マニュアル

◆2D・3Dクライアント◆
04/09/20 UPDATE

 

クライアントとは?

 クライアントとは、UOでは「ソフト」の意味でOKです。

 UOは、2Dで遊べるソフト(クライアント)と、3Dで遊べるソフト(クライアント)の2つが並存しています。
 プレイヤーは、どちらか好きな方を選択して遊ぶことが出来ます。
 どちらで遊んでもゲーム内容は同じで、キャラクターなどのセーブされている内容も基本的には両方で共通です。
 違う点は、表示方法などの違いから、例えば、3Dクライアントだとゼスチャーが可能であるなどの細かな点です。

 現在は、「ウルティマオンライン 正邪の大陸」(UOAOS)というパッケージを購入すると、そのパッケージの中に2Dと3Dの両方のクライアントが入っています。
 以下は、そのUOAOSを導入していることが前提としての説明です。UOAOSを導入していない場合の違いについては、マニュアル「アップグレード」の項目を参照しておいて下さい。

 

 

 

2Dクライアント

 

概要

 2Dクライアントは、現在のUOでの標準クライアントです。
 大半のプレイヤーは、2Dクライアントでプレイしており、多くのUOページでは2Dクライアントを基準としてページが作成されています。

 2003年8月にこのサイトで行ったアンケートでも、「2Dクライアント中心でのプレイ」の人が85%、「3Dクライアント中心でのプレイ」の人が13%、「2Dクライアントと3Dクライアントをほぼ同じ割合で使用しプレイ」の人が2%となっていて、圧倒的に2Dクライアントを使用する人が多くなっています。

 よって、初めてプレイする場合などは2Dクライアントで始めることをお勧めします。
 好みの問題で、2Dより、3Dのグラフィックの方が好きだということなどがある場合でも、2Dクライアントには慣れていた方が便利です。

 

 

特徴

 2Dクライアントの特徴は特にありません。
 特にないというのは、3Dクライアントと比べて、2Dでのみ出来ることというのが特にないという意味です。
 両クライアントの特徴は、2Dを比較の元として、3Dは2Dと比べてこういうことが出来るという形として以下紹介するので、2Dの特徴は以下の3Dクライアントの特徴の中で紹介します。

 

 

 

3Dクライアント

 

概要

 3Dクライアントは、現在のUOでは利用者は少な目です。
 これは、3Dクライアントを動作させるためのPCスペックの要求が高いということや、3Dクライアントでのモンスターなどのグラフィックが2Dとはかなり違う部分も多く、綺麗ではないことなどから敬遠するプレイヤーが多いです。

 2003年8月にこのサイトで行ったアンケートでも、「2Dクライアント中心でのプレイ」の人が85%、「3Dクライアント中心でのプレイ」の人が13%、「2Dクライアントと3Dクライアントをほぼ同じ割合で使用しプレイ」の人が2%となっていて、圧倒的に2Dクライアントを使用する人が多くなっています。

 大半のプレイヤーは、2Dクライアントでプレイしており、多くのUOページでは2Dクライアントを基準としてページが作成されています。
 よって、初めてプレイする場合などは2Dクライアントで始めることをお勧めします。
 2Dに慣れた後に3Dクライアントも使用するというのがいいと思います。

 

 

特徴

 3Dクライアントは、開発されたのが「ウルティマオンライン 第3の夜明け」(UOTD)以降なので、それまでの2Dクライアントに比べて追加されている点などが多いです。
 また、その表示が3Dなので、3D表示だから出来ることも多く含まれています。
 2Dクライアントと比べての特徴は以下です。

 

表示

◎自分のキャラクター、モンスターなどのキャラクター関係がモーションキャプチャーアニメーションを使った3Dで表現されています。
 これにより、画面を自由にズームさせることなどが可能になっています。
 身振りや会話のためのものを含み、700以上のモーションキャプチャーを持っています。
 ただし、以下の点は2Dクライアントと共通です。
○地形や建物などのゲームの世界そのものは2D表示。
○アイテムの形は3D表示ではなく2D表示。
○視点は2Dと同じくほぼトップダウン形式。

◎新しいパーティクルシステム採用による呪文/魔法の視覚効果が表示されます。
 これは、魔法を発動した時のグラフィックなどが、3Dクライアントでは「派手」なものに変化しているということです。

