スキル帖 |
◆スキル解説◆
Provocation(扇動)
09/03/11 UPDATE
基礎データ |
スキルタイプ; バード系 | |||
関連スキル; Musicianship(楽器) Discordance(不調和) Peacemaking(沈静化) | |||
特徴; バード系一番人気 複数攻撃に強い 上がりにくい&上げにくい | |||
使用効果 | 難易度制 | アンチマクロコード | スキル遅延 |
扇動する | 難易 | なし | 8秒 (バードマスタリー習得で7秒、扇動マスタリー習得で6秒) |
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上げ方 |
スキル値 | 方法 |
パターン1 | |
0〜25 | NPCに習う |
25〜30 | Hind、Boar、モンバット、ラマ、パックラマ、Walrus、ヘッドレス、Timber Wolf、ウマ、Giant Ratなどに対して扇動スキルを使用します。 |
30〜40 | Brown Bear、Grey Wolf、Black Bear、Alligator、White Wolf、砂漠オスタード、ゾンビ、Snow Leopard、Bull、スケルトンなどに対して扇動スキルを使用します。 |
40〜50 | Ghoul、Shadow Wisp、Grizzly Bear、Ettin、オーガ、オーク、ラットマン、リザードマンなどに対して扇動スキルを使用します。 |
50〜60 | Red Solen Worker、Black Solen Worker、Troll、沼ドラゴン、凶暴オスタード、ハーピー、Gazer Larva、Flesh Golem、ジャイアントスパイダーなどに対して扇動スキルを使用します。 |
60〜70 | Bogle、Bogling、Earth Elemental、Orc Chopper、Skeletal Knight、Specter、Shade、Bone Knight、Wraith、インプ、Scorpionなどに対して扇動スキルを使用します。 |
70〜80 | ガーゴイル、Black Solen Warrior、Red Solen Warrior、 Black Solen Infiltrator (Warrior)、Red Solen Infiltrator (Warrior)、シーサーペント、サイクロプス、Water Elemental、 Fire Elemental、Air Elemental、Ice Elemental、Energy Vortex、Ophidian Warrior、リーパー、Savage Warrior、Wyvernなどに対して扇動スキルを使用します。 |
80〜90 | Snow Elemental、ドレイク、Plague Beast、Kraken、Pixie、Acid Elemental、Chaos Dragoon、リッチ、Efreet、Juka Warrior、Ophidian Knight-errant、ミーアメイジ、Ophidian Avengerなどに対して扇動スキルを使用します。 |
90〜100 | Elder Gazer、Daemon、オーガロード、Plague Beast、Terathan Avenger、Terathan Matriarch、Titan、Blood Elemental、Wandering Healer、ジュカメイジ、Ophidian Matriarch、Fire Gargoyleなどに対して扇動スキルを使用します。 |
100〜110 | White Wyrm、ドラゴン、Poison Elemental、リッチロード、Succubus、Phoenix、エセリアルウォーリアーなどに対して扇動スキルを使用します。 |
110〜120 | エセリアルウォーリアー、Balron(黒デーモン)、Shadow Wyrm、Serpentine Dragon、Rotting Corpseなどに対して扇動スキルを使用します。 |
パターン2 | |
0〜25 | NPCに習う |
25〜45 | 船を岸辺に浮かべ、船から岸辺に連れて来た砂漠オスタード2匹に対して扇動スキルを使用し続けます。 |
