■パブリッシュ29 パブリッシュ29では以下の追加、修正、変更が行われます。
□一般的な修正、調整、拡張について
◎キャラクター誕生時のブリテインの街のスタートポイントが「Sweet
Dream’s Inn」からブリテイン東の「Wayfarer’s
Inn」に変更されます。
◎攻撃などの際のダメージ量は、自分、自分のペット、自分の召喚生物、自分の扇動生物が与えたダメージと、受けたダメージが表示されます。
◎派閥に加入しているギルドのギルドメンバーのほとんどがギルドを脱退したとき、そのギルドが派閥から脱退してしまう問題が修正されます。
◎2004年のクリスマスプレゼントの配布が終了します。
◎フェルッカやSPルールシャードで、隠れているギルドメンバー、同盟ギルドメンバー、パーティーメンバーを自動探知することはなくなります。
◎ペットの幽霊がずっと消えない問題が修正されます。修正後は、ペットの幽霊は飼い主が例えオンラインでも24時間で消えることになります。
◎高い魔法使用能力を持つペットがインビジの魔法を頻繁に使用する問題が修正されます。修正後は、インビジの代わりにヒールやグレーターヒールの魔法を使用するようになります。
◎コマンドメニューによりペットのフレンド解除が行えるようになります。
◎ペットのヒットポイントがサーバー境界線を横切る際に回復することがなくなります。
◎サーバー境界線を横切る際に0になっているステータスが回復する問題が修正されます。
◎名前のない同盟ギルドを作成することは出来なくなります。
◎GPが2山になっているときに十分の一税を納めるとキャラクターの重量がおかしくなる問題が修正されます。
◎新規作成されたキャラクターは、ギルドに勧誘されたときのメッセージ表示がデフォルトでOFFになります。
◎トリンシックバンクの看板の誤植が修正されます。
◎トリンシック道具屋の看板の誤植が修正されます。
◎「InvokeVirtue」のマクロがクライアントクラッシュを引き起こすことがなくなります。
◎3Dクライアントで、長い名前のマクロがクライアントクラッシュを引き起こすことがなくなります。
◎3Dクライアントで、スキル表のスキルグループを同時に2つ削除することがクライアントクラッシュを引き起こすことがなくなります。
◎本のタイトルの編集がクライアントクラッシュを引き起こすことがなくなります。
◎ギルドに勧誘されたとき、ギルドに加入するとギルドメンバーから攻撃されることがあるという注意書きが表示されるようになります。
◎ブリテイン西にリコールで来る場合は、安全な場所に自動的に転送されるようになります。
◎ブリテイン西にゲートで来る場合は、安全な場所に自動的に転送されるようになります。ただし、ブリテイン西からゲートで移動する場合は、普通と同じ仕様になります。
◎ペットのスキル値が100を超えていた場合でも、死ぬことを繰り返してスキル値が低下してしまうと、スキル値100を越える部分については、ペットのスキル上げなどによってスキルを元に戻すことが出来ない問題が修正されます。
つまり、例えば、あるペットのあるスキル値が105の場合、修正後は死んでスキルロスした場合でも、元々あったスキル値105までスキルを上げることが出来るというものです。 ちなみに、この修正はパブリッシュ29で導入予定ですが、修正が適用されるのはパブリッシュ29後に湧いた生物をペットにしたものについてのみです。 ただし、パブリッシュ29より前のペットでも、「元々あったスキル値」ではなく「パブリッシュ29導入時のそのペットのスキル値」までスキル値を上げることが出来ます。
□アイテム関連の修正、変更について ◎ワンド連続使用時の待ち時間は、通常の魔法と同じ待ち時間になります。この変更により、ワンドからの魔法使用にもファストキャストの適用があるようになります。
◎服ブレスDEEDは、UOSEで追加されたアイテムにも正しく使用できるようになります。
◎フキヤとシュリケンは黄色ネームのNPCに使用することが出来なくなります。
◎「Dread
Pirate
Hat」のプロパティーが変更されます。
◎零話スキル値がプラスになるマジックアクセサリーが出るようになります。
◎White
Wyrmは、MAFのGold
