マニュアル

◆徳システム@正義◆
09/04/25 UPDATE

徳システム概要

各種徳システム
献身  謙譲  名誉  霊性  慈悲  武勇  誠実  正義

 

正義(Justice)の徳システム

 まず、徳システムの一般的な部分は、「徳システム概要」を参照しておいて下さい。

 正義の徳は次のように言い表されてきました。
 「正義は人の営みにおいて正しい事と誤っている事の見極めであり、そして、その正しさへの愛である」

 正義の徳システムは、プレイヤーが赤ネーム(殺人者)プレイヤーを抹殺するということが基本コンセプトです。

 具体的には、赤ネーム(殺人者)プレイヤーを抹殺ということでも、特に、ボス湧きシステムに挑戦中のプレイヤーを、赤ネームのプレイヤーから保護するというものです。

 

 

 

正義の徳システムの行い方

 

徳の入手方法

 正義の徳を入手する方法は簡単です。

 単純に赤ネーム(殺人者)状態であるプレイヤーを殺害すればいいだけです。
 殺害すれば、その都度、正義の徳が入手出来るようになっています。

 ただし、不正に徳を入手することをある程度防止するために、合計スキル値の低い赤ネームのプレイヤーを殺害しても徳はほとんど入手出来ないようになっています。

 

 

 

正義の徳データ

 

徳ポイント獲得データ

 赤ネームのプレイヤーを殺害した場合に入手出来る徳ポイントは、その赤ネームのプレイヤーの合計スキル値によって変化します。
 これは、赤ネームのプレイヤーの合計スキル値が多ければ多いほど、その時に獲得する徳ポイントが多くなるということです。
 合計スキル値700程度の赤ネームのプレイヤーを殺害した場合に得られる徳ポイントの値は、大体以下のようになっています。

徳の段階 必要正義ポイント値 殺害回数
第1段階 1200ポイント 約6回分
第2段階 3200ポイント
(第1段階達成から2000ポイント)
約16回分
(10回分)
第3段階 7200ポイント
(第2段階達成から4000ポイント)
約36回分
(20回分)
◎合計スキル値700程度の赤ネームのプレイヤーを殺害した場合についての表です。
◎腐敗は1週間に一度だけ起こり、腐敗ポイントは200ポイントです。これは、合計スキル値700程度の赤ネームのプレイヤーを1回殺害することと同じです。
◎ポイントに腐敗が発生しても1199までしか腐敗しません。

 腐敗については、週に1度だけしか腐敗はしません。
 1週間の起算は、自分が正義の徳ポイントを最初に得た曜日が基準になります。
 例えば、日曜日からスタートしたならば、日曜日のメンテナンス明けの最初のログイン後に正義の腐敗が起こります。
 徳の腐敗は、ログインしていなくても発生するため、何週間もログインしていない場合でも、経過週分の腐敗が発生します。

 腐敗するポイントは、どの段階であっても毎週200ポイント程度です。これは、合計スキル値700程度の赤ネームのプレイヤーを1回殺害することで入手出来るポイントと大体同じです。
 ただし、徳の腐敗が進行しても、徳の第1段階のすぐ下のポイントである1199までしか腐敗はしません。
 つまり、1度、合計スキル値700程度の赤ネームのプレイヤーを殺害すればすぐに徳の第1段階に復帰出来るようになっています。

 

 

称号

 正義の徳の段階と、その段階で付く称号については以下です。

段階 称号
第1段階 Seeker(求道者) of Justice
第2段階 Follower(信奉者) of Justice
第3段階 Knight(騎士) of Justice

 

 

徳のステップ

 徳のステータス画面で表示される、正義の徳の各段階での徳のステップについての英文は以下です。
 ただし、徳の達成状態は、この表示よりも、徳ガンプの正義の徳上の称号と、徳のステータス画面の一番上の赤丸・青丸の表示を見た方が分かりやすいでしょう。