45〜75 | 船を岸辺に浮かべ、船から岸辺に連れて来た沼ドラゴン2匹に対して扇動スキルを使用し続けます。 |
75〜90 | 船を岸辺に浮かべ、船から岸辺に連れて来たドレイク2匹、ジャイアントビートル2匹に対して扇動スキルを使用し続けます。 |
90〜120 | 船を岸辺に浮かべ、船から岸辺に連れて来たドラゴン2匹に対して扇動スキルを使用し続けます。 |
パターン3 | |
0〜25 | NPCに習う |
25〜50 | パターン1、またはパターン2の方法でスキルを上げます。 |
50〜70 | 船を岸辺に浮かべ、船から岸辺に連れて来たプレイグビーストに対してファイヤーフィールドの魔法などで攻撃をし、プレイグスポーンを2つ以上出現させ、出現したプレイグスポーン同士を扇動します。 |
70〜85 | 船を岸辺に浮かべ、船から岸辺に連れて来たプレイグビーストに対してファイヤーフィールドの魔法などで攻撃をし、プレイグスポーンを1つ以上出現させ、出現したプレイグスポーンとプレイグビーストを扇動します。 |
85〜95 | 船を岸辺に浮かべ、船から岸辺に連れて来たプレイグビースト2匹を扇動します。 |
95〜120 | 船を岸辺に浮かべ、船から岸辺に連れて来たプレイグビースト2匹に、モンスター、動物、PCなどの何らかの死体の肉をいくつか吸収させてプレイグビーストの強さを上昇させ、自分の扇動スキル値にあわせてその強さを調整させつつ、プレイグビースト同士を扇動します。 |
まず、このスキルを上げる場合は、成功率の関係から、先に楽器スキルを100まで上げておく方がいいでしょう。
ちなみに、楽器スキル値は上げるのが簡単であるため、扇動のスキルが目標値に上がるまで楽器スキル値は100に留めておき、扇動のスキルが目標値に達した後に楽器スキル値を100以上に上げるといいでしょう。
もし、既に楽器スキル値が100を超えている場合は、スキルを上げる対象を広げるため一旦100までスキルを下げた方がいいでしょう。
パターン1が通常の上げ方になります。
自分のスキル値にあった難易度ポイントを持つ対象に対してスキルを使用することで、スキルを上げます。
扇動スキルは、アンチマクロコードがないため、同じ対象に使用し続けてもスキルは上がります。
パターン2は対象を探す手間を省き、スキル上げ作業に徹する場合の上げ方です。
扇動スキルの、アンチマクロコードがないことを利用して、スキル値に応じた対象を用意し、それに対して延々とスキルを使用することでスキルを上げます。
ただし、回復行為を行わなければすぐに対象が死んでしまうため、何らかの回復手段を用意するなどを行わなければ継続して出来ません。
船から岸辺の対象に対してスキルを使用するのは、安全を確保するためです。
ただ、砂漠オスタードぐらいならば、安全の確保は不要かもしれません。
ちなみに、船にスキル使用を行う対象を乗せて自分が岸辺や別の船からスキルを使用する方が、手間が省け安全にスキル上げを行えますが、生物をアイテムで囲み安全にスキルを上げたりするような行為は不正行為なので、それと同じように不正行為になることもあるため、やらない方がいいでしょう。
表に載せた生物は、どれもペットにすることが出来る生物なので、ペット状態にしたままスキル上げを行えば、その生物をコントロールしやすいためスキル上げが行いやすいかもしれません。
ただし、扇動する2匹のうち、一方は野生化状態にしなければなりません。
また、ドラゴンなどの生物になると、テイムスキルがないとペットに出来ないため、テイマーキャラクター以外では無理なので、テイマーキャラクターに協力してもらうか、野生化したもので行うようにしましょう。
パターン3は、プレイグビーストを上手く利用して、対象を色々と探す必要を省き、扇動スキルをスキル値50ぐらいから120まで上げる方法です。
プレイグビーストは、毒を放つときがありますが、その毒の射程より扇動の射程の方が大きいので、毒が当たらない距離から扇動を行うといいでしょう。
プレイグビーストは、近くにあるモンスター、動物、PCなどの何らかの死体を吸収して強くなるという特性があるため、スキル上げの後半にこの特性を利用します。
