◆徳システム＠慈悲◆
０５/０５/０９　UPDATE

徳システム概要

各種徳システム
献身　　謙譲　　名誉　　霊性　　慈悲　　武勇　　誠実　　正義

　まず、徳システムの一般的な部分は、「徳システム概要」を参照しておいて下さい。

　慈悲の徳は次のように言い表されてきました。
　「慈悲とはその者の友たる生き物への分け隔てない共感である」

　慈悲の徳システムは、この言葉に基づき、プレイヤーが「NPC」と「囚われのNPC」をエスコートするということが基本コンセプトです。

　具体的には、それらのNPCが行きたがっている街やダンジョンに、それらのNPCをエスコートして連れて行き、慈悲の徳を入手するというものです。

　やり方は簡単です。

　「NPC」か、「囚われのNPC」のエスコートを行い、それを完了させるだけです。
　エスコートには、これ以外に、ヘイブンでヤングプレイヤー限定で発生するヤングのためのNPCエスコートも存在しますが、このエスコートでは慈悲の徳は入手出来ません。

　エスコートについての行い方については、後述の「エスコート解説」を参照しておいて下さい。

　慈悲の徳システムを行うことに関しては以下のような条件があります。

◎ヤングプレイヤーは、慈悲の徳ポイントを入手できません。
　これは、前述の、ヤングプレイヤー限定のヘイブンでのエスコートによっては慈悲の徳ポイントは入手できないということではなくて、ヤングプレイヤーであるならば、通常のエスコートを完了させても慈悲の徳ポイントは入手できないということです。

◎慈悲の徳ポイントは、２４時間あたり５回までしか入手出来ません。
　最初にエスコートをした時間から２４時間が経過すればエスコート回数はリセットされ、その後に初めてエスコートをした時間から２４時間が経過するまでに５回のエスコート制限を受けることになります。

◎時間による制限回数を超えて行われるエスコートについては、慈悲の徳ポイントの入手のない普通のエスコートになります。

　まず、エスコートを待ち受けているNPCを探します。
　エスコートを待ち受けているNPCは、大抵各街の中心部ではないところに多くいます。
　そして、エスコート待ちのNPCは、特徴として、その場から動くことはなく、必ず静止しています。
　また、以下の図のようなエスコートNPCとして典型的な格好をしているようなNPCも多いですので、それらを探す目安にしてみるといいでしょう。

　さらに、探す場合は、エスコート待ちのNPCは、「Destination」（＠目的地）と喋ると反応があるので、それを目安にするのが１番探しやすいかもしれません。
　マクロなどにこの文字列を登録し、喋りながら街中を探すと反応のあるNPCが見つかるはずです。
　反応としては、以下の図のようなものになります。

　NPCの反応は、エスコートを待っているという趣旨の返事で、赤線の部分がそのNPCが行きたい場所になります。
　上の図の場合だと、ニュジェルムの街です。

　エスコート待ちをしているNPCは、「Destination」（＠目的地）と喋ることをしなくても、その近くを通るだけで、以下の図のように話し掛けてくることもあります。

　この場合も、エスコート待ちをしているということを言っており、赤線の部分がその行き先になります。
　行き先は、街以外に、「Dungeon」（ダンジョン）、「inn」（宿屋）、「tavern」（酒場）、「shrine」（神殿）があります。

　「Destination」（＠目的地）と喋ることなどで、エスコート待ちのNPCを見つけたならば、「I will take thee」（＠エスコート）と喋ることで、そのNPCのエスコートを引き受けることが出来ます。

　引き受けると、NPCから上の図のような反応があります。
　
　この後は、そのNPCをその目的地まで連れて行けばそのエスコートは完了になります。
　連れて行く方法は、物理的に無理な場合もありますが、ゲートの魔法や、ムーンゲート、徒歩、船などのどれでも可能です。　

　目的地にエスコートできた場合は、上の図のようなメッセージが表示され、少しのフェイムと３００GPほどが入手でき、前述の条件を満たしているならば、慈悲の徳ポイントが入手できます。

　ちなみに、NPCエスコートには条件があり、一度に引き受けることが出来るエスコートは１つだけです。
　また、エスコートを完了させればすぐに次のエスコートを引き受けることは出来ず、エスコートを引き受けてから次のエスコートを引き受けるまでの待ち時間もあり、待ち時間は５分です。

　もし、待ち時間を待たずにエスコートを引き受けようとした場合は、上の図のようにその待ち時間の表示がなされます。

　ちなみに、目的地を聞くことや、エスコートを引き受けることは、「コマンドメニュー」で行うと便利な場合もあります。
　詳しくは、マニュアル「コマンドメニュー」の「エスコートの場合」を参照。

