わらず、7日間という家の連続建築制限のカウントだけが有効に残ってしまうことがあったならば、GMコールで対応を依頼することが出来ます。
◎アクティブではないアカウントをアクティブにしたときは、そのアカウントで所有されている家は、そのアカウントがアクティブになったときに、再度プライマリーハウスに設定されます。
よって、このような場合も、手動でプライマリーハウスに設定した場合と同じく、7日間の建築制限を受けます。
◎家を建築した後、その家を取り壊すまでには1時間の待ち時間が必要になっています。
◎1アカウント全シャード家1軒制度ですが、この全シャードにはテストセンターは含まれません。よって、テストセンターで家を建築したとしても、他のシャードに所有する家が没収宣告を受けることはありません。
◎没収宣告を受ける家は、GMから活動を剥奪されたアカウントで所有していた家も含まれる場合があります。
◎現在、1アカウント家1軒を超えて所有している家を、単に減らすことだけならば、その他の所有する家が没収宣告を受けることはありません。
◎家には、その他に家の名前を付けるなどする機能もあります。詳しくは、「家の看板メニュー」を参照しておいて下さい。
◎家の中のアイテムは、ロックダウンしておくか、セキュアに入れておかなければ、普通に地面に置いてある場合と同じように数時間で腐ってなくなるようになっています。
◎キャラクターが家にいるときは、自分自身のコマンドメニューに「家から出る」というものがあります。これは他人の家などに入って、その家から出られない状態になったときなどに使用するものです。
◎ハウスプレイスメントツールを使用して、家を建築をするときの費用は、その資金が、バンクの中でGPであっても、小切手状態であってもどちらの場合でも自動的に差し引かれます。よって、建築に際して小切手を崩しておく必要はありません。
◎ハウスプレイスメントツールでカスタマイズハウスの建築土台を設置すれば、その建築土台の上に実際に家を建築しなくても、その土地は自分の所有となり、誰にも取られることはありません。
また、カスタマイズハウスの建築土台の上に実際に家を建築するまでの期限もありません。
◎UOAOSの前に存在していた家の建築DEEDは、キャラクターのバックパックかバンクボックスの中にある場合は、自動的にハウスプレイスメントツールと、その評価価格のGPに置き換えられます。
この置き換えは、そのキャラクターがゲームにログインしたときに毎回生じるものなので、もし、昔の家の建築DEEDを残しておきたい場合は、家のセキュアか、家にロックダウンしておくことなどが必要です。
◎各シャードの地形や家の建築基準は、案内のないまま変更される場合もあるので、既に建築済みの家を取り壊して、別の種類の家を建てることはもちろん、元の家を建て直すことも出来なくなる場合があるので、既に建築済みの家を取り壊すときは、事前にテストセンターで実験をするか、定期メンテナンス直前の巻き戻りのある時間帯で実験を行ってから行うようにしましょう。
◎家の売買で、売主が最新アカウントで買主が旧アカウントであるなどで、売主の売る家のストレージ状態が、売買によって買主のアカウントの判定になると買主のストレージ最大値を超えてしまう場合は、その家の売買は行えません。
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