各段階での徳のステップ メッセージ
徳未使用段階
ステップ0 「You have not even started on the path of this Virtue.」
(あなたは、この徳の道をまだ進んでいません)
徳の第1段階
ステップ1 「You have barely begun your journey through the path of this Virtue.」
(あなたは、この徳の道を進み始めたばかりです)
ステップ2 「You have progressed in this Virtue, but still have much to do.」
(あなたは、この徳をマスターし始めていますが、まだするべき多くのことがあります)
ステップ3 「Your journey through the path of this Virtue is going well.」
(あなたはこの徳の道をうまく進んでいます)
ステップ4 「You feel very close to achieving your next path in this Virtue.」
(あなたは、もうすぐこの徳の段階をマスターするでしょう)
ステップ5 「You have achieved a path in this Virtue.」
(あなたは、この徳の段階をマスターしました)
徳の第2段階
ステップ1 「You have barely begun your journey through the path of this Virtue.」
(あなたは、この徳の道を進み始めたばかりです)
ステップ2 「You have progressed in this Virtue, but still have much to do.」
(あなたは、この徳をマスターし始めていますが、まだするべき多くのことがあります)
ステップ3 「Your journey through the path of this Virtue is going well.」
(あなたはこの徳の道をうまく進んでいます)
ステップ4 「You feel very close to achieving your next path in this Virtue.」
(あなたは、もうすぐこの徳の段階をマスターするでしょう)
ステップ5 「You have achieved a path in this Virtue.」
(あなたは、この徳の段階をマスターしました)
徳の第3段階
ステップ1 「You have barely begun your journey through the path of this Virtue.」
(あなたは、この徳の道を進み始めたばかりです)
ステップ2 「You have progressed in this Virtue, but still have much to do.」
(あなたは、この徳をマスターし始めていますが、まだするべき多くのことがあります)
ステップ3 「Your journey through the path of this Virtue is going well.」
(あなたはこの徳の道をうまく進んでいます)
ステップ4 「You feel very close to achieving your next goal in this Virtue.」
(あなたは、もうすぐこの徳をマスターするでしょう)
ステップ5 「You have achieved the highest path in this Virtue.」
(あなたは、この徳を完全にマスターしました)

 

 

 

正義の得

 正義の徳を第1段階でもマスターしたならば、そのときから得を実行することが可能となります。

 正義の得については、徳を入手しただけで自動的に得をするものではなく、得をしようとするための行為が必要です。

 

得の実行方法

 まず、正義の徳の能力は、殺人者ではなく犯罪者でもない他人のキャラクターを保護するという能力になります。

 正義の得を得るために、正義の徳を使用して、他のプレイヤーを保護しようとする者は、徳ガンプの正義の徳アイコンをWクリックし、出て来たターゲットカーソルを、保護したいプレイヤーにターゲットすることが必要です。
 このとき、正義の徳で「保護されようとする者には」、以下のような画面が表示されます。

 画面中央部の「player」という表記がある部分が、保護を申し出てきたプレイヤーの名前になります。
 もし、このプレイヤーからの正義の保護を受けたい場合は、「Yes・・・」にチェックマークを入れて「OKAY」ボタンを押します。
 もし、このプレイヤーからの正義の保護を受けたくない場合は、「No・・・」にチェックマークを入れて「OKAY」ボタンを押します。
 ちなみに、「No・・・」にチェックマークを入れて「OKAY」ボタンを押した場合は、正義の徳の保護を申し込んできたプレイヤーは、その後15分間は、新たに誰に対しても正義の徳の保護を申し込むことは出来なくなります。

 この正義保護関係は、保護する者と、保護される者に築かれますが、それら両者に、実際に何か防御力が上がったりするなどの保護があるということではありません。
 これは、保護した者が、後述のような得をする状態であるということを示す関係に過ぎません。

 

正義保護関係を築くための条件

 正義の徳の正義保護関係を築くための条件は以下になります。

 ちなみに、条件が満たされていないため、正義保護関係が築かれなかった場合は、正義保護関係を築くことを断られた場合と違って、15分の徳の使用の制限を受けることはありません。
 また、このとき、保護されようとした者には、どのようなメッセージも表示されません。

◎保護する者が最低でも徳の第一段階をマスターしなければなりません。

◎保護する者が、もし、正義の徳の保護の申し出を断られたことがあるならば、その保護の申し出を断られてから15分以上経過していることが必要です。
 この時間は、現実時間で15分です。

◎保護する者が一般人(青ネーム)であることが必要です。
 ただし、正義保護関係を築いた後に、保護する者が、犯罪者(灰色ネーム)、殺人者(赤ネーム)になった場合は、自動的に正義保護関係が消滅するのではなく、保護される者に正義保護関係を消滅させられるか、保護される者か自分がログアウトするまではその効果は継続します。

◎保護される者が既に他人から保護を受けていないことが必要です。
 誰かに既に保護を受けている場合は、その正義保護関係を消滅させない限り、新たに保護を受けることは出来ません。
 また、誰かに既に保護を受けている場合は、誰かを保護することも出来ません。ちなみに、これは、正義保護関係を保護する者と、保護される者がそれぞれ「掛け合う」ことは出来ないということを意味します。

◎保護される者が一般人(青ネーム)であることが必要です。
 ただし、正義保護関係を築いた後に、保護される者が、犯罪者(灰色ネーム)、殺人者(赤ネーム)になった場合は、自動的に正義保護関係が消滅するのではなく、自分自身で正義保護関係を消滅させるか、保護する者か自分がログアウトするまではその効果は継続します。