Brickを食べることがなくなります。
◎ソウルストーン内のスキル値がリセットされるとき、アニメーションすることがなくなります。
◎家のカスタマイズモードから出た後、Hearth
of the Home
Fireの向きが変わってしまうことがなくなります。
◎Boltがダンジョンの宝箱に湧くようになります。
◎家の所有者ではない者がヤドリギをDEEDに戻そうとするときのメッセージの誤植が修正されます。
◎家が取り壊されるとき、ハウスアドオンは消えずに残ることになります。
◎プレイヤーは既にアイテム保証制度が掛けられていてブレス属性状態であるアイテムのアイテム保証制度状態を解除することが出来るようになります。
◎ビッグフィッシュを切ると今までよりも多くのフィッシュステーキが得られるようになります。得られる数は、「ビッグフィッシュの重さ÷5」で、最低でも4のフィッシュステーキが得られるようになります。
◎フィニガンスタチューに関する問題が2つ修正されます。
◎スタックする戦利品の分配がパーティーで正しく行われていなかった問題が修正されます。
□戦闘関連の修正、変更 ◎スペシャルムーブを使用せず移動しながら弓を使用出来る問題が修正されます。
◎アニマルフォームで変身中はボーラを使用することが出来なくなります。
◎ボーラによる再騎乗までの待ち時間は、ヒリュウとレッサーヒリュウに対しても正しく発生するようになります。
◎ライディングスワイプを使用して犯罪者か殺人者をディスマウントさせると、犯罪フラグが立ってしまう問題が修正されます。
◎扇動、またはコントロールされた生物が、攻撃者をヒールすることはなくなります。
◎ムービングショットを使用し、矢が当たる前にアーマーイグノアを使用することが出来る問題が修正されます。
◎呪文が使用されたとき、スペシャルムーブが自動的に使用される問題が修正されます。
◎ライトニングストライクがディスアームの待ち時間をなくす問題が修正されます。
□呪文の調整 ◎召喚デーモンのコントロールスロットが5から4になります。
◎エアーエレメンタル、ウォーターエレメンタルのAIとダメージが改善されます。
◎ミラーイメージは、マルチターゲット呪文の影響を受けます。
◎犯罪者のミラーイメージの名前が青になっていた問題が修正されます。
◎マナドレインの呪文が稀にターゲットのマナを回復させなかった問題が修正されます。
◎船上でのフィールド魔法が船を停止させることはなくなります。
□生物と湧きの修正、調整 ◎男性のロウニンは、女性のロウニンと戦利品が同じになります。
◎ファンダンサーの戦利品量が減らされます。
◎レッサーヒリュウの戦利品内容が悪くなります。
◎ドゥームのガーディアンは、レベル3〜4の宝の地図をランダムに落とすのではなく、レベル1〜3の宝の地図をランダムに落とすようになります。
◎Dark
Fatherの死体を骨に変えるために、アニメイトデッドを使用することは出来なくなります。
□特効の変更 ◎「ブラッドエレメンタル」の出現確率が上昇します。
◎Ice
Elementalに「スノーエレメンタル」の効果が生じるようになります。
◎Sand
Vortex、Efreetに「エレメンタル」の効果が生じるようになります。
◎亜人、Wolf、爬虫類、悪魔の効果がある生物が更新されます。
◎Yomotsu系モンスター、Fan
Dancerに対して「亜人種」の効果が発生しなくなります。
◎Fan
Dancerに「悪魔系」の効果が生じるようになります。
◎「デーモン」は「悪魔系」に変更されます。
◎「デーモン」が「悪魔系」に変更された後は、「デーモン」は湧かなくなります。
■Dread Pirate Hatの変更
パブリッシュ29で、MAFのDread Pirate Hatのプロパティーが変更されます。
ちなみに、現在あるDread Pirate
Hatは、遡って変更されるのではなく、そのままの状態で残ります。 よって、パブリッシュ29後はレアアイテムになるので、今のものが欲しい人はパブリッシュ29までに入手するようにするといいでしょう。
変更後のDread
Pirate Hatのプロパティーは以下のようになります。
◎Dread Pirate Hat ○スキル値
