スキル帖 |
◆スキル解説◆
Peacemaking(沈静化)
09/03/11 UPDATE
基礎データ |
スキルタイプ; バード系 | |||
関連スキル; Musicianship(楽器) Discordance(不調和) Provocation(扇動) | |||
特徴; ターゲットモードが人気 単体攻撃に強し | |||
使用効果 | 難易度制 | アンチマクロコード | スキル遅延 |
1.一定範囲を沈静化(スタンダードモード) | 一定 | なし | 8秒 (バードマスタリー習得で7秒、沈静化マスタリー習得で6秒) |
2.特定対象を沈静化(ターゲットモード) | 難易 | なし | 8秒 (バードマスタリー習得で7秒、沈静化マスタリー習得で6秒) |
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上げ方 |
スキル値 | 方法 |
0〜25 | NPCから習う |
25〜120 | スタンダードモードの沈静化の使用をひたすら行い続けます。 |
まず、このスキルを上げる場合は、成功率の関係から、先に楽器スキルを100程度まで上げておく方がいいでしょう。
単純ですが、ひたすら沈静化を使い続けることでスキルを上げます。
アンチマクロコードはないので、その場で沈静化を使用し続けてもスキルは上昇します。
ターゲットモードでもスキルは上昇しますが、スキル値にあった対象を探す手間がかかるため、スキル上げはターゲットモードではなく、自分をターゲット指定してスキルを使用するスタンダードモードの使用で行うといいでしょう。
ただし、扇動や不調和スキルなどと同時にスキルを上げる場合は、スキル値にあった対象と出会っているはずなので、ターゲットモードで上げてもいいでしょう。
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詳解 1.一定範囲を沈静化(スタンダードモード) 2.特定対象を沈静化(ターゲットモード) |
1.一定範囲を沈静化(スタンダードモード) |
一定範囲のモンスター、NPC、PCの「攻撃ターゲット状態」を解除するスキルです。
対象の攻撃ターゲット状態を1度解除するだけで継続性はなく、対象は、攻撃ターゲット状態を解除された後、すぐに再ターゲットすることは可能になっています。
<使用方法> |
まず何らかの楽器をバックパックの中に入れておく必要があります。
楽器の種類については、スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目を参照しておいて下さい。
楽器を用意したならば、スキル表のスキル使用ボタンを押してこのスキルを使用します。
すると、ターゲットの指定を尋ねられるので、自分自身をターゲットすればOKです。
ちなみに、楽器を用意した一番最初は、スキルを使用するときに、使用する楽器を尋ねられるので、使用したい楽器を指定する必要があります。
このスキルを頻繁に使うならば、オプションでキーボードの自分が押しやすいキーにこのスキルの使用のマクロ登録しておくのが便利です。
ターゲットの指定を尋ねられた後、自分自身をターゲットするのではなく、自分以外の特定のモンスターなどをターゲットした場合は、後述の、「2」の沈静化のスキルのターゲットモードでの使用となるので注意しておいて下さい。
<使用効果> |
スタンダードモードの沈静化の使用効果は、使用した場所から一定範囲のモンスター、NPC、PCの「攻撃ターゲット状態」を解除することです。
対象の攻撃ターゲット状態を1度解除するだけで継続性はなく、対象は、攻撃ターゲット状態を解除された後、すぐに再ターゲットすることは可能になっています。
ちなみに、効果発揮時にその範囲内にいる対象に対して視線が通っていない(障害物などがあり直接見えない)ならば効果は発揮されません。
スタンダードモードの沈静化の使用効果が及ぶ範囲は、自分を中心として、「沈静化のスキル値÷15+8」マス先までで、小数点以下は切り捨てになります。
例えば、沈静化スキル値100のバードのスタンダードモードの沈静化の使用効果が及ぶ範囲は、自分を中心として、周囲14マス先までとなります。
<成功率> |
スタンダードモードの沈静化の成功率についてです。
スタンダードモードの沈静化の成功率は、後述のターゲットモードでの沈静化の成功率の計算式とは異なり、「沈静化のスキル値」=「成功率」です。
ただし、スキル値100を超えてもスキル値100と同じように扱われ、成功率は100%です。
ちなみに、バード関連スキル全般にあてはまりますが、スタンダードモードの沈静化のスキル使用の成否が決定される前に、楽器スキルによる、使用楽器の演奏が成功かどうかの判断があります。
よって、最初に楽器スキルのスキル値がチェックされるので、沈静化スキルを上げるよりも前に楽器スキルを上げておく方がスタンダードモードの沈静化の成功率を上げる結果となります。
楽器スキルのスキル値のチェックについては、スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目を参照しておいて下さい。
<メモ帖> |
◎モンスターの場合は、ターゲットされる→ターゲット状態解除→再びターゲットされる→再びターゲット状態解除の繰り返しなので、普通の狩りにおいて絶大な効果というものはありません。
ただし、敵への攻撃→沈静→次の攻撃準備→敵への攻撃、などのように、一連の敵への攻撃において余裕が出るので、キャラクターのスキル構成と使い方によっては有効なスキルといえます。
また、敵の多い場所を通りぬけダンジョンを奥へ進むときに使用する、テイム時にテイムしやすいように使用するなどの特殊な場合にも有効です。
◎スタンダードモードの沈静化は効果対象を指定出来ず、一定範囲全てに効果が及んでしまうので、狩場などで近くに戦闘中の他のPCがいる場合は、このスキルをスタンダードモードで使用するとその影響がそのPCにまで及ぶことがあり迷惑がられることがあるので注意しておきましょう。
◎スタンダードモードの沈静化の効果を与えても、その生物が持つディスペルなどの防御行動を抑える効果はありません。
