◆徳システム＠概要◆
０５/０５/０９　UPDATE

徳システム概要

各種徳システム
献身　　謙譲　　名誉　　霊性　　慈悲　　武勇　　誠実　　正義

　徳システムとは、UOに存在している「徳」の哲学に基づき導入されたシステムです。
　ブリタニアの徳は８つの徳から成り立っています。
　この８つを、ゲームシステムに関連付けたものが徳システムです。

　この徳システムは、「ウルティマ」の要素を含むものですが、基本的に同じものではなく、あくまでも「ウルティマオンライン」の新規システムとなっています。

　徳システムとは、簡単に言えば、８つの徳の名前にちなんだ、８つのミニゲーム的な仕様が存在するということになっています。

　基本的に、徳システムは、「得システム」と言われるように、それらを修得すれば何らかの「得」があるようになっています。

　徳システムの行い方の解説です。

　徳システムは８つありますが、行い方は基本的には共通なので、まずはこれを知っておきましょう。

　徳の実行方法は、徳ガンプ（ウインドウ）を出現させることから始まります。
　徳ガンプは、ペーパードールの上にある徳アイコンをWクリックすることで出現します。

＜徳アイコン＞
左が２Dクライアント、右が３Dクライアントです

　この徳アイコンをWクリックすると以下のような徳ガンプが出現します。

　徳ガンプは、上の図のように８つの徳アイコンとステータスボタンで構成されています。
　カーソルを徳のアイコン上に載せると、そのアイコンが何の徳なのかということが表示されます。
　上の図の場合は、「しずく」にカーソルが載っているため、中央部に、しずくがイメージの徳である「Sacrifice」（献身）と表示されています。

　各徳の段階には、それぞれで３段階あり、この徳アイコンの表示は、徳が進むにつれて色が付いてきます。
　また同時に、徳アイコンを載せたときの中央部の表示も、段階に応じた称号がついたものになります。

　例えば、上の図の表示は献身の徳を最終段階までマスターしたときの表示です。
　徳アイコンの色は、オレンジになり、中央部には、マスターした称号である「Knight of Sacrifice」という称号が表示されます。

　まず、各徳アイコンと、それが何の徳を表しているのかというのは以下の表のようになります。
　そして、徳の段階が進むと何色になるかというところは、基本的には、第一段階が灰色、第二段階が、最終段階の色の薄い色が付くものだという理解でいいでしょう。

徳	シンボル	第１段階	第２段階	第３段階
献身 （Sacrifice）		薄い灰色	ライトオレンジ	オレンジ
謙譲 （Humility）		薄い灰色	ミディアムグレイ	黒
名誉 （Honor）		薄い灰色	ライトパープル	紫
霊性 （Spirituality）		薄い灰色	ペイルグレイ （薄い灰色）	白
慈悲 （Compassion）		薄い灰色	ペイルイエロー （薄い黄色）	黄色
武勇 （Valor）		薄い灰色	ピンク	赤
誠実 （Honesty）		薄い灰色	ライトブルー	青
正義 （Justice）		薄い灰色	ライトグリーン	緑

　
　徳の段階と、その段階で付く称号については以下です。

　
　徳システムを使用したい場合は、使用したい徳のアイコンをWクリックします。
　そうするとその徳の使用を行ったことになります。

　この徳アイコンのWクリック後の反応は、各徳によって違いますので、これ以後の詳しい徳の使用方法については、各徳の項目を参照しておいて下さい。

　徳が得られる行為を実行するときと、徳で得られた「得」を実行する場合の両方でこの徳アイコンのWクリックを行うことになります。

　ちなみに、徳のアイコンをWクリックするマクロも用意されています。
　徳のアイコンをWクリックするマクロは、「InvokeVirtue」というマクロで、「InvokeVirtue」を選択後、さらに、使用したい徳の名前を選択してマクロにすると、そのマクロを使用すれば、それぞれの徳のガンプをWクリックしたときと同じ働きをします。