+10(ランダム) ○DEX +8 ○ナイトサイト ○命中 +10% ○炎抵抗 (FR) 5% ○冷気抵抗 (CR)
14% ○毒抵抗 (PR) 10% ○エネルギー抵抗 (ER) 5% ○装備体力 10 ○耐久性 255 /
255 *ランダムに付くスキル値は、解剖学、戦術、ソード、メイス、フェンシング、アーチェリー、レスリングのどれかです。
■タウンインベーションシステムの導入
パブリッシュ29でタウンインベーションシステムが導入されます。
◎トラメルとフェルッカのブリテイン北部に「タウンインベーションシステム」が導入されます。
○これは、亜人種モンスターによる街への進行イベントのようなもののモンスター湧きです。
○ここで湧くモンスターには、緑色をした「general」という表記のものもあり、普通のモンスターよりも強くなっています。
◎タウンインベーションシステムによる危険回避のため、次の仕様が導入されます。
○キャラクター誕生時のブリテインの街のスタートポイントが「Sweet Dream’s
Inn」からブリテイン東の「Wayfarer’s Inn」に変更されます。
○ブリテイン西にリコールで来る場合は、安全な場所に自動的に転送されるようになります。
○ブリテイン西にゲートで来る場合は、安全な場所に自動的に転送されるようになります。ただし、ブリテイン西からゲートで移動する場合は、普通と同じ仕様になります。
◎Power、Vanquishing、Mystic表記の武器が追加されます。
○これらの武器は、Power、Vanquishing、Mysticの順でレア度が増します。 ○Powerは、武器ダメージ+30%が常に付き、その他何らかのプロパティーがランダムに2つ付く武器です。 ○Vanquishingは、武器ダメージ+35%が常に付き、その他何らかのプロパティーがランダムに3つ付く武器です。 ○Mysticは、武器ダメージ+40%が常に付き、その他40〜80%の効果程度を持つ何らかのプロパティーがランダムに4つ付く武器です。
○これらの武器は、タウンインベーションシステムで湧く「general」表記のモンスターから入手できます。
○これらのPower、Vanquishing、Mysticなどのオールドグルーピングウェポンの入手には、ステータスの運は関係せず、一定確率になっています。
◎タウンインベーションシステムが何かというと、簡単に言えば、とりあえずはイベント用の湧きシステムとして利用するものだと思っていればいいのですが、その最初に利用されるイベントが、米公式サイトに「A
Mystical Beginning」(こちら)として、日本公式サイトに「暗闇からのはじまり」(こちら)として案内されています。
このタウンインベーションシステムは、このようにイベント用なので、今のところずっと設置されるものではなく、このイベントが終われば一旦なくなるようです。
そして、Power、Vanquishing、Mystic表記の武器は、現在のところ、タウンインベーションシステムで湧く「general」表記のモンスターからのみ一定確率で入手できる予定になっています。 よって、イベントが終わって、タウンインベーションシステムがなくなった後は、現在のところ、それらの武器を入手することは出来ないということになります。 ただし、このシステムは一度使用して終わりというわけではなく、後に、別のイベントで利用されたり、イベントとは無関係にどこかの場所に常設される可能性も高くなっています。
パブリッシュ29が導入されると、タウンインベーションシステムが設置され、そこでプレイヤーが敵を倒した数がシャードごとにカウントされるようになっているようです。
おそらく、一定数以上の討伐があったときや、一定期間で設定された討伐数に満たなかったときなどにイベントの様子が変わるように設定されていると思います。
これは、前に行われていたEWEっぽい感じではありますが、どちらかというと、UOLBRのウリの1つとして導入すると発表されていたものの、導入されていなかった「ゲームに深く入り込んで行く内に、隠されている新しいストーリーを発見することになるだろうが、彼らの行動によりゲーム内のイベントの結果が左右されることもある。例えばあるモンスターのグループが街を乗っ取ろうとしている場合、プレイヤーによる充分な反撃がなければ、その街はモンスターの手に落ちてしまうだろう」というような仕様を、今になって導入しようとしているのかもしれません。