◎保護する者と、保護される者が、フェルッカに存在する必要があります。
 ただし、正義保護関係が築かれた後に、それらの者の一方か、両方が、フェルッカ以外の地域に移動した場合は、自動的に正義保護関係が消滅するのではなく、保護された者が正義保護関係を消滅させるか、保護する者か保護された者がログアウトするまではその効果は継続します。

 

正義保護関係の消滅条件

 正義の徳の正義保護関係が消滅する条件は以下になります。
 ちなみに、正義保護関係が消滅した場合は、保護する者と、保護される者の両方に、正義保護関係がなくなったという旨のメッセージが表示されます。

◎保護される者がコマンドメニューで「保護解除」を選択したとき
 保護される者は、いつでもコマンドメニューから正義保護関係を消滅させることが出来ます。

◎保護する者か、保護される者がログアウトしたとき

 

 

スクロール同時入手確率アップ

 以上のようにして、得を得るための正義保護関係を築いた後に初めて、正義の得が発揮されることになります。

 正義の「得」としては、正義の徳の保護を受けているプレイヤーが、フェルッカの特典ゾーンのボス湧きシステムで、パワースクロール、スキルプラススクロールを入手出来た場合、正義の保護を与えたプレイヤーも、同時にパワースクロール、スキルプラススクロールを入手する確率が増えるというものです。

 ただし、この得により、保護する者と、保護される者が同時にパワースクロール、スキルプラススクロールを入手する場合、その入手するパワースクロール、スキルプラススクロールは全く同じものではありません。
 パワースクロール、スキルプラススクロールのスキル名、プラスされる数値などが何になるのかは各仕様の範囲内でランダムです。

 ちなみに、ボス湧きシステムについては、戦闘帖「ボス湧きシステム」を参照しておいて下さい。

 入手出来る確率は、正義の徳の保護を、保護する相手に使用したときの正義の徳の段階で異なり、以下の表のようになっています。

段階
第1段階  保護した相手がパワースクロール、スキルプラススクロールを入手した場合、同時に入手確率60%でパワースクロール、スキルプラススクロールを入手出来ます。
第2段階  保護した相手がパワースクロール、スキルプラススクロールを入手した場合、同時に入手確率80%でパワースクロール、スキルプラススクロールを入手出来ます。
第3段階  保護した相手がパワースクロール、スキルプラススクロールを入手した場合、同時に入手確率100%でパワースクロール、スキルプラススクロールを入手出来ます。
◎保護した相手がパワースクロール、スキルプラススクロールを入手出来なかった場合は、当然ながら、第3段階の状態で得を使用していても、パワースクロール、スキルプラススクロールは入手出来ません。

 ただし、この表のように正義の保護を与えたプレイヤーと、正義の保護を受けているプレイヤーが、同じようにパワースクロール、スキルプラススクロールを入手するためには、共に同じ内部サーバーで、かつ共に200マス以内にいなければなりません。
 例えば、一方がダンジョンにいて、もう一方がロストランドにいる場合は、この効果は発揮されません。
 もちろん、一方がトラメルのダンジョン、一方がフェルッカのダンジョンというようにファセットが違う場合もこの効果は発揮されません。

 ちなみに、保護した者が、この正義の得の効果により、パワースクロール、スキルプラススクロールを入手した場合は、「正義の徳への貢献により報酬を得ました」(You have been rewarded for your dedication to Justice!)と表示されます。

 

 

 

その他の情報

◎正義の徳は、保護された(正義の徳を使用された)者には「システム的には」何の得もありません。
 これは、本来は、保護された者がボス湧き地域で戦う際に、その保護した人物が保護された者をPKなどの攻撃から守る代わりに、保護された者がパワースクロール、スキルプラススクロールを入手した際に、保護した者が同じようにパワースクロール、スキルプラススクロールを貰うという「当然あるべき保護のお礼」のようなことを予定しています。
 よって、保護された者が、保護した者から何の補助もないようならば、それは「保護され損」です。
 なので、特に、見知らぬ人に正義の徳を受ける際には、正義の徳を安易に受けないように注意する方がいいかもしれません。
 
◎上記のようなことにより、この正義の徳は、ボス湧きに行く際に、ギルドメンバーなどの知り合い同士で使用するという状態がお勧めとなります。

◎もし、うっかり正義の徳の保護を知らない人から受けてしまった場合で、解除したいときは、自分自身のコマンドメニューの「保護解除」を選択すればOKです。

◎正義の徳は、殺人者を殺してすぐに蘇生して更に殺して・・・、という方法で簡単に入手することが出来ないように、入手後に更に入手するには一定時間が必要となっています。

 

 

 

 


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