　徳ガンプの左下にある「ステータス」ボタンを押すと、徳のステータス画面が表示されます。

　徳のステータス画面は、プロフィールのような画面で、以下のようなものです。

　ここで、青いボタンを押すことによって、さらに各徳の詳細ステータス画面が表示されます。

　上の図は、「Sacrifice」（献身）の徳の詳細画面です。

　まず、一番上の青丸、赤丸についての解説です。
　これは、その徳の各段階での達成状態を表します。
　赤丸１０個が全て青丸に変化すれば、その徳のその段階は終了ということになります。
　赤丸１０個が全て青丸になれば、第二段階となり、また赤丸が１０個の状態になります。
　そして、更に赤丸１０個が全て青丸になれば、第三段階となり、また赤丸が１０個の状態になります。
　そして、更に赤丸１０個が全て青丸になれば、第三段階は終了となり、その徳はマスターしたということになります。

　ちなみに、この徳の詳細画面では、その徳が現在どの段階にあるのかは判断できないので、徳ガンプに戻って、その徳アイコンにカーソルを載せたときに表示される徳の段階に応じた称号から判断するしかありません。

　次に、中央部前段についての解説です。
　これは、その徳についての簡単な説明です。

　そして、中央部後段は、その徳の段階での徳のマスター状況が英文で書かれています。
　これは、基本的には、一番上の赤丸・青丸に対応した表示なので、特に気にする必要はありません。
　徳のマスター段階と表示されるメッセージは以下です。

　徳の詳細ページの一番下にある青いボタンは、その徳の説明が書かれた英語公式ページへのリンクボタンになっているので、特に使用する必要はありません。
　使用すれば、Webブラウザが起動して、該当ページが表示されます。

◎徳は現実時間で１週間に１度腐敗します。
　１週間の起算は、自分がそれぞれの徳ポイントを最初に得た曜日が基準になります。
　例えば、日曜日から献身の徳システムをスタートしたならば、日曜日のメンテナンス明けの最初のログイン後に献身の徳システムの徳の腐敗が起こります。
　謙譲の徳システムのスタートが、月曜であるならば、謙譲の徳については月曜日に腐敗するということになります。

◎徳の腐敗は、ログインしていなくても発生するため、何週間もログインしていない場合でも、経過週分の腐敗が発生します。

◎死ぬことでは徳の腐敗は起こりません。

◎徳ガンプは、他のPCの徳ガンプも見ることが可能です。つまり、徳ガンプ上での徳の達成度の称号表示も見ることが可能です。
　ただし、他のPCの各徳のステータス画面までは見ることは出来ません。

◎徳の各段階でつけられるSeeker of [徳の名前] などの称号は、徳ガンプの中だけで見ることが出来るもので、ペーパードール上は変化がありません。

◎まだ導入されていない徳システムが導入され、全ての徳システムが揃うのがいつになるのかは現在のところ未定です。

◎徳システムに、UOの８徳の１つではないけれど、神殿としても存在する「カオス（Chaos）」を含める計画はありません。

◎「背徳」のシステムを導入する予定はありません。

◎徳システムは、全てのプレイヤーに入手の機会を与えるために、「基本的には」何かの特定スキルに頼るようなシステムとはしません。例えば、プレイヤーのHPを回復すれば徳ポイントが入手できるようなシステムとしてしまうと、魔法か、ヒールスキルがない者は徳が入手できないのでそういうものにはしません。

◎ただし、徳システムは、全てが皆のプレイスタイルにあう仕様にはなっていません。生産に関連するシステムが、生産に全く興味がない人がいるにもかかわらず追加されるように、自分のプレイスタイルにあう追加される徳だけを入手するということで十分です。

◎８つの徳を全てマスターするのは凄く難しいものとして導入されています。２つの徳をマスターすることさえ、簡単なものとはならないようなことが想定されています。

◎徳や徳システムは、本来はそのキャラクターが「達成した」というものになるように考えて導入はしていません。徳は日々の行いでそのキャラクターに「現れる」ものになるように考えて導入しています。
　だから、徳の腐敗は早く、それを腐敗させないように維持する、つまり、そのキャラクターにその徳があるということが現れているようにするために、日々徳が得られる行為を継続して行うことが必要になるようにしています。

◎８つの徳の３段階すべてマスターした者には、ペーパードールに「The Virtuous」と表示されます。

◎徳を全て達成したときの徳ガンプは以下のような色になります。

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