■タウンインベーションシステム情報
パブリッシュ29のタウンインベーションシステムの情報です。
まず、タウンインベーションシステムが導入されて、タウンインベーションシステムのモンスターが湧いているのは、トラメルとフェルッカのブリテインの街北部(こちらの12/13R辺り)です。
この湧き場所は、湧きの進行状態によって異なり、各シャードで少しズレがあるかもしれません。
ただ、湧きが最大になっても、その場所周辺から、ブリテインの街の西地域までとなっています。
今回のタウンインベーションシステムで湧くモンスターは、サイクロプスやリザードマン、アースエレメンタルなどの亜人系のモンスターで、下の図のように赤ネームで表示されるモンスターです。
また、それらの湧きに混ざって、以下の図のような緑色をした「General」の表記が付いたモンスターが湧くこともあります。
この緑色をした「General」の表記が付いたモンスターは、元になっている普通のモンスターよりも少し強いモンスターです。
今回のタウンインベーションシステムで湧くモンスターは、狩らないで放置しておくと湧きの範囲が広がり、狩っていくと湧く数が減り湧きの範囲が小さくなっていくようです。
数多く狩っていき、湧く数が減り湧きの範囲が小さくなっていくと、以下の図のような「スカウト」表記が付いたリザードマンが湧くようです。
この段階になると、もうそれ以上、このリザードマンを狩っても狩らなくても湧きの様子が変わることはありません。
つまり、モンスターによる街への侵攻の第1段階は阻止出来たということのようです。
そして、この状態からかなり時間が経過すると、再度モンスターによる湧きが復活して・・・と続くようです。
ちなみに、ステルスするスカウト表記が付いたリザードマンも登場するようですが、こちらの方は、普通の「スカウト」表記が付いたリザードマンと違って、狩るとその後の湧きの様子などに変化を与える原因の1つになるようです。
このリザードマンは、薄っすらと姿が見える形でブリテインの街の中にひっそりと湧いているようです。
■タウンインベーションシステム情報2
パブリッシュ29のタウンインベーションシステムの情報です。
現在は、パブリッシュ29が導入されて間もないため、なかなかジェネラルが湧いているのを見れないという人もいるかと思いますが、このタウンインベーションシステムの湧きが完全に停止することはしばらくないようです。
よって、導入から何日か経過すると、湧きが放置されていることも多くなり、自然とジェネラルなどを見る機会も増えると思いますので、ジェネラルが見たいとあまり焦る必要はないようです。
タウンインベーションシステムの湧きは、2、3週間以上は続くだろうということなので、次のパブリッシュがあるまでは大きな変化はないかもしれません。
ちなみに、フェルッカはやはり人が少ないので、ジェネラルなどの湧きをすぐに見れると思います。
そして、ブリテインのバンクには、以下のような黄色ネームのリザードマン「セキュリティーコンサルタント」が登場しています。
このリザードマンは、悪徳コンサルタントのような設定で、もしモンスターの湧きが街まで迫っていた場合は、規定量以上のゴールドをドロップしてこのコンサルタントに渡すと、ブリテインの街や周辺のモンスターの湧きが減り、ブリテイン北部の山周辺の湧きのみになるようです。
ただし、コンサルタントへのゴールドの譲渡は、一度規定量以上を渡せばそれで2度と街と街周辺の湧きがなくなるというわけではなく、一定時間しか効果がないため、継続して街と街周辺の湧きを減らそうと思うならば、1時間ごとぐらいに規定量以上のゴールドを渡すことが必要です。
また、「ゴールド」には、MAFのGold Brickも含まれ、GPを渡すよりもGold Brickを渡す方が効果があるようです。
ちなみに、GPを渡したときは以下のようなメッセージが出ます。
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