ただし、プレイグビーストが死体を吸収して強くなり、それが扇動難易度の上昇へと繋がるまでには多少時間がかかるようなので、それを踏まえて吸収させる死体の量などを調整するようにしましょう。
ちなみに、吸収させる死体の量が増えれば増えるほどプレイグビーストは強くなり、扇動難易度が上昇します。
ただ、プレイグビーストは沼地に少数しか湧いておらず、また船を利用するためブリタニアのプレイグビーストのみがその対象になるので、多くの人がこの方法を同時に行えるわけではないので、もしプレイグビーストを確保することに時間がかかるならば、他の方法で上げた方が効率はいいかもしれません。
パターン1、パターン2共に、上記の上げ方は、全てノーマル楽器を使用して行うことが前提となっています。
高品質楽器やマジック楽器を使用すると、難易度が変わるためスキルが上がらないことがあるので注意しておいて下さい。
ちなみに、高品質楽器やマジック楽器については、今までその対象でスキル値が上がっていたけれど上がらなくなった場合、その対象へのマイナス特効効果のあるマジック楽器が存在するときにそれを使用するといいでしょう。また、スキルを使用したけれどその対象に対してスキルの使用がほとんど成功しない場合は、高品質楽器かその対象にプラスの特効効果のあるマジック楽器が存在するときにそれを使用するといいでしょう。
高難易度を持つ対象に対してスキルを使用することは何かと大変なので、スキル上げの終盤はGGSに頼るのも1つの方法です。
<パワースクロール上げ技>
扇動スキルは、パワースクロール(スキルスクロール)を使用してスキルの上昇最大値を100を超える数値にすると、スキルの上昇率がよくなります。
また、扇動スキルは、パワースクロールを使用してスキルの上昇最大値を100を超える数値にすることにより、例えば、スキルを上げる対象をより多くすることが出来るなどで、スキルを上げやすくすることが可能です。
よって、スキル値が100でいい場合でも、パワースクロールを使用してスキルを上げる方法を取ることもいいでしょう。
パワースクロールを使用することによるスキルの上げ方についての詳細は、スキル帖「上げ技」の「パワースクロール上げ技」の項目を参照しておいて下さい。
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詳解 |
扇動 |
モンスターや動物を同士討ちさせるスキルです。
PCやペットに対してはこのスキルを使うことは出来ません。
青ネームのNPCに対して使用しても効果はなく、さらに犯罪者扱いになり、カルマが減少します。
扇動に失敗すれば、その対象は自分に向かって攻撃を仕掛けに来ます。
<使用方法> |
まず何らかの楽器をバックパックの中に入れておく必要があります。
楽器の種類については、スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目を参照しておいて下さい。
楽器を用意したならば、スキル表のスキル使用ボタンを押してこのスキルを使用します。
すると、ターゲットの指定を尋ねられるので、扇動したい対象をターゲットし、さらにそれと同士討ちさせたい対象を指定すればOKです。
ただし、ターゲット指定する対象には視線が通っている(障害物などがなく見えている)必要があります。
ちなみに、楽器を用意した一番最初は、スキルを使用するときに、使用する楽器を尋ねられるので、使用したい楽器を指定する必要があります。
このスキルを頻繁に使うならば、オプションでキーボードの自分が押しやすいキーにこのスキルの使用のマクロ登録しておくのが便利です。
<使用効果> |
扇動の使用効果は、指定した2つの対象を互いに戦闘状態とすることです。
一旦、互いが戦闘状態となれば、基本的にはその効果は継続します。
ただし、使用効果には、効果継続範囲というものがあり、一定範囲以上、その効果が現れている対象から離れてしまうと、効果が消滅してしまう場合があります。
効果継続範囲は、自分を中心として、「扇動のスキル値÷15+8」マス先までで、小数点以下は切り捨てになります。
例えば、扇動スキル値100のバードの効果継続範囲は、自分を中心として、周囲14マス先までとなります。
また、効果継続範囲であっても、その効果を発揮させたバードが、魔法やスキルで姿を消した場合や、死んだ場合はその効果は消滅します。