◎ペーパードールやスキル表が日本語化されています。
 特にスキル表のスキル名は、日常使わないような英単語もあるので、日本語だけで覚えると2Dクライアントを使用したときに分かりにくいです。
 例えば、3Dでの「調教」というスキルですが、多くの人はこのスキルを「テイム」と呼びます。これは、2Dクライアントを使用したときの、「Animal Taming(アニマルテイミング)」というスキル表示からです。
 なので、原則としてスキル名は英語で覚えるようにしましょう。
 英語のスキル名と、日本語のスキル名の対応は、スキル帖のこちらなどを参照しておいて下さい。

 

独自機能

 3Dクライアントには、主に操作の点において独自の機能が付け加えられています。
 機能としては以下です。

<スタックアイテム1個移動>
 Altキー+Shiftキーを押しながらアイテムをドラッグすると可能です。

 

<ウインドウ移動>
 移動したいウインドウ枠をクリックしてからドラッグすると可能です。

 

<ウインドウサイズ変更>
 変更したいウインドウの左下にある宝石をクリックしてからドラッグすると可能です。

 

<ズーム倍率変更>
 マウスホイールを回転させると可能です。
 キャラクターへのズーム倍率を上げ下げ出来ます。
 ホイールなしのマウス利用の場合、又は、マウスのホイール回転に別のマクロを組んでいる場合は、オプションのマクロ設定メニューから、このズームマクロを振り当てるキーの設定が可能です。
 または、画面左上の「ズームバー」を利用しても変更可能です。

<ズームバー>

 

<魔法アイコン一括移動>
 Shiftキーを押しながら、魔法アイコンをドロップすると、隣接している魔法アイコンを一括して移動させることが可能です。

 

ゼスチャー

 2Dクライアントにも、「お辞儀をする」などのジェスチャーがありますが、3Dクライアントではさらに種類が増えて追加されています。

 基本的に、3Dクライアントでのゼスチャーは、2Dクライアントでは見ることが出来ません。
 ただし、ジェスチャーの中のいくつかは、2Dクライアントでも、相手がやっている動作を見ることだけは出来ます。
 以下はその対応表です。
 上が3Dクライアントでのジェスチャーで、それを2Dクライアント側で見るとその下のようなジェスチャーになるということです。
 現在32種類のジェスチャーがあります。ただし、現在はバグで重複ありです。

動作 1.あくび 2.フェイント 3.会釈 4.敬礼1
3D
2D
動作 5.拍手 6.討論する 7.主張する 8.力説する
3D
2D
動作 9.投げキッス 10.社交礼 11.略式礼 12.悩む
3D
2D
動作 13.お辞儀 14.ジグ 15.フォークダンス 16.ダンス
3D
2D
動作 17.部族ダンス 18.腕組み 19.イライラする 20.抗議する
3D
2D
動作 21.うなずく 22.指摘する 23.社交礼 24.敬礼2
3D
2D
動作 25.敬礼3 26.断る 27.万歳 28.歓喜
3D
2D
動作 29.手を振る 30.両手を振る 31.見送る 32.なぜ?
3D
2D

 

 

 

便利機能

 2Dクライアント、3Dクライアントに共通な便利な機能の紹介です。

<ハンドルウインドウ表示>
 Ctrlキー+Shiftキーを押すと表示されます。
 画面内のアイテムや生物に対する名前の表示が「ハンドル(Handle)ウインドウ」だと思えばOKです。
 これまで、オールネームを実行すれば、生物に対しては、その画面内にいる全ての名前を表示できましたが、それに+αで画面内の(影響が与えることが出来る)アイテムが加わったものという理解でOKです。
 実行して出てきた「ハンドルウインドウ」に対して、Wクリックなどの操作が有効になります。
 例えば、これまで、オールネームで表示された死体の名前をクリックすればその死体の棺桶が開いていたのと同じようなものです。

 ちなみに、Ctrlキー+Shiftキーを押したときにこれを表示させなくさせることも可能です。
 そのように設定するには、オプションの「インターフェイス」の項目にある「オブジェクトハンドル」という項目を「オフ」に設定すればOKです。


<スタックアイテム一括移動>
 Shiftキーを押しながらアイテムをクリックしてドラッグすると可能です。


<一括商品購入>
 Shiftキーを押しながら、商品アイコンをWクリックすると可能です。
 NPC店員から物を買う際に、その在庫を全て選択する効果があります。

 

 

 

 


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