　まず、エスコートを待ち受けている囚われのNPCを探します。
　エスコートを待ち受けている囚われのNPCは、街にはおらず、特定のフィールドか、特定のダンジョンの中にいます。
　よくいる場所は、北極（デシート）、ダンジョンデスパイス周辺、デルシアの街北部、ダンジョンロングレベル２、オークダンジョンレベル２などです。

　囚われのNPCは、モンスターに囚われているという設定で、以下の図のような光景が典型的なものです。

　オークや、山賊、リザードマンなどに囚われている場合があり、それらのモンスター＋宝箱２つ＋囚われのNPCというセットで発生します。
　発生するのはランダムで、いつ発生するのかは分かりません。
　また、発生した後は、一定時間が経過すれば消滅してしまいます。

　囚われのNPCのエスコートをする場合は、普通のNPCエスコートの場合と違って、まずNPCの鎖を解く必要があります。
　鎖の解き方は、そのNPCの近くまで行って、そのNPCをWクリックするだけです。

　Wクリックすると上の図のようなメッセージが表示されてます。
　この鎖をWクリックするということが、その囚われのNPCのエスコートを引き受けるということになります。
　エスコートの行き先は、上の図の赤線の場所に表示され、この場合だとマジンシアになります。
　行き先は、街以外に、「Dungeon」（ダンジョン）、「inn」（宿屋）、「tavern」（酒場）、「shrine」（神殿）があります。
　ちなみに、普通のNPCエスコートの場合と違って、後に行き先を確認することは出来ませんので、上の図のメッセージを見逃した場合はジャーナルで行き先を確認しましょう。

　後は、そのNPCをその目的地まで連れて行けばそのエスコートは完了になります。
　連れて行く方法は、物理的に無理な場合もありますが、ゲートの魔法や、ムーンゲート、徒歩、船などのどれでも可能です。

　目的地にエスコートできた場合は、上の図のようなメッセージが表示され、少しのフェイムと４００GPほどが入手でき、前述の条件を満たしているならば、慈悲の徳ポイントが入手できます。

　入手する徳ポイントと、エスコートで得られる慈悲の徳ポイントの量との関係は以下の表のような関係になります。

　つまり、下の表のように、囚われのNPCのエスコートでの場合は普通のエスコートの２倍になります。

　腐敗については、週に１度だけしか腐敗はしません。
　１週間の起算は、自分が慈悲の徳ポイントを最初に得た曜日が基準になります。
　例えば、日曜日からスタートしたならば、日曜日のメンテナンス明けの最初のログイン後に慈悲の腐敗が起こります。
　徳の腐敗は、ログインしていなくても発生するため、何週間もログインしていない場合でも、経過週分の腐敗が発生します。

　腐敗するポイントは、どの段階であっても毎週３００ポイントです。これは、NPCエスコート３回で入手出来るポイントと同じです。
　ただし、徳の腐敗が進行しても、徳の第１段階のすぐ下のポイントである１９９９までしか腐敗はしません。
　つまり、１度、NPCエスコート３回分をすればすぐに徳の第１段階に復帰できるようにはなっています。

　ちなみに、腐敗する量は現在、バグで仕様の３００ポイントよりも少なくなっている場合もあります。

　慈悲の徳の段階と、その段階で付く称号については以下です。

　徳のステータス画面で表示される、慈悲の徳の各段階での徳のステップについての英文は以下です。
　ただし、徳の達成状態は、この表示よりも、徳ガンプの慈悲の徳上の称号と、徳のステータス画面の一番上の赤丸・青丸の表示を見た方が分かりやすいでしょう。

　慈悲の徳を第１段階でもマスターしたならば、そのときから得を入手できます。

　慈悲の「得」としては、「他人を」通常状態で蘇生したときよりも有利な条件で蘇生できるようになります。
　この徳を使用したときは、その「得」は蘇生時に自動判定されます。

　通常、死んだ者を蘇生した場合は、相手のHPは１の状態で蘇生されますが、慈悲の徳の第一段階以上をマスターしているならば以下のような条件で相手を蘇生出来るようになります。
　この蘇生にはスクロールによる蘇生も含みます。

　ちなみに、この徳の使用を行うためには、蘇生の魔法使用能力か、治療スキル能力を持っていなければならないことに注意しておきましょう。

◎慈悲の徳システムのエスコートで入手出来る徳は、囚われのNPCの場合は普通のエスコートの２倍になります。

◎ダンジョン行きのエスコートと、街行きのエスコートで徳の入手の違いはありません。また、ヘイブンで発生する普通のものとは違うエスコートは徳の獲得の対象外です。

◎霊性の徳システムの得が自分が死んで復活する場合の復活時のヒットポイントの増加で、慈悲の徳システムの得が死んだ自分以外を蘇生する場合の復活時のヒットポイントの増加になります。

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