ただし、その効果の消滅までには10秒の猶予があり、魔法やスキルで姿を消した場合や、死んだ場合であっても、10秒以内に、元の状態に復帰できた場合は、その効果は継続します。
ちなみに、ドラゴン、デーモン、ドレイク、ヘルハウンド、ナイトメアなどの「ドラゴンAI」を持つ対象は、バードが効果を発揮させた後、少しでも動いたならば、その対象は、ターゲットをそれまでの対象から変更する場合があります。
ただし、現在はバグで機能していません。
<扇動の行為難易度> |
スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目で解説したように、バード系のスキルである、不調和、沈静化(ターゲットモードのみ)、扇動スキルは難易度制となっています。
このバード系スキルの使用の難易度というものは、バード系スキルを使用する対象に設定された「バード行為難易度」というものによって判断されます。
扇動の場合の行為難易度の計算式としては、以下のようなものとなり、この式で求められるものが、扇動の成功率となります。
○扇動成功確率(%)=2.0×(扇動の現在のスキル値−(その生物のバード行為難易度ポイント(注1)−5))+50.0+楽器ボーナス(注2)+(楽器スキル値が100を超える場合のみ、楽器スキル値−100)
(注1)扇動の場合は、対象が2つであるため、以下の計算式になります。
その生物のバード行為難易度ポイント=(扇動する生物の難易度ポイント+扇動の相手とする生物の難易度ポイント)÷2(小数点1桁目までで以下切捨て)
また、各生物のバード行為難易度自体の求め方や、各生物のバード行為難易度の具体的な数値に関してはこちらを参照しておいて下さい。
(注2)楽器ボーナスは以下です。詳細は、スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目を参照しておいて下さい。
・高品質楽器:+10
・マジック楽器の特効効果:+20
・マジック楽器のマイナス特効効果:−20
マジック楽器の使用は、扇動の場合は2匹に対して使用するため、その効果がどのように発揮されるかは少しややこしくなりますが、法則は以下のようになります。
例えば、マジック楽器で、デーモン特効の効果がある楽器を使用した場合は以下のようになります。
○デーモン2匹を互いに扇動する場合
マジック楽器の特効効果として、それぞれのデーモンに対して20ポイントが加算されることにより、全体として扇動の成功率は20%増加します。
○デーモンとエレメンタル系の生物を互いに扇動する場合
マジック楽器の特効効果としてデーモンに対して20ポイントが加算されますが、マジック楽器のマイナス特効効果としてエレメンタル系に−20ポイントが加算されることにより、全体として扇動の成功率の増加はありません。
○デーモンと、デーモン・エレメンタル系生物以外を互いに扇動する場合
マジック楽器の特効効果としてデーモンに対して20ポイントが加算されるだけなので、全体の扇動成功率は10%増加します
ちなみに、バード関連スキル全般にあてはまりますが、扇動のスキル使用の成否が決定される前に、楽器スキルによる、使用楽器の演奏が成功かどうかの判断があります。
よって、最初に楽器スキルのスキル値がチェックされるので、扇動スキルを上げるよりも前に楽器スキルを上げておく方が扇動の成功率を上げる結果となります。
楽器スキルのスキル値のチェックについては、スキル帖「Musicianship」(楽器)の項目を参照しておいて下さい。
<メモ帖> |
◎扇動の行為難易度の計算としては、こちらやこちらにその計算式を行えるサイトがあるので、使用させて頂くのもいいでしょう。
◎扇動は、対モンスターにおいて、現在それなりに効果を発揮するスキルの1つです。
上手く使いこなすことが出来れば、魔法などと違い費用もほとんどかからないので、モンスター狩りにおいて稼ぐことが出来ます。
◎ただし、扇動は全ての対象に効果が発揮されるわけではなく、フェルッカの特典ゾーンのボス、ドゥームのボスなど、特に強い対象に対しては、扇動先にすることは出来ますが、扇動元にすることは不可になっていたりなどして、対象によっては完全に効果が発揮されないこともあります。