◎スタンダードモードの沈静化は、使用に成功すれば全ての対象に効果があるということはなく、フェルッカの特典ゾーンのボス、ドゥームのボスなど、特に強いモンスターに対しては効果が無効になっています。
2.特定対象を沈静化(ターゲットモード) |
ターゲットした特定のモンスター、NPC、PCの「攻撃ターゲット状態」を解除するスキルです。
<使用方法> |
まず何らかの楽器をバックパックの中に入れておく必要があります。
楽器の種類については、スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目を参照しておいて下さい。
楽器を用意したならば、スキル表のスキル使用ボタンを押してこのスキルを使用します。
すると、ターゲットの指定を尋ねられるので、モンスターなどの沈静化させたいターゲットを指定すればOKです。
ただし、ターゲット指定する対象には視線が通っている(障害物などがなく見えている)必要があります。
ちなみに、楽器を用意した一番最初は、スキルを使用するときに、使用する楽器を尋ねられるので、使用したい楽器を指定する必要があります。
このスキルを頻繁に使うならば、オプションでキーボードの自分が押しやすいキーにこのスキルの使用のマクロ登録しておくのが便利です。
ターゲットの指定を尋ねられた後、特定のモンスターなどではなく、自分自身をターゲットした場合は、前述の、「1」の沈静化のスキルのスタンダードモードでの使用となるので注意しておいて下さい。
<使用効果> |
ターゲットモードの沈静化の使用効果は、ターゲット指定した特定のモンスター、NPC、PCの「攻撃ターゲット状態」を解除することです。
ターゲットモードの沈静化の使用効果の場合は、スタンダードモードでの沈静化の使用効果の場合と違って、スキルの使用が成功した後は、その生物が攻撃を再度試みようとする場合はいつでも、後述の計算式で出るターゲットモードの沈静化成功確率から10を引いた値での確率で、ターゲットモードの沈静化の効果が継続します。
ちなみに、この場合、沈静化成功確率が100%を超えるときは100%と同じに扱われ、これにより、この継続の成功率の最大値は90%となります。
使用効果には、効果継続範囲というものがあり、一定範囲以上、その効果が現れている対象から離れてしまうと、効果が消滅してしまう場合があります。
効果継続範囲は、自分を中心として、「沈静化のスキル値÷15+8」マス先までで、小数点以下は切り捨てになります。
例えば、沈静化スキル値100のバードの効果継続範囲は、自分を中心として、周囲14マス先までとなります。
また、効果継続範囲であっても、その効果を発揮させたバードが、魔法やスキルで姿を消した場合や、死んだ場合はその効果は消滅します。
ただし、その効果の消滅までには10秒の猶予があり、魔法やスキルで姿を消した場合や、死んだ場合であっても、10秒以内に、元の状態に復帰できた場合は、その効果は継続します。
ちなみに、ドラゴン、デーモン、ドレイク、ヘルハウンド、ナイトメアなどの「ドラゴンAI」を持つ対象は、バードが効果を発揮させた後、少しでも動いたならば、その対象は、ターゲットをそれまでの対象から変更する場合があります。
ただし、現在はバグで機能していません。
<ターゲットモードの沈静化の行為難易度> |
スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目で解説したように、バード系のスキルである、不調和、沈静化(ターゲットモードのみ)、扇動スキルは難易度制となっています。
このバード系スキルの使用の難易度というものは、バード系スキルを使用する対象に設定された「バード行為難易度」というものによって判断されます。
ターゲットモードの沈静化の場合の行為難易度の計算式としては、以下のようなものとなり、この式で求められるものが、ターゲットモードの沈静化の成功率となります。
○ターゲットモードの沈静化成功確率(%)=2.0×(沈静化の現在のスキル値−(その生物のバード行為難易度ポイント(注1)−10))+50.0+楽器ボーナス(注2)+(楽器スキル値が100を超える場合のみ、楽器スキル値−100)
(注1)各生物のバード行為難易度自体の求め方や、各生物のバード行為難易度の具体的な数値に関してはこちらを参照しておいて下さい。
(注2)楽器ボーナスは以下です。詳細は、スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目を参照しておいて下さい。
・高品質楽器:+10
・マジック楽器の特効効果:+20
・マジック楽器のマイナス特効効果:−20
ちなみに、バード関連スキル全般にあてはまりますが、ターゲットモードの沈静化のスキル使用の成否が決定される前に、楽器スキルによる、使用楽器の演奏が成功かどうかの判断があります。
よって、最初に楽器スキルのスキル値がチェックされるので、沈静化スキルを上げるよりも前に楽器スキルを上げておく方がターゲットモードの沈静化の成功率を上げる結果となります。
楽器スキルのスキル値のチェックについては、スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目を参照しておいて下さい。
<メモ帖> |
◎ターゲットモードの沈静化の行為難易度の計算としては、こちらやこちらにその計算式を行えるサイトがあるので、使用させて頂くのもいいでしょう。
◎ターゲットモードの沈静化は、沈静化状態であるときに、その対象に対して攻撃が加えられると、ターゲットモードの沈静化が継続する確率とは別に、一定確率で沈静化状態が解除されます。
よって、沈静化させつつその対象を攻撃する場合は、沈静化が成功してもその後に解除される場合があるので、何度か沈静化の掛け直しを行う必要があります。
◎高スキル値でターゲットモードの沈静化を行うと、現在は、相手から攻撃を受けることをかなり低減させることが出来るようになっていて、生物1体に対する戦闘における効果はスタンダードモードの沈静化よりも強力となっています。
◎ターゲットモードの沈静化の効果を与えても、その生物が持つディスペルなどの防御行動を抑